「自社でも雇用を増やしたいから、求人サイトに求人情報を流したい」そう考えている企業の方は多いのではないでしょうか。しかし、どの求人サイトで情報を流せば、多くの人がその情報を見てくれるのか。人が集まるのか。実際に掲載してみないとわからないと思います。そこで今回は、バイトネットという求人サイトをご紹介します。バイトネットとは一体、どういう求人サイトなのか。特徴や運営企業などを含めながら説明します。
このページの目次
バイトネットの特徴について
バイトネットの特徴は大きく分けて3つあります。
学校側から学生に求人情報の告知ができること
1つ目は、学校側から学生に求人情報の告知ができることです。バイトネットは、学校側が定めた利用規約に従って許可された求人情報のみ掲載されます。その為、学校側は安心して学生に情報を公開することができます。
特にここで掲示される情報は、学校の学生課や厚生課、就職課の所管になります。各学校のホームページにある在校生メニューにもアルバイトコンテンツとしてリンクされます。
また、定期的に行われている学校での紹介や新入生向けのガイダンスでの紹介、学生課などの担当窓口での紹介学校ホームページでの紹介やリンク学内掲示板でのポスター掲示メールでの広報なども行います。企業側にとってはより身近に学生の元へ情報を流すことができます。
加盟校の学生のみが見ることのできるサイトが利用できる
2つ目は、加盟校の学生のみが見ることのできるサイトが利用できるという点です。それぞれの学校ごとに「アルバイト紹介システム」のホームページを開設し、学校ごとにアルバイト情報を配信することができます。もちろんアルバイト情報を学生が見る際には、学校側が用意した在学生用のメールアドレスやパスワードの登録が必要になります。
その為、加盟校以外の学生が求人情報を見ることはできません。専門学校生など、職種に応じて学生を集めたい企業の方にはおススメです。
エリア内の学校に一斉配信や学校指定をすることができる
3つ目は、エリア内の学校に一斉配信や学校指定をすることができる点です。こちらも先程説明した内容と似ている点がありますが、バイトネットでは、加盟校ごとのアルバイト紹介システムをネットワーク化しています。
その為、同エリアの全学校へ一括求人を行うことができます。また、職種に応じて学校を選択して掲載することができるので、専門学校生や地元の学生を中心に求人を行いたいという企業の方はおススメです。
バイトネットの掲載料金について
バイトネットの掲載料金は、掲載期間によって異なります。さらにプランによっても料金は変動します。支払い方法は固定となります。掲載期間は、1か月・3か月・6か月・12か月。プランは、プレミアムプラン・スペシャルプラン・ベーシックプランに分かれます。
掲載期間とプラン別の掲載料金
掲載期間とプラン別の掲載料金(左から1・3・6・12か月の順番)は、プレミアムプランで6万円・12万円・18万円・24万円。スペシャルプランは、4万円・8万円・12万円・16万円。ベーシックプランは、2万円・4万円・6万円・8万円です。追加プランは、プレミアムが6万円、スペシャルが4万円、ベーシックが2万円となっています。
プランの違いは、仕様によって異なります。プレミアムプランは、求人情報に掲載できる写真が最大6枚。バイトネットでの検索が高くなります。
職種、勤務地変更も3ヶ月で2回、6ヶ月で5回、年間(12か月)で11回まで可能となります。スペシャルプランでは、掲載できる写真が6枚に対して、検索されるのがプレミアムプランよりも低くなり、職種、勤務地変更もできません。ベーシックプランも、写真は1枚のみとなり、検索もスペシャルプランよりもさらに低くなります。職種、勤務地変更も不可となっています。
バイトネットの掲載方法
バイトネットの掲載方法は、各加盟学校の規定に沿って行います。バイトネットに企業登録をすると、審査を行うことができます。
学校規定の審査
まず、学校規定の審査を行います。審査を行う際、会社案内、営業案内、会社パンフレットなどの証明書類があります。審査がされると、正式登録完了され、基本プラン購入の申込と振込を行います。振込後、求人原稿の作成を行い、求人掲載が開始されます。
これが主な掲載までの流れになっています。通常の求人サイトと異なり、制限された求人掲載になる一方で、特定した学校・学生を採用することができるのがバイトネットの大きな特徴です。
バイトネットの口コミ・評判について
特定した学校の生徒を雇いたいなど企業側の意見も反映しやすい
バイトネットを利用されている企業の方々の評価は高いようです。四年制大学から短期大学、専門学校など幅広い学校がバイトネットの加盟校になっているので、専門分野の学生を雇い企業にとっては人材を見つけやすいそうです。審査も学校によって異なるようですが、特定した学校の生徒を雇いたいなど企業側の意見も反映しやすいということです。
通常の求人サイトよりも審査が厳しい
しかしその一方で、デメリットもあるようです。一般の求人サイトと比べて学校の学生課や厚生課、就職課の所管となる為、通常の求人サイトよりも審査が厳しいそうです。掲載できないアルバイトも多いようで、登録制の仕事や在宅勤務、現場作業、深夜勤務などを行っている企業の方は、他の求人サイトで掲載をすることをおススメするという口コミもありました。
バイトネットの運営企業について
バイトネットの運営企業は、株式会社ナジック・アイ・サポートです。ナジック・アイ・サポートは、東急不動産ホールディングスグループのグループ会社となっています。
事業内容は、主に学校別公認アルバイト情報Webサイト「学生アルバイト情報ネットワーク」の運営や有給インターンシップ「ワークプレイスメント」の運営など、学生支援を中心に展開している会社です。
本社は、京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町735番地です。他にも東京・名古屋・大阪・福岡にもオフィスがあり、全国で事業を拡大しています。資本金は、2,000万円です。従業員は620 名です。代表取締役は、長町基志氏です。
バイトネットの英検アルバイトについて
学生関連のアルバイトも募集
バイトネットは、学校公認のアルバイト紹介ウェブサイトなので、学生関連のアルバイトも募集していることがあります。その中で英検などの試験監督を行うアルバイトの募集が多く、公益財団法人日本英語検定協会が主催する試験の求人情報がバイトネットで掲載されています。
仕事内容
仕事内容は、講師やインストラクター、試験監督です。試験は全国各地で開催され、会場も全国各地の大学などを利用して行います。その為、近くにお住まいの学生が気軽に応募することができます。土日開催が多く、給与も日給制で5,000円~10,000円と高収入となっています。また、給与は現金手渡しが多いので、面倒な口座登録が必要ないのが特徴です。
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