カオナビは社員のスキルや評価を一元管理できるだけでなく、社員のプロフィールを入力することでその人の性格や特技なども知ることができます。このような点が他の人材マネジメントアプリケーションよりもカオナビが優れている点と言えるでしょう。そこでこの記事では、これから人材マネジメントアプリケーションを導入しようと思っている企業や人事担当者に向けて、カオナビの特徴などを紹介します。
このページの目次
カオナビとは
カオナビは社員のスキルや評価履歴に加え、性格などといったプロフィールも一元管理することができます。そのため、会社が知らなかった社員のスキルを知ることが可能です。
したがってカオナビを使えば社内の様々な課題を解決するきっかけを作る人材を見つけられる可能性も高くなります。
会社に貢献できる人材を発掘したり、適切な評価をしたりするためには、人事部で管理している名前や所属部署などの基本的な情報に加え、今までの評価や業務の履歴に加え、その人の性格のモチベーションなどといった情報も必要でしょう。
カオナビではこれらを一元管理できるので、人材の評価にも便利です。
カオナビの料金
カオナビを導入する場合、どれだけの費用がかかるのでしょうか。
月額料金
カオナビの月額料金は企業の規模や利用するサービスの内容によって異なり、3つのプランが用意されています。詳細な料金体系についてはお問い合わせしてから個社ごとに対応されているようですので人事・採用担当者の方はぜひお問い合わせしてみてください。
より人材をベストなポジションに配置するかなどといった分析をして戦略人事に力を入れたい時に便利です。
その他の費用
カオナビでは月額料金を支払えば他の料金は発生しません。
カオナビを利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
カオナビは中小企業から大企業まで幅広い規模の企業から利用されています。そこで、カオナビを実際に導入している企業の規模などをチェックし、自社の規模でも活用できるか判断しましょう。
従業員の人数
サイバーエージェントなど大手企業でも導入中
カオナビを導入している企業には約5,000人が働くサイバーエージェントや、50,000人以上が働くみずほフィナンシャルグループなどが挙げられます。このように規模が大きい企業での運用実績が豊富です。
それ以外には250人程度の人が働く株式会社一休などといった中小企業でも導入されています。
利用している社数
カオナビを導入している社数は1,500社以上です。導入している企業の中には日清食品や産経新聞社など規模が大きな企業も多いのが特徴です。
カオナビの特徴
他の人材管理システムと比べてカオナビはどんな点が便利なのでしょうか。そこでカオナビの特徴・メリットをチェックしましょう。
社員同士の交流のきっかけになる
カオナビに登録したプロフィールは社員全員が見ることができます。それに、カオナビは社員の名前に加えて顔写真も登録するシステムとなっています。
そのため、社内で働いている人の名前と顔を一致させやすく、社員同士の交流のきっかけを作るツールとしても便利でしょう。カオナビには出身地や趣味、性格なども登録するので、上司部下だけでなく、全国展開をしている会社であれば支店の垣根を超えた交流が期待できます。
また、企業の新入社員は会社のトップ層の人たちと顔を合わせる機会が少ないです。そのため、トップ層の人の顔と名前を知らない新入社員も多いでしょう。
しかし、会社のトップ層の人がどんな人か知らないと、「この人・会社のために頑張ろう」という愛社精神をはぐくむことが難しくなってしまいます。
そこでカオナビを導入することで普段会う機会が少ないトップ層のプロフィールを知ることでトップ層の人たちに親しみを持ち、愛社精神を育むことができるというメリットもあります。
会社が知らなかったスキルを知るきっかけになる
カオナビには趣味・特技や今までの経歴を記入することができます。そのため、企業の人事が知らなかった社員のスキルを知ることが可能です。
社員全員のスキルを把握するのは難しいという課題を解決
特に規模が大きい企業だと社員全員のスキルを把握するのは難しいでしょう。そこでカオナビを使って社員のスキルに関する情報を把握すれば、会社の新規事業や経営における問題解決に必要なスキルを持っている社員を見つけやすくなります。
効率よく経営するためには適材適所の人材配置をすることが大切
また、企業を効率よく経営するためには適材適所の人材配置をすることが大切です。そこでカオナビを使えば、社員の適正を把握しやすくなることから、会社にとっても社員にとってもベストな人事を実現することができるようになります。
人事評価が楽になる
人材管理システムを導入していない場合、Excelや紙を使って社員の評価を行う企業が多いでしょう。しかし、これらを使った評価だとデータや資料の量が多くなり、集計に時間がかかってしまいます。
それに、期限を守らない社員も出てくることによって、集計が予定よりも遅れてしまう可能性もあります。そこでカオナビを使えば、評価の進捗状況が共有されるので、提出遅延を防ぐことができます。
また、過去の評価データもすぐに閲覧することができ、評価作業もスムーズに進みます。
カオナビの口コミ・評判
それでは、カオナビの口コミ・評判はどのようなものなのでしょうか。そこで、実際にカオナビを導入している企業の口コミ・評判をチェックしましょう。
まず多かったのが、操作がシンプルで機械に強くなくても手軽に使えて便利という口コミでした。カオナビは人材管理ツールの中でも使いやすさを重視して開発されています。
そのため、搭載されている機能に関しては他の人材管理ツールと比べて少な目です。したがって、初めて人材管理ツールを導入する企業でも使いやすいでしょう。
また、カオナビはパソコンだけでなくスマートフォンでも使うことができます。そのため、外出先でも気軽に使えて便利です。
次に多かったのが、企業で働く人の顔と名前を覚えることで、社員同士の親睦が深まり、会社の雰囲気が良くなったという声です。
カオナビで写真を登録して顔と名前を一致させるだけでなく、その人の趣味などプライベートな部分も知ることで、交流が無い部署の人との共通点がわかるので交流が無い人に対しても話しかけやすくなります。
仕事に対して楽しさや充実感を求める人は多いです。しかし、会社での人との関わりが少ないと、その楽しさや充実感を見出せるきっかけがが少なくなってしまいます。
そこで会社内に顔見知りが増えることで、社員も会社を自分の居場所と捉えられるようになります。そうすれば、仕事に対して楽しさや充実感を見出せるようになるでしょう。
このように、会社に対する帰属意識もカオナビを導入することで高められます。
カオナビの運営会社
株式会社カオナビが運営
カオナビの運営会社は株式会社カオナビで東京都に本社を持ち、大阪・名古屋にも展開しています。2012年に事業を開始しており、10名程度でスタートした企業ですが、2018年の段階で100人以上の社員が働く企業へと成長しました。
2019年に上場したカオナビは2020年に向けて導入企業数3,000社、従業員数200人を目標としています。2012年のサービス開始以降毎年2倍ペースで導入企業が増加しており、今後も事業拡大が期待できる企業と言えるでしょう。
株式会社カオナビの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社カオナビ |
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事業内容 | クラウド人材管理ツール『カオナビ』の製造・販売・サポート |
代表取締役 | 代表取締役社長 柳橋仁機 |
資本金 | 10億1,566万円 ※2019年3月末時点 |
従業員数 | 130人 |
会社URL | https://www.kaonavi.jp/company/ |