社会人になって分かった、就活で内定をもらうための業界・企業研究で大切なポイントまとめ

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学生時代に、いざ業界・企業研究をしようと思い検索したら驚くほど参考にならなかった。そこで、自分なりに試行錯誤しながら就活生が本当に使える面接準備についてまとめようと決め、今これを書いている。

就活って何かと「○○対策」というバズワードを使うので嘘っぽい。結果多くの人がテンプレのように同じことを喋るから面接官も疲弊するし、学生も選考が通らないという負のサイクルが生まれているように感じる。

最適な就活の進め方は、自分が興味を持った点をとことん掘り下げていく手法だと身を持って実感してきた。
好きな会社や職種について調べていった結果、詳しくなり選考にも通過する。好きに勝るものはない。

本記事では、企業研究・業界研究・職種研究を一連の流れでできるようまとめてある。
初めて実践すると恐らく2時間ほどかかるが、慣れてくると30分程度でできる内容である。本屋の就活コーナーに行き、分厚い本を2000円出して買うより、まずはこの記事を読んでいただき、試してもらえれば大変うれしく思う。

Ⅰ.企業研究編

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①何をやっている会社か知る

まずは会社HPやナビサイトを見て会社について把握する。
会社概要・サービス内容・事業紹介のページを見ると全体像を把握しやすい。

より詳しく調べるには、以下のような調べ方がある。
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参照:企業情報を調べる方法 立命大学図書館

その他にも、
「国内企業の財務内容を調べるには」参考:国立国会図書館
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/post-207.php
なども利用しやすい。

特に非上場企業は情報が少ないので、説明会参加前や、選考初期段階であれば、時間をかけ過ぎず全体像を把握する程度で問題ない。投資系の情報をリサーチしておくなども有効な手法だ。

②どこで利益を出しているか知る

会社の事業モデルを知ることは、ナビサイトなどに載っている誇張した情報に惑わされないためにも、非常に重要である。

例えば、ホームページが洗練されて、世の中を変えるチャレンジをしていますとキャッチフレーズなんかを見ると、「この会社は凄い!」と思いがちではないだろうか。

ところが、実際は誇大表現すぎて、やっていることは普通の下請けというケースなんてザラにある。

もちろん、下請けが悪いとかいう話がしたい訳ではなく、入社してから「思ってたのと違い過ぎる!」というミスマッチをなくすためにも、事前にリサーチしておくことを強くオススメする。

利益の出し方には11のパターンがあり、その基本の型をある程度把握した上で、それがどのパターンに当てはまるかを考えるようにすると進めやすくなる。例えば、以下を参考にしてみてほしい。

ビジネスモデル、11のパターンを身につけよ -無数にあるビジネスモデルにも基本の型がある
http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20120723/234764/?rt=nocnt

・どんな強みや特徴を持っているかを洗い出す
・HPのデザイン性に惑わされない

③どの市場に属するか調べる

次に重要となるのが、会社の事業がどの市場に属するのかを理解すること。
新卒採用をしている会社であれば、企業のナビサイトのカテゴリやメニュータグ付近に業界が記載されているので、最初はそこを参考にすると良い。

慣れてくると事業を見た瞬間にどこの業界に属するか分かるようになるので、最初だけ丁寧に調べるようにしよう。

これらについて分かりやすくまとまっているサイト群をまとめておく。

・事業を把握し、その事業はどこの業界や市場に属するものか思考する
・リクナビやマイナビなどの採用情報ページにカテゴリで業界分けをしてあるので、最初はそこを参考にしながら特定をする

Ⅱ.業界研究編

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④業界について調べる

ナビサイトなどの業界研究コーナーを見て、業界全体の動気を把握しよう。この辺りは、web上に腐るほどあるので、検索をしまくります。

他にも、最新のニュース記事などを見ると、今後の業界展望が記載されていたりするのでGoogleアラートに気になる業界名を登録しておき、自動で最新ニュースをキャッチアップできるようにしておくと便利だ。

また、市場規模はどの程度なのか金額で把握しておくと、自分が受ける会社が市場においてどの程度のシェアを持っているかも分かり、これからの展開が予測しやすくなる。

下記にいくつか参考になりそうなサイトを貼っておくので活用いただければ幸いである。

★業界研究についてまとまっているサイト群
①就職ジャーナル -いつかのための業界研究サイト:http://journal.rikunabi.com/trend/
②業界研究大図鑑:https://job.mynavi.jp/conts/2017/zukan/

★ここまで作業をした後に自分にこの質問をしてみてほしい
作業を進めながらこちらについての自分の解答をまとめておくと尚良いだろう。面接やエントリーシートにもすぐに対応できるようになる。

Q.なぜこの業界を志望するのか
Q.自分のこんな能力がこの業界に役立ちそうだ
Q.志望業界の現状と将来性はどうだろう

⑤同業他社について調べる

業界内でどのようなプレイヤーがいるか調べよう。
例えば、製品を買いたい・利用したいユーザーはどんな人であろうと想像してみる。
次に彼らの気持ちを想像し、そのユーザーが検索するであろうキーワードをWebで検索すると、同業他社のサービス紹介ページが多数出てくる。
これを見て、自分が受ける企業と、どこが違うのか比較してみる。
この作業により、業界の全体構造が初めて具体的に見えてくる。

自分の本命の企業を受ける前に、他社競合の説明会に行き、具体的に違いを質問してみるなどの戦略的な進め方も考えてみるとよいと思う。

⑥今後どのような事業展開をしていくか予測する

あまりに先を想像するのは難しいので、今から2年間でこの会社はどのような戦略で、事業展開をしていくべきか考えてみてほしい。

これには、投資家や経営者の目線が必要となる。
このレベルで思考ができるようになると、ビジネス全体を鳥の目で捉え戦略を練れるようになる。

この予測を会社説明会の質問コーナーや、面接のタイミングで自分の仮説と共にぶつけてみれば他の学生から大きく抜きん出ることができるだろう。

その後、その戦略の中で自分が何に挑戦していきたいかを考えておく。
この作業により、より具体的なキャリアイメージがわいてくる。

★抑えておくべきポイント
・同業他社と比べた時の強み、弱み、違い、特徴を整理する
・企業の現状と課題、将来性を把握する
・入社後に挑戦したいこと、自分の長所などとの接点

⑦どんな仕事が発生するか想像する

実際に会社の中でどんな仕事があるのかを想像し、書き出してみる作業だ。想像したあとには、採用ページを見て足りない仕事がないか見比べてみよう。

その際、新卒採用ページのみではなく中途ページも見ることを推奨する。

この作業をすることにより、新しいビジネスを考えるときに必要なパーツが明確に見えてくるので、非常にロジカルに既望職種を話せるようになる。
慣れてくると、会社が今欲する人材・事業状態・キャリアパスが容易に見えてくるはずだ。

Ⅲ. 職種研究編

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⑧実際に仕事をしている自分を想像してみる

自分が実際にどの職種・ポジションで活躍できそうか、その仕事をしている自分は楽しいのか、その先にどんなキャリアパスがあるか目を閉じて想像してみてほしい。

よくあるケースで、コンサルタントという響きの良い言葉を使っているが、実際にやることは一日300件の架電だったりする。ここの部分を事前に想定しておくことで、説明会当日に、リアルの場でしか聞けない質の高い情報収集が出来るようになる。

★抑えておくべきポイント ※下記3つが明確に重なるものが天職であると筆者は考えている。
・職種の仕事内容の理解
・なぜその仕事に就きたいのか
・自分の能力や長所を活かせるか

Ⅳ.意識しておくと役立つこと

⑨分からないことは徹底的にメモしておく

分からないことや、現時点の自分に不足している力などがあれば、そこも認識しておくことで面接での掘り下げた質問にも対応できるようになる。

⑩選考の際は、人事とのリレーションを築いておくこと

あなたが面接を受けている会社は、将来あなたのお客さんになる可能性も高いと自覚しておくこと

ましてや、同じ業界であれば、将来的に何かしらの関わりを持つことは十二分に考えられる。
仮にその会社に入るにせよ入らないにせよ、次会ったときにポジティブな関係でいられるよう、リレーションを築いておくことが、後に自分の資産になる。

⑪無事内定をもらったら

ここまでのフローを、1つの説明会に行く前に習慣化すれば、高い確率で志望企業から内定を取得できるかと思う。これを続けていた筆者も、就職氷河期において、ほとんどESでも面接でも落ちることはなかった。

また、無事内定を貰った後は、徹底的に競合他社も見ておくことをオススメする
通常入社するとまずは、「業界・競合・自社製品について知りなさい」という、会社内での基礎知識を蓄える期間に、半年ほど費やすことが多い。

他社競合を見ることで、比較しやすくなるし、会社でも知識量が広く、知見も深いというブランドを築き上げることができ、同期よりも一歩も二歩も先んでることができる。

【まとめ】企業・業界・職種研究の流れ

①会社について、HP、ナビサイト、口コミサイトを利用し、何をしているか把握
②どの市場に属するか調べる
③業界について調べて、競合他社のサービスと比較する
④どんな仕事があるのか、具体的な仕事内容について調べる
⑤できること・したいこと・求められていることが重なるかチェック
⑥分からないことは、質問にまとめておく

最後に

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ここまでつらつらとこうすべきと学んできたことを書いてきたが、総括して言いたいことは以下の2つである。

・投資家や経営者のように分析・仮説を立て、説明会や面接で検証するサイクルを高速で回す
・選考のときは、自分という商品が役に立つ買いものであることを営業マン目線で提案しよう

これから就活を行っていく人の助けにこの記事がなれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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