会社の人事担当者で、採用にあたり事務処理が多いと悩んでいる人が多いのではないでしょうか。そこで、事務処理を減らすためにオススメのシステムについて調べてみました。今回ご紹介するのは、HERPです。HERPの概要やコスト、HERPを導入するメリットや、口コミなどから、HERPの魅力について迫ってみたいと思います。ぜひ参考にしてみてください。
このページの目次
HERP(ハープ)とは
HERPとはエンジニアの採用や戦略の立案、施策選定など主にWEB系の企業の中途採用、新卒採用の課題解決をサポートするシステムです。
日本初の求人媒体連動型のATS
日本初の求人媒体連動型のATSを軸とした、AIリクルーティングプラットフォームであるのが特徴です。採用担当が日々行っている事務作業の大半を自動化し、戦略的な採用活動にフォーカスできる仕組みを提供しています。
各媒体の応募者情報を自動で取得することが可能
主な特徴としては、各媒体の応募者情報を自動で取得することが可能です。事務作業が集中する応募者情報の入力については、各媒体のID・パスワードを入力して連携ボタンを押すだけで、簡単に応募者の情報を自動で取得可能です。
応募者情報の共有と選考進捗についてのコミュニケーションを応募者別に行うことが可能
また、応募者情報の共有と選考進捗についてのコミュニケーションを応募者別に行うことが可能となります。さらに、エージェントからの応募者推薦の受け取り・エージェントとのメッセージが可能となります。
なお、HERPのデータはCSVデータとして出力できますので、エクセルにデータを取り込むことができ社内資料の作成に役立ちます。
HERP(ハープ)の料金
HERPの料金形態はどうなっているのでしょうか。以下に初期費用、月額料金、その他の料金に区別してご紹介します。
初期費用
HERPでは、クラウドシステムとなっていますので、新たな機器を導入する必要がなく、初期費用はかかりません。
また、HERPでは、このシステムを理解してもらうために、機能限定版を一部の企業に提供開始しています。
この件に関する問い合わせは、HERPの公式ホームページの「お問い合わせはこちらから」のボタンにより行えます。問い合わせに関しては無料となっています。
問い合わせフォームについては、氏名と会社名、職種、メールアドレス、電話番号、現在使用している採用管理ツールなどの入力するのみです。
月額料金
HERPでは、月額料金制のスタイルが取られています。実際に導入する際には、その会社にあったようにシステムをカスタマイズしてくれますので、月額料金は問い合わせのスタイルとなります。
料金は上記の問い合わせフォームから問い合わせることが可能です。このフォームから資料を送付してもらうことも可能です。
なお、HERPのホームページでは、初期導入者のためにトライアル価格として月額料金49,800円が提示されています。
その他の費用
HERPでは、企業向けにカスタマイズしてくれますが、月額料金のみで追加の料金などが発生しないのが特徴です。
サポートもしっかりとしていて、使い方などを教えてくれるのはもちろんのこと、HERPでは顧客を向いた開発ができるよう意識していて、優秀なエンジニアとデザイナーがスピード感を持って機能改善を進めてくれます。
HERP(ハープ)を利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
HERPは、一体どのような会社で導入されているのでしょうか。従業員の人数や利用している会社数から考察してみましょう。
従業員の人数
HERPを導入している企業としては、従業員50名程度の企業から、1,000人を超える企業まで多岐にわたっているようです。
中小企業から大企業まで対応できる技術力があることが考察されます。
利用している社数
HERPを利用している社数は公式発表はありませんが、数十社に登ると考えられます。また、具体的な導入事例も紹介されていません。
それだけ、秘密情報を守る優良な会社ということができるでしょう。
HERP(ハープ)の特徴
HERPはどのような特徴があるのでしょうか。メリットをあげるという形で紹介していきます。
各求人媒体の応募者情報を自動で取得すること
HERPのメリットとしては、「各求人媒体の応募者情報を自動で取得すること」です。主媒体からの応募をHERPに自動登録することができます。候補者情報の管理がこのシステム上にて完結するため、従来のように手入力で人材データを入力する必要がありません。
そのため、従来のように採用担当者が事務作業に追われることもなくなり、工数削減につながります。
無料版のグーグルスプレットシートアドオンにも同時に提供開始予定
なお、無料版のグーグルスプレットシートアドオンにも同時に提供開始予定となっています。CVS出力についてはすでに対応していますので、表計算ソフトのエクセルにもデータ移行が簡単にでき、パワーポイントなどの資料作成も簡単に行えます。
slackを通じて新着情報という形で通知
新着の応募情報は、slackを通じて新着情報という形で通知され、候補者画面内のチャット画面に遷移することができるため、社内メンバーとのコミュニケーションも行いやすく、データの共有がしやすい設計となっています。
コミュニケーションが効率的に進められる
HERPのメリットとしては、「コミュニケーションが取りやすくなる」ことも挙げられます。複数媒体での応募者のやりとりをHERPにて一元管理することが可能で、これまで各媒体からのエントリーがあった候補者と複数のタブを開いてコミュニケーションを取ってきましたが、HERPでは、一つの画面で候補者と連絡が取れるようになります。
候補者ごとに担当するメンバーをアサインすることができ、候補者に応じた選考管理が行えることもメリットです。
チャットでUIの候補者について関係者同士でディスカッションが行える
また、候補者の詳細情報を確認しながら、チャットでUIの候補者について関係者同士でディスカッションが行えます。
プライベートディスカッションでは、候補者の待遇や、処遇など、センシティブな話題は限られたメンバーのみで行えるように配慮されており、セキュリティー対策も抜群です。
求人票作成が簡単であること
HERPの3つ目のメリットとしては、「求人票作成が簡単であること」が挙げられます。HERPでは、求人票および募集記事を複数の求人媒体に一括公開することができます。媒体のメンテナンスを効率的に、しかも漏れなく行うことができます。
採用担当の事務作業を自動化するツール
HERPは、「採用担当の事務作業を自動化するツール」という視点で開発されたツールで、自動連携をベースとした候補者の一括管理をベースに、現代の採用業務フローに適した採用管理ツールの開発を目指しています。
また、上記メリットにて紹介した社内メンバーとのディスカッション同様、エージェントとのメッセージやりとりもATS上で行えるようになります。エージェントがアップロードした履歴書や職務経歴書を画面上でそのまま確認することができます。
今後、候補者情報登録だけにとどまらず、採用アシスタント業務を全方位的に自動化することを視野に入れながら、さらなる機能開発とUIの向上に取り組んでいるところです。
HERP(ハープ)の口コミ・評判
採用に関する雑務を軽減させたくて、HERPを導入しました。このシステムを導入して一番助かったのは、各求人媒体の応募者情報を自動で習得してくれるところです。
ヒューマンエラーがなくなった
従来は求人情報を見ながら、手打ちにてエクセルに入力していたため、時間がかかるのはもちろんのこと、打ち間違いなどのヒューマンエラーが発生することもありました。HERPを導入したことでこれらの問題を解決することができて助かっています。
選考作業がスムーズに行えるようになった
また、情報を社員同士で共有できるため、選考作業もスムーズに行えるようになりました。このデータを閲覧できる人は限られたメンバーのみにすることができるため、セキュリティーや個人情報保護の観点でもデータの取り扱いが楽になりました。
CSVデータにて出力できるため、社内資料を作るのも楽に
なお、データはCSVデータにて出力できるため、社内資料を作るのも楽になりました。これまで、求人に関する事務手続きは3人かけていましたが、今では1人で行えるようになりました。
HERP(ハープ)の運営会社
株式会社HERPが運営
HERPは、株式会社HERPにより運営されています。この会社は、2017年3月24日に設立されました。代表取締役は、庄田一郎氏です。
資本金は資本準備金を含み、2千5百万円となっています。主な事業内容としては、AIリクルーティングプラットフォームHERPの提供と採用コンサルティングです。
YOUTRUST, bosyu, Find job!, SCOUTERなどと業務提携して、作成できる求人などの連携をしています。
株式会社HERPの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社HERP |
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事業内容 | 採用管理ソフトウェア HERPの提供 |
代表取締役 | 代表取締役 庄田一郎 |
資本金 | 2,500万円(資本準備金含む) |
従業員数 | 20名(インターン含む) |
会社URL | https://herp.co.jp |