副業で2ヶ月間で100案件以上をランサーズで運用してみて分かったメリット・デメリット

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クラウドソーシングサービスが成長してきて、これまでパソコンを使いこなしてなかった人もクラウドで仕事をするようになりました。仕事という形ではなくても、ココナラなどの様に気軽に「ちょっと知恵を共有してお金をもらう」というシステムや文化が浸透してきた事や、キュレーションメディアでライター経験をする人の増加によって、さらにクラウドソーシングサービスに触れる機会が増えています。

特にランサーズクラウドワークスを使っていて、今回は2ヶ月間で100案件以上をランサーズで運用してみて、ランサーズにいる人のコミュニケーション能力やスキル、どういう趣向を持っているのかなどなどご紹介していきたいと思います。

クラウドソーシングサービスで案件を受注したい人、これから発注しようとしているけどどこのサービスを使っていけばいいのかわからない、どういう人がいるのかと考えている方は是非参考にしてみてください。

ランサーズとは

ランサーズ

ランサーズは日本初のクラウドソーシングサービスとして、2008年にサービスを開始し、仕事を依頼したい企業と仕事を受けたい個人をオンライン上でマッチングする日本最大級のクラウドソーシングサービスになっています。

依頼総額では、896億円となっており多種多様な仕事が受発注されています。仕事を依頼したい企業だけではなく、個人対個人の仕事のやり取りも可能です。

クラウドソーシングのメリット

人手が「人手が足りていない」、「安くアウトソースして、作業時間を確保したい」などといった個人や小さいビジネスオーナーや、企業がアウトソーシングをする際に抱える「予算が限られているので外注コストを抑えたい」「納期が短く依頼できる外注先がない」「人を介してのやりとりだと納品物の品質が心配」といった問題を、企業と実績・スキルのある個人を直接つなぐことで解消できるというのがメリットです。

クラウドソーシングでの仕事

クラウドソーシングというサービスの性質上、Webに関連する仕事との親和性が高いため、Webシステム開発やホームページ製作などのWebデザイン、アプリ開発などのWeb系の仕事が多い。

その他はWeb系の仕事のみならず、ロゴ作成や名刺・チラシデザインなどのデザインの仕事、イラスト作成、英文翻訳、動画制作・写真撮影など、多様なスキルに応じた様々な仕事がクラウドソーシング上で依頼されています。

また、専門的なスキルの必要な仕事以外にも、アンケートやレビュー・体験談などの簡単な記事作成からブログ記事の執筆、データ入力などのタスク作業まで、専門的なスキルがない方でも仕事を受けられるような仕事も幅広く依頼されています。

副業として仕事を受託する方も増えています。

ランサーズのメリット

ランサーズ

筆者が考えているランサーズのメリットは主に3点あります。クラウドソーシングで他で有名なクラウドワークスと比較して考えている事をご紹介します。人によってはクラウドワークスの方が使いやすかったり、ホームページ製作やシステム開発などの案件ごとに応じてクラウドワークスの方が良いというポイントもあるかと思いますので、是非使ってみてください。

1. ランサーズの仕事の発注画面の見やすさ

ランサーズはタスクやプロジェクトの発注画面が非常に見やすく、非常に発注者の使い方を考えられたUIになっています。最初にカテゴリー選択をスムーズに行い、その下にタスク形式なのかプロジェクト形式なのかを選択できます。

タスク形式を簡単にいうと「複数人に同じ仕事を依頼する場合に利用」、プロジェクト形式は、「一つの仕事を複数のランサーから提案を受けて一人に仕事を依頼する時に利用」というわけ方です。

2. メッセージのやり取りなど気軽に出来る

仕事の受発注をする際にメッセージでのやり取りは避けられません。メッセージが気軽に送ることができなければ、数百件という案件を同時並行でさばいていくときに、仕事の手間が余計に増えてしまいます。

仕事の手間を省くためにクラウドソーシングを使ってアウトソースしようとしているので、メッセージや通話がしやすいUIだというのは発注者側にとっては非常に嬉しいです。

マネジメントコストがバカにならないので、少しでもシンプルなのは発注者の事を考えて作られているなと参考になりました。

3. タスク作業などの細かい仕事を受注してくれるランサーが豊富

ランサーズ

こちらが筆者が発注してきたデータですが、大半が簡単にできるタスクです。筆者はエンジニアですが開発と平行しつつ細かい作業をするのは無駄が多いです。自分のやるべき仕事に集中できるのでアウトソースすることは避けられません。

自分しかできない作業に集中できる

副業をやっていると、本業があるので、データ入力などの細かい仕事をいかに早く捌いて、時間を残すかが重要になります。

サイトを運営していてもデータ入力してもらってそれをコンテンツにしているという人も少なくないと思います。クラウドワークスよりはランサーズの方がそういったタスクを捌いてくれる人が多い印象があります。

しかし、クラウドワークスはタスク形式の仕事の手数料が0円となっているので、お金の面だけを見るとランサーズよりクラウドワークスの方がお得です。

ここに関しては個人的にはランサーズの方が細かいタスクを捌くにしても使い勝手が良いなと感じています。

ランサーズのシステム手数料

コンペで10,000円の依頼の場合・・・依頼金額10,000円 – 利用手数料2,000円 = ランサー報酬8,000円

コンペで150,000円の依頼の場合・・・依頼金額150,000円 – 利用手数料25,000円 = ランサー報酬125,000円

プロジェクトで40万円の計画の場合・・・依頼金額400,000円 – 利用手数料40,000円 = ランサー報酬360,000円

プロジェクトで100万円の計画の場合・・・依頼金額1,000,000円 – 利用手数料70,000円 = ランサー報酬930,000円

依頼金額 20万円超部分 10〜20万円部分 10万円以下部分
利用手数料 5% 10% 20%

クラウドワークスのシステム手数料

依頼金額 20万円超部分 10〜20万円部分 10万円以下部分 タスク形式
利用手数料 5% 10% 20% 無料

 確かにクラウドワークスのタスク形式の仕事の場合にシステム手数料が無料なのはクラウドワークスのメリットなのですが、発注画面やメッセージ送信画面、支払いの進捗などのフローについてのUIが使いづらいです。ここのコストを考えるよりも、UIが使いにくいことによるマネジメントコストをトータルで考えて筆者はランサーズを使っていました。

ランサーズの公式サイトをみる

ランサーズのデメリット

ランサーズ・クラウドワークスココナラなどクラウドで仕事をするというサービスに共通するポイントかもしれませんが、ランサーズのデメリットを2つ程挙げておきます。

クラウドソーシングで活動している人であまり稼げていないという方はこちらにその理由についても挙げていますので、そちらもあわせてどうぞ。

1. 常識がない人が多すぎる

タスク形式など簡単に行える仕事をしている人が多いというのが原因かもれませんが、メッセージなどでやり取りする際や質問をする際の言葉遣いや相手への気遣いというところで常識がないと感じる人が多いです。

社会人であればそういう言葉使いや、発注者側に対してそういう態度は取らないよねというところを平気でやってきます。

筆者は元々Webの製作会社で受託開発をしていて、クライアントに対して丁寧にサポートしてきたつもりで、1つのクライアントから紹介で案件を貰っていたという経緯があったので、「仕事を受けたいと思っている側」なのにもかかわらず横柄な態度を取っているランサーが多いことは常識的なスキルを身につけて貰う必要があるのかなと思いますね。

2. スキルが低い人を見分けるのが面倒

仕事の内容によるかもしれませんが、たまたまそういう人に当たっている可能性もありますが、仕事のスキルが低いという方をどのように見分けるかが面倒だということです。

これは他のクラウドソーシングサービスもそうなのでなんとも言えませんが、ここはクラウドソーシングサービスが成長するにつれて「スキルの明確化」は課題になるはずです。

すでにここを懸念してスキルチェックなども行っているようですが、スキルチェックしなくても提案できますし、提案を受けることができます。発注者としては多くの人に提案してもらってそこから選択したいのですが、優秀な人だとどんどん価格が上がっています。

なので、「スキルはちょっと低いけどこのくらいなら発注しても大丈夫かな?」という事前の調整が必要になります。しかし、メッセージで毎回この案件に関わる実績を教えてくださいと送るのが面倒ですし、多くの人数になってくるとリソースが無駄になります。

提案を受けた段階からランサーのスキルをもっと明確にわかるような仕組みやUIが必要になってきているのではないかと思いますね。

3. タスクの進捗はわかるが、タスク自体をまとめるのにマネジメントコストがかかる

フリーランス

タスクの進捗管理などができるのは素晴らしい機能なのですが、膨大なタスクを依頼した後にそのタスクの結果をまとめるのにまた時間やリソースがかかります

なので、タスクのところに、備考のような形でこちらで作ったタスク管理ツールに仕事を直接納品してくれるようなUIが必要だと考えています。多くの事業者がGoogleスプレッドシートなどで管理していると思いますが、スプレッドシートのURLを記載できるような場所が必要になります。ぜひランサーズの方にはご検討いただきたいです。

このまとめる作業自体もアウトソースすることもできますが、そこをアウトソースしてしまうと全体の品質管理に関わるのでできない場合もあるのでそこがデメリットかなと思います。

さいごに:ランサーズは社会の縮図である

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ランサーズについて色々書かせていただきましたが、ランサーズは社会の縮図だと感じました。

サラリーマンで仕事をしていても昇進に興味がある人もいればない人もいます。新しいスキルや技術を磨いて違う人をしていきたい人もいれば、そうでない人もいます。誰にでも出来る仕事をして定時退社をして自由な時間を取りたい人もいれば、夜遅くまで働いても自分の将来のためになるならそれも厭わないという方もいます。

そういう社会に出て仕事をしていて感じることを全くそのままランサーズで仕事を発注していると感じます。当たり前だと言えばそうなのですが、リアルでもネット上でもそこまで大差がなかったのです。

ネットで仕事をやるくらい能動的でアクティブな人なら、少々複雑な仕事でもウェルカムな気持ちで仕事に取り組んでいる人ばかりではないというのは新しい発見でした。

30円の仕事と1000円の仕事どっちをとるか?

疑問に思った筆者は仕事を依頼しつつ、人がどのような価値観で仕事をするのか気になったので30円の簡単なタスクと、1000円の少々複雑だけど受動的にこなせる仕事を依頼してみました。すると面白い返答が返ってきたので、抜粋してご紹介します。

発注の説明文を誤解して受け取っていたランサーが案件の入札後に最初に送ってきたメッセージ

「私はそのような複雑な仕事をしたいわけではありません。たんたんと作業をこなすのが好きなのでそういう仕事をしています。なので、今回のお仕事は辞退させていただきます。」

筆者の私は驚きました。30円の仕事を33回こなしてやっと990円になり、時間としても1000円の仕事よりも5倍程度かかります。

1000円の仕事であれば、多少負荷があるかもしれませんが、動画を見てその動画の感想を貰うというものなのでそこまで負荷が高くありません。しかも40分程度動画を見てレビューするだけなので、時給に換算すると1000円以上の価値はあります。

それでも30円の仕事を取りたがる人がいるというのは大きな驚きでした。
少し負荷はあるけど高くて時間が早い仕事を選択しないということは、現状にとどまりつつも淡々と仕事をしていくというのがその人の求める働き方だったのです。

筆者はお金が高くて、時間が早いものを積み重ねていかなければ稼げるようにならないと考えていたので、クラウドソーシングの新しい働き方や、仕事に対する価値観の違いという点で非常に勉強になりました。

ランサーズに限らず、「クラウドソーシングの中で単価を上げていくにはどうすればいいのか?」と考えている人もいる中で、皆が「給料を増やしたい」「昇進したい」といった思いで働いているわけではないというのも改めて価値観の違いについて考えさせられました。

まとめ:クラウドソーシングをお勧めするケース

下記のような場合に、クラウドソーシングを使ってみることをおすすめします。
筆者はランサーズがお勧めですが、ご自身の案件によって使い分けてみると良いでしょう。

・人手が足りていない
・安くアウトソースして、作業時間を確保したい
・予算が限られているので外注コストを抑えたい
・納期が短く依頼できる外注先がない
・人を介してのやりとりだと納品物の品質が心配

ぜひ、ランサーズクラウドワークスココナラなどのクラウドソーシングをうまく使いこなして、本業や副業に生かしてみてください。

起業や副業の際に生かしたい、デザインやプログラミングのスキルをオンライン・オフラインで身につけることができるサービスを料金やサービスごとに比較してみました。起業や副業に興味がある方はぜひこちらも合わせてどうぞ。

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