現在、会社内において社員に一人一人に対して目標を設定して、目標の進捗管理を実施するのが主流となっています。目標の進捗度に応じて、給与形態なども計算されるのが主流です。今回はそんな目標管理制度を楽にしてくれる、MBO Cloud( サイダス )というシステムをご紹介します。MBO Cloud( サイダス )の概要についてや導入メリットなどについて記載していきます。
このページの目次
MBO Cloud( サイダス )とは
MBO Cloud( サイダス )とは、会社内のひとりひとりの社員の目標や部門目標を明確に立てることができ、さらには経営目標と連動させることもできます。さらに、個人の目標達成に向けて、PDCAサイクルを回し、目標を確実に成果に結びつけることができます。
また、個人の目標とその成果を評価システムと連携させることにより、人事部門にて適正で効率的な評価が可能になるシステムです。主な特徴としては、社員の目標達成に向けてその進捗度合いを可視化してくれます。
目標達成に向けた具体的なアクションプランも設定できます。目標管理、コンピテンシー評価という手法の評価制度に対応し、様々な承認フローに対応可能です。
このシステムはクラウドベースの目標管理アプリケーションでありながら、利用している目標管理制度に合わせて柔軟にカスタマイズできるのも特徴です。なお、このアプリケーションを利用すれば、集計作業はもちろんのこと、まだ目標管理のアクションをしていない人の確認や督促などの業務工数を削減することが可能です。
MBO Cloud( サイダス )の料金
MBO Cloud( サイダス )の利用料金は幾らくらいなのでしょうか。初期費用、月額料金、その他の費用という観点からご紹介します。
初期費用
MBO Cloud( サイダス )では、クラウドタイプのシステムとなっているため、新たに機器などを導入する必要はなく、初期費用はかかりません。
資料請求や問い合わせについては、MBO Cloud( サイダス )の公式ヒートスティックから行うことが可能です。導入時には、専門スタッフによる人材情報のデータ化やスムーズなシステム運用に向けて丁寧にサポートしてくれます。
月額料金
MBO Cloud( サイダス )が月額料金生となります。具体的な金額については、「問い合わせ」というスタイルが取られています。
ただし、他の競合他社と価格を合わせるために、一人当たり300円程度となっているようです。口コミでは対費用効果も比較的良好という評価を得ています。
その他の費用
MBO Cloud( サイダス )では、月額料金の他にはその他のサポート費用は一切かかりません。しかし、サポートはしっかりと行われ、サポートセンターを設けることにより、運用の仕方や操作方法などを知識豊富なスタッフが答えてくれます。
いつでも気軽に問い合わせができるスタイルとなっています。
MBO Cloud( サイダス )を利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
MBO Cloud( サイダス )は、どのような会社に利用されているのでしょうか。その会社の従業員数や実際に利用している会社を紹介します。
従業員の人数
MBO Cloud( サイダス )は、従業員数1000人以上の比較的大きな会社にて導入されている実績があります。実際に導入されている企業の中には、グループ21社、11500人の人材力を強化している会社もあるほどです。
利用している社数
MBO Cloud( サイダス )の公式ホームページにより約50社の導入実績が紹介されていますが、実際に何社の採用実績があるのかは正式な資料はありません。しかし、多くの大手企業が導入していることを考慮すると、かなり多くの企業が導入していることが考えられます。
実際に導入している会社を紹介すると、J フロント リテイリンググループが挙げられます。この企業は大丸松坂屋百貨店や、ファッションビルのパルコなど、21社から構成されています。
グループ全従業員は11500人に登ります。MBO Cloud( サイダス )の導入によりグループ横断的に多様な人材を見出せたり、適材適所の配置が実現したりしたようです。
他の導入実績としては、ANAの整備士があり、整備士5000人のスキルを見える化し、共有することで、チーム全員で人を育てる組織へ改革が進んでいます。
従来ANAグループでは整備士が5000人もいるため、それぞれの持つ資格やスキル、訓練状況や経験などの情報を把握するのが困難でした。そこで、整備士一人ひとりの情報を把握し、育成を支援するためのツールとして、MBO Cloud( サイダス )を導入しました。
その結果、いつでも、どこでも、誰もがチーム内の人材育成に参加できる環境が整ったそうです。
大手自動車メーカーマツダグループでも採用されています。マツダグループではグローバルポジションのサクセッションプランなど、タレントマネジメントに取り組む際に、個人情報保護法が大きな課題となっていました。MBO Cloud( サイダス )を導入したことでこの問題を解決したようです。
食品メーカーであるケンタッキーフライドチキンでも導入されています。MBO Cloud( サイダス )の導入により正社員全体の目標管理の見える化に成功し、スキルにあった適材適所の配置活用に役立っています。
MBO Cloud( サイダス )の特徴
MBO Cloud( サイダス )の特徴はどのようなものなのでしょうか。メリットを3つあげるという形でご紹介していきます。
特徴・メリット1
MBO Cloud( サイダス )のメリットとして、「エクセルなどの紙での運用から脱却が可能」という点が挙げられます。従来の目標管理は、エクセルなどに課題を記載し、目標管理が実施されていました。多くの場合はエクセルで作成した表をプリントアウトして面接を行うというスタイルが主流となっていたのです。
しかし、MBO Cloud( サイダス )ではパーソナルプロファイルを作成します。パーソナルプロファイルでは、人事情報をただ保管するだけではなく、社員のパフォーマンス向上に活用できます。基本情報にプラスして、個人のポテンシャルやスキル、経歴といった情報を蓄積し、柔軟に活用することができます。
MBO Cloud( サイダス )を導入すると、紙やエクセルでの運用の限界を一気に解決することが可能です。
特徴・メリット2
MBO Cloud( サイダス )を導入するメリットとしては、「目標の共有が可能」ということが挙げられます。
これまで、目標管理のシステム運用時にネックとなっていた、自分の目標を組織内や部下への伝達がしづらかったという現状を、改善することが可能となります。
可視化したデータを元に情報を共有できることから、組織と部下に目標の優先順位を調整することが可能となります。
達成状況図を表示させることもでき、目標の概要を視覚化し、その目標が直接と間接の部下と整合しているかを確認することも可能です。
特徴・メリット3
MBO Cloud( サイダス )の導入メリットとして3番目に挙げられるのは「組織力を向上させられる」ということです。MBO Cloud( サイダス )の同一の管理画面から抽出した分析データをもとに組織の目標を浸透させることにより、組織力を高められます。
全ての社員が会社の目標を浸透できるように、MBO Cloud( サイダス )の豊富な機能を利用して、会社の目標に沿って働いているのか、社員が目標に対して状況を把握し、組織の目標を意識づけていくことが可能なのです。
MBO Cloud( サイダス )の口コミ・評判
MBO Cloud( サイダス )を利用し始めたのは、10年以上前から車内で導入していた目標管理システムを効率化させるためです。これまではエクセルを利用して目標管理を行っていました。
個人情報保護の観点もあり、個人の目標を部門間で共有するのは困難でした。しかし、MBO Cloud( サイダス )を利用し始めてからは、部門間での情報共有も可能となり、より戦略的な人事を行うことができ助かっています。
MBO Cloud( サイダス )の運営会社
株式会社サイダスが運営
MBO Cloud( サイダス )の運営会社は、株式会社サイダスです。代表取締役は松田晋氏、本社は東京の港区芝2町名あります。
この会社の創立は2011年の10月で資本金は、254,747千円となります。協賛会社としては、技術面では株式会社富士通ラーニングメディア、データ面では、株式会社オービックビジネスコンサルタントが担当しています。
株式会社サイダス (CYDAS Inc.)の会社情報・概要
運営会社 | 株式会社サイダス (CYDAS Inc.) |
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事業内容 | 「CYDAS.com」の開発・販売・サポート事業 |
代表取締役 | 代表取締役 松田 晋 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 49名 |
会社URL | http://www.cydas.com |