ゆとり世代の転職活動。27歳女性が茨城県で教師として就職して、東京で事務職に転職した話

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大学や専門学校に通うために東京に上京して、就職活動時期になり「Uターン」で地元の企業に就職する人は少なくないのではないでしょうか。地元の方が友人や実家に戻れば家賃などの固定費がかかりません。最悪自分で使った分の水道光熱費と食費を家に入れるという人もいます。

しかし、地元に就職して安定を手に入れたからといってそれで将来が幸せになるとは限りません。幸せの定義は人それぞれだが、仕事のやりがいや給料といった面において、「東京よりも地方では長期的に不安な面が多い」と考えない人はいないのではないでしょうか。

地方で自由に働くという記事も多く見かけるようになりましたが、どれも煽っているだけでリアルな生活が伝わらずに、自由さだけを求めてしまって結局失敗している人もいます。

今回は女子体育大学に入学し、中学、高校の教師の資格を取って地元に帰って4年間働いた末に東京に再度上京し、IT企業で事務職を務めている女性にインタビューさせていただきましたのでそちらをご紹介します。

Uターンで地方に就職したはいいものの将来的に不安で悩んでいる方の一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

Uターンで就職した後の流れ

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インタビューをさせていただいた女性のこれまでの流れをご紹介。

・27歳 女性
・佐藤 千秋 (仮名)
・中学高校とスポーツ推薦で、大学もスポーツ推薦で日本女子体育大学へ
・4年間+1年間さらに短大に編入して小学校の教員免許取得
・就職は地元茨城県に帰るも、職場を転々と
・小学校の教員になり、3年間勤務
・小学校を退職し、東京のIT企業の事務職に転職

スポーツ推薦で進むことの代償

— 中学高校大学とスポーツ推薦で進んでいたということですが、教師になってどうでしたか?

佐藤さん: まず、スポーツ推薦で進んできたことによってあまり勉強をしませんでした。中学時代からテニスをやっていてスポーツ選抜に選ばれて様々な県に遠征や合宿を行っていましたし、高校も推薦で入って一応エスカレーター式に大学に入れる高校でしたが、スポーツ推薦で入ったのに一般コースになってしまって勉強で苦労しました。

そのあと教師になると決めて日本女子体育大学に入学して普通に大学生活を過ごして、そのまま教師になったのですが、教師は想像以上に大変でした。

土日も時間が足りなくて、出勤していましたし、平日も基本的に24時ぐらいまでは働いていました。なので学校近くに住んだり、色々と時間を費やしていました

子供が好きでしたので、言うことを聞かない子供たちもいましたが、それはそこまで苦には思いませんでした。ただ、3年間ずっとプライベートもほとんどなしで仕事に取り組んできて、学校と家を往復するような生活、睡眠時間は1日4時間程度になっていて、正直これを継続していくのは難しいと考えるようになりました。

— なるほど、教師というのは過酷だと聞いていましたがそれ程だとだとは思いませんでした。

佐藤さん:両親が教師なので同じように教師として長く働いて行こうと考えていましたが、あまりにも時間がとれず、忙しい学校だったというのもあるかもしれませんが続けるのは困難でした。両親は堅い考え方の人だったので、納得させるのに苦労しましたが、最終的には「私の人生だから私が決める」ということで許してくれました。

Uターンで就職から転職で東京へ

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Uターンで就職したら地元でずっと生活していく人が多いかと思います。地元の方が友達も残っていると思いますし、実家もあったり精神的にも経済的にも安定します。そういう中で彼女はどういった経緯で転職しようと考え、実際行動に移せたのでしょうか。

— 再び転職活動をしようとしたのはなぜですか?

佐藤さん:教師を辞める段階よりも半年前くらいからもう一度東京に出ようと考えていました。東京に土日いくのにも片道2時間くらいかけてたまのプライベートでの時間を過ごしたりしていましたが、それくらい時間がかかるならいっそもう一度東京に住んで働きたいと考えるようになりました。

東京の方がチャンスも多いですし、地元でも過ごせないことはありませんでしたが「安定しているけど何も面白くない生活」を過ごすのであれば東京で何かを考えて実行していきたいと考えたからです。

— 地方からの転職活動で難しいと感じた点はありましたか?

佐藤さん:毎回東京の企業を受けるのに2時間程度かけて都内にきていましたのでそれは辛かったです。ただ、東京の企業を受けてその企業のキラキラ感にすごく感動したんです。ちょっとバカっぽいですが(笑) 。でも働くのであればしっかり働きたいですし、ハリのある生活をするのであればそういう感性でわくわくするのも大切だと思います。

「安定した生活」はある程度であれば努力しなくても手に入れられます。しかしそれでは意味があまりないことがわかりました。帰ってYoutubeを見るだけの生活でした。東京の企業の面接で感じたキラキラ感があったので、難しいというより楽しみが大きかったです。落ちてしまったところもありますし、教師時代から給料が上がったわけではありませんが今は非常に楽しいですね。

転職サイトなどどのように実際に行動したのか

いざ転職したいと思って転職を検索しても具体的にどのような行動をとっていいのか経験してみないと分からない事も多くあります。自分のスキルでどういう企業に転職できるのか不安な方も多いのではないでしょうか。佐藤さんが実際にどのような行動をして転職につなげていったのか細かく聞いてみました。

— 転職サイトや転職エージェントはどのように選択しましたか?

佐藤さん:私はインターネットはYoutubeくらいしか使わなかったので全然わかりませんでした。なのでリクナビネクストやマイナビ転職などの有名な転職サイトにまず登録して、東京で検索をかけて事務職だけどある程度未経験でもできそうな職を検索しました。
リクナビネクストやマイナビ転職であれば、大手なので求人数も多いですし、私のように未経験でも挑戦できるような職が多いと考えていましたし、実際検索してみると自分の思った以上に面接を受けてくれる企業があって驚きました。教師からなのでIT企業に転職ということで不安も結構大きかったですが、大事なのはだめだと思ってもまずは行動してみることだと思います。

転職サイト・転職エージェントについてはこちらでもご紹介しているので、こちらも合わせてどうぞ。

— IT企業に転職して3ヶ月が経過したようですが今の仕事はどうですか?

佐藤さん:仕事自体はこれまでパソコンでの仕事をがっつりやっていたわけではなく資料作成程度だったので慣れないことも多いですが、怒られながらも優しくしてくれるので人に恵まれています。仕事自体にどんどん慣れていって早くできるようになりたいですね。周りとの人間関係もうまくいっていて、合コンなどにも誘われるようなりましたが、周りがキラキラしすぎて自分が引き立て役になってしまいそうなので中々いけないですが(笑)。

合コンなどにも誘われるようになって、仕事としても社長などからも目をかけていただけるようになってきたので本当に東京に出てきて良かったなぁと思います。あのまま地元に残っていたら、また学校と家の往復だけで中々プライベートもありませんでしたから。

今は土日も休みですし、月末月初など忙しい時期はありますが、普通に帰れていますし地方に住むよりも楽なことが多くなりました。東京だと色々な人にも会えますし、出会いも多くなるのでそういう意味でも楽しみですね。まだ東京にきて3ヶ月ですが、早くなれて楽しく過ごしたいです。

まとめ:地方からの転職は行動力次第

地方からの転職して上京するのが怖い・不安だという方も多いという中で、行動によって変えていった佐藤さんは素晴らしいですね。しかも自分が経験したことがないIT業界の事務職ということで慣れないことも沢山あるよう。

しかし、一回仕事に慣れてしまえば後はキャリアアップをどうしていけばいいのかを考えるだけです。難しいように見えても行動を積み重ねて少しずつ改善していくことでしっかり結果をだしていけば必ず転職できるということがわかりました。

・転職サイトや転職エージェントを使いこなし、条件を考えて自分にあったものを見つける
・転職できるのは行動した人だけなので、スキルがなくても行動する
・軌道修正が効くのは若ければ若いほど良い

Uターンでの就職で農業をやっていた人が再度東京での転職に成功して、エンジニアになったという方の話も合わせてどうぞ。

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Rplay転職チーム

Rplayの転職・フリーランスに関する情報をお伝えするアカウントです。中の人は上場企業でエンジニアをしつつ事業主をしています。エンジニアの転職やフリーランス、事業構築などの記事を書いていきます。

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