kintone(キントーン)の資料・特徴・料金・評判・運営会社

近年では、テクノロジーの進歩に伴って、さまざまな業務システムアプリやサービスが登場しています。これらをうまく活用することで、日々の業務の効率化を図ることができます。今回は、kintone(キントーン)の特徴や料金、実際に導入している会社の従業員の口コミなどをご紹介します。kintone(キントーン)の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

kintone(キントーン)とは

kintone(キントーン)

kintone(キントーン)は、日々の業務やコミュニケーションなど、仕事に関するほぼすべての作業をクラウド上で一括管理するサービスです。

さまざまな業務に対応したアプリが用意されており、必要に応じて追加したり改善したりして、それぞれの仕事に合わせてカスタマイズすることができます。

具体的には、アナログな書類管理から解放されたり、エクセルなしの採用業務で作業効率をアップさせたりといった事例があげられます。

kintone(キントーン)の料金

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kintone(キントーン)の契約や更新は、すべてオンライン上で行われます。ライトコースとスタンダードコース、2つのコースが用意されています。

初期費用

初期費用は無料です。また、30日間の無料お試し期間が設けられており、すべての機能を無料で体感することができます。

月額料金

ライトコースもスタンダードコースも、1ヶ月ごとに更新する月契約と、1年ごとに更新する年契約があります。契約コースの変更をしたい場合は、更新のタイミングで行うことになります。

ライトコースの料金

ライトコースの料金は、1ユーザーにつき月額780円(年額9,170円)です。アプリ数は200個まで、スペース数は100個まで利用可能で、外部サービスとの連携・プラグイン・拡張機能はありません。

スタンダードコースの料金

スタンダードコースの料金は、1ユーザーにつき月額1,500円(年額17,640円)です。アプリ数は1,000個まで、スペース数は500個まで利用可能で、外部サービスとの連携・プラグイン・拡張機能が使えます。

ライトコースもスタンダードコースも共通して、1ユーザー単位での契約が可能ですが、最小でも5ユーザーからの契約となります。

その他の費用

顧客や取引先といった社外の人との情報共有を安全に行うために、ゲストユーザー・ゲストスペースという機能をオプションで追加できます。

ライトコースでは、1ユーザーにつき月額580円(年額6,820円)で、スタンダードコースでは、1ユーザーにつき月額1,200円(年額14,110円)です。

セキュアアクセスのオプション

セキュアアクセスは、外出先や自宅などのモバイル環境でも、安心してkintone(キントーン)を利用するためのオプションです。

1ユーザーにつき月額250円(年額2,940円)であり、モバイルアクセスを利用する人数分だけを契約できます。

標準では、契約ユーザーにつき5GBのディスク容量が利用可能ですが、ディスク増設オプションを追加すると、ディスク容量を10GB単位で増やすことができます。料金は、10GBあたり月額1,000円(年額11,760円)です。

kintone(キントーン)を利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数

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kintone(キントーン)は、さまざまな会社で導入されています。ここでは、従業員数と会社数についてみていきましょう。

従業員の人数

kintone(キントーン)を導入している、主な会社の従業員数をご紹介します。

ソフトバンク・資生堂など大手企業にも導入されている

ソフトバンクは約17,200人、資生堂は約38,000人、日産自動車は単独で約22,000人となっており、このような大手企業でも活用されています。

利用している社数

公式サイトによると、10,000社にも及ぶ企業がkintone(キントーン)を導入しています。

従業員数を紹介した企業に加えて、ANA、朝日新聞、ニッポンレンタカー、転職サービスdodaを手がけるパーソルキャリアなど、名だたる企業があげられています。

kintone(キントーン)の特徴

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ここでは、kintone(キントーン)の特徴やメリットを説明していきます。

資料管理など管理の効率化が可能

アプリやコミュニケーションスペースを、その仕事に必要な数だけ追加することができます。

例えば、採用管理や勤怠管理、交通費申請、資料管理などさまざまな業務に対応しているため、kintone(キントーン)さえあれば他のシステムを用意する必要はありません。

ペーパーレス化に繋がる

追加したアプリを日々の業務で使いながら、あなたの使い勝手に合わせて改善することもできます。また、ほとんどすべての仕事をクラウド上で行うことができるため、プリントアウトした紙の資料を回覧する手間も不要となり、ペーパーレス化にも繋がります。

グラフなどで管理するのでビジュアル化できる

レポート機能やプロセス管理など、生産性を高める機能が豊富に用意されています。レポート機能では、アプリに蓄積しておいたデータを集計して、簡単にグラフを作成することができます。

データがリアルタイムに反映されるため、資料作成や分析の度にまとめ直す手間を減らせます。また、一般的によく使用されるエクセルファイルを読み込むことも可能です。

プロセス管理では、誰が何をしているのか、ワークフローに沿って進捗管理を行います。案件やタスクのステータスが一目瞭然になり、業務を円滑に進めるために役立つでしょう。

コミュニケーションコストがかからない

kintone(キントーン)を使うことで、コミュニケーションがより快適になります。SNSのような利便性と検索性によって、社内はもちろん、社外の人ともスムーズにやり取りができるのです。

データに指示やアドバイスを紐づけできるため、煩わしい引き継ぎ作業を減らせます。また、過去の履歴は検索機能を使えばすぐに見つかりまし、最新情報は通知画面に表示されるので、必要な情報をすぐに取り出せるようになっています。

テーマごとにスレッドを立ててやり取りしたり、複数人で会議のような議論を行ったり、メールや電話の代わりに使ったりなど、いつものコミュニケーションをストレスなく行えるのです。

kintone(キントーン)の口コミ・評判

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実際には、kintone(キントーン)の口コミや評判はどうなのでしょうか。導入企業の従業員が語っているコメントをいくつかご紹介します。

採用に関わる無駄な時間を削減

以前はすべての書類を紙で管理しており、ファイリングしたものの中から必要な書類を探すのに時間がかかっていたが、kintone(キントーン)にデータをアップロードしていつでも検索・出力できるようになったので、無駄な時間を削減できました。

直感的でわかりやすいシステム

また、直感的に操作ができて見た目もシンプルなので、システム開発の経験はなくても書類管理アプリが簡単に作れました。

アルバイトスタッフの雇用契約更新業務に数時間かかっていましたが、数分の作業に短縮されました。今では、kintone(キントーン)なしでは業務が回らない状態です。

同じものを見られることで情報共有が楽に

みんなでデータを共有して、同じものを見られることをメリットに感じています。今はエクセルで管理しているものもアプリにしたら、共有する度に印刷する必要もなくなり、さらに便利になると思います。

採用管理にkintone(キントーン)を活用したことで、大幅なコスト削減になりました。以前は、月に何件応募があったのかさえ把握していない状態でしたが、導入後は採用に関する情報が一元管理されたことで明確になりました。

応募者情報を募集媒体を管理できる

具体的には、応募者情報を募集媒体と合わせてアプリに登録し、面接・採否結果は担当者が引き継いで入力するようにしました。

データが蓄積されていくと、媒体ごとの違いが見えるようになり、効果の少ない媒体への出稿を抑制することでコスト削減に繋がったのです。

kintone(キントーン)の運営会社

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運営会社は、サイボウズ株式会社

kintone(キントーン)の運営を行っているのは、サイボウズ株式会社です。サイボウズ株式会社は、1997年に設立したソフトウェア開発会社で、本社は東京都になります。

東証一部上場企業

創業から9年目には東証一部上場を実現し、現在は世界を視野に入れて、製品開発の国際化とグローバル市場への販売を進めています。サイボウズの社名は、cyber(電脳)とbozu(坊主)に由来しており、「電脳社会の未来を担う者達」という意味が込められているそうです。

サービス開発は、「使いやすさの追求」をモットー

創業以来「使いやすさの追求」をモットーに、従来のグループウェアの概念にとどまらない新しいグループウェアを開発・販売しています。サイボウズのグループウェアは、操作が簡単で価格も手頃であり、確かな信頼と実績を誇ります。

サイボウズ株式会社(Cybozu, Inc.)の会社情報・概要

運営会社サイボウズ株式会社(Cybozu, Inc.)
事業内容グループウェアkintoneの開発、販売、運用
代表取締役代表取締役社長 青野 慶久
資本金613百万円
従業員数586名
会社URLhttps://cybozu.co.jp

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