社員のモチベーションに影響を与える人事評価ですが、どのように管理をしていますか?昔ながらの紙ベースでの評価管理が定着しており、ストレスを感じているという担当者も少なくないようです。そこで今回は、目標管理と評価プロセスをシンプルかつ便利に行えるクラウドサービス「HRBrain」をご紹介します。それでは、HRBrainの特徴や料金、評判を詳しくみていきましょう。
このページの目次
HRBrainとは
導入後の継続率が99%
HRBrainとは、人事評価のプロセスで発生するさまざまな課題を解決するために開発されたクラウドサービスです。シンプルなインターフェースで使いやすさに定評があるHRBrainは、導入後の継続率が99%という高い数値をたたき出しています。
目標設定・人事評価のプロセスをクラウド上で一元管理できる
目標設定・人事評価のプロセスをクラウド上で一元管理できることに加え、集計作業を効率化し、評価結果を可視化する機能が備わっています。また、フォーマットをカスタマイズしたり、オリジナルシートを作成したりすることもできるため、自社の目標評価制度に合わせて便利に使えるのです。
OKR、MBO、1on1といった一流企業で導入されている目標評価制度を提供
さらには、OKR、MBO、1on1といった一流企業で導入されている目標評価制度を研究し、独自のシートを複数作成して提供しています。つまり、フォーマットを選ぶだけで、一流企業と同様の仕組みを自社にも導入できるというわけです。
HRBrainの料金
HRBrainを導入するとしたら、どのくらいの料金が必要になるのでしょうか。ここでは、HRBrainの初期費用と月額料金、その他の費用について説明していきます。
初期費用
HRBrainの導入にあたって、初期費用は発生しません。また、14日間は無料でサービスを試すことができます。
月額料金
月額料金は、利用する人数によって異なります。利用人数が多くなるほど、基本的には安価になる料金設定です。
企業の人数に応じて金額が異なる
例えば、25人までは25,000円、26~50人までは50,000円、51~75人までは75,000円となります。さらに人数が増えた場合は、76~100人までは95,000円、101~200人までは180,000円、201~300人までは240,000円です。
25人の場合は1人1,000円
1人あたりの料金を計算してみると、25人の場合は1人1,000円、300人の場合は1人800円になります。ただし、料金区分の境目は少し注意が必要です。
25人の場合は1人1,000円(25,000/25)になるのに対し、1人だけ追加して26人になった場合は、1人約1,900円(50,000/26)と少々高くなります。
その他の費用
その他の費用は、特にはありません。HRBrainを導入した後のコンサルティング費やサポート費なども、無料となっています。
HRBrainを利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
ここでは、HRBrainを利用している主な会社の社数や従業員数を紹介します。どのような企業がHRBrainを利用しているのでしょうか。
従業員の人数
HRBrainを導入している主な会社の従業員数は、次の通りです。サイバーエージェントは単体で約1,550人、アドウェイズ(Adways)はグループ全体で約1,000人、インターネット広告・メディア事業を手がけるインタースペースは単体で約360人となっており、従業員数の多い会社でもHRBrainは利用されています。
他には、ランサーズが約160人、ゲームメディアを運営しているGameWithが約100人となっています。
利用している社数
HRBrainを利用している会社は、ベンチャーから上場企業までと幅広いのが特徴です。IT企業をはじめ、アパレル、飲食、人材など、業種や業態も多種多様です。
2017年1月のサービスローンチから1年8ヶ月後には、HRBrainの導入企業数が300社を超えました。具体的な企業名をあげると、サイバーエージェント、Anypay、金吾堂製菓、宿泊予約サービスを運営しているLoco Partners、飲食関連事業のMUGENなどが、公式サイトに掲載されています。
HRBrainの特徴
ここでは、HRBrainの特徴やメリットを、ポイントを絞ってまとめています。HRBrainを導入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
面談記録や目標設定をクラウド上で一元管理できる
面談記録や目標設定をクラウド上で一元管理できるため、共有や振り返りが容易にできるようになります。担当者のみがデータ・資料の保管場所を知っているといった閉鎖的な環境をなくせますし、検索機能を使えばこれまでの記録を誰でもすばやく見つけることができます。
また、社員のパフォーマンスデータは、自動的にクラウド上に蓄積されていきます。社員一人ひとりの評価が時系列で記録されていくため、たとえ上司が途中で変わったとしてもスムーズに引き継ぐことができるでしょう。
目標・評価管理プロセスの大幅な効率化
HRBrainを利用することで、目標・評価管理プロセスの大幅な効率化を実現できます。手間のかかる集計作業を自動で行えるため、他の業務により多くの時間を使えるようになるのです。
例えば、社員数が300人程度の会社の場合は、作業時間が73%も削減されるというデータがあります。さらに、カスタマイズも可能となっており、現行の運用制度をそのままクラウド化することもできるので、スムーズに移行することができます。
他にも、集計結果が可視化されることによって、感覚に頼りがちだった評価基準を統一化しやすいというメリットがあります。
導入に伴うセッティングサポートから目標設計まで
サポートが手厚いこともHRBrainの特徴です。導入に伴うセッティングサポートから、目標設計や評価に関するアドバイスまで行ってくれます。
パソコンに詳しくない方でも安心して導入することができますし、継続利用率99%という高い数値からもHRBrainの使いやすさがうかがえますよね。
HRBrainの口コミ・評判
HRBrainを実際に導入している企業の口コミや評判を集めました。どの企業にも共通しているのは、シンプルでわかりやすく、使いやすいといった感想です。
「HRBrain導入前は紙ベースで人事評価を行っており、社員に対するフィードバックの履歴が残りづらく曖昧になるといった課題がありました。クラウド運用に変えてからは評価プロセスが明確になりましたし、評価シートを自分で作成したりカスタマイズしたりできる点もよいです」
「各事業部やグループ子会社ごとに、フォーマットを自由に決めて柔軟に使用しています。振り返り面談の記録は、HRBrainにその都度ストックされていくので、それをもとにして評価を行なっています」
「現場の社員からは、作業が楽になった、使い心地がいい、という声が多数上がっています。入力も簡単で、いつでもすぐに取り出せるため、データを探す手間が減りました」
「目標・評価管理が簡単になった結果、目標に対する意識が向上したようです。目標が入力されると通知が届くので、すぐに確認できてコミュニケーションのスピードも向上しました」
「グラフが自動で作成されるので便利ですし、集計がとても楽になりました。手間のかかっていた作業から解放されることで、より創造的な仕事に時間を割けるようになりました」
「メンバー同士が目標を共有することで、組織全体の目線が上がったようです。管理職の立場からすると、非常にうれしい効果となりました」
「会社・上司・メンバー間で目標を共有することで、集中して時間を使うべき業務が明確になりました。目標設定が可視化されて、各メンバーが今何をすべきなのかが明確になったおかげで、効率よく時間を使えるようになりました」
HRBrainの運営会社
HRBrainを運営しているのは、株式会社HRBrainです。2016年3月に設立したスタートアップ企業で、HRTech領域において注目度が高まっています。
第3回HRテクノロジー大賞では「注目スタートアップ賞」を受賞
第3回HRテクノロジー大賞では「注目スタートアップ賞」を受賞、Forbes主催の「RISING STAR AWARD」では3位に選ばれ、総務省などが後援している「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2018」表彰式では「ベンチャー大賞」受賞に引き続きASP・SaaS部門における「ASPIC会長賞」を受賞、「MIZUHO Innovation Award2017」に選定される、など数々の賞をこれまでに受賞しています。
「世の中をもっと便利にハッピーに」というコーポレートミッション
そんな株式会社HRBrainでは、「世の中をもっと便利にハッピーに」というコーポレートミッションの実現を目指しているそうです。
人事評価管理だけではなく、HR領域の他のニーズにも対応していくために、HRBrainのシリーズ化も計画されています。
株式会社HRBrainの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社HRBrain |
---|---|
事業内容 | 人事評価目標管理クラウド「HRBrain」の企画・開発・運営・販売 |
代表取締役 | 代表取締役 堀 浩輝 |
資本金 | 1億510万円 |
従業員数 | 23人 |
会社URL | https://www.hrbrain.jp |