wevoxの資料・特徴・料金・評判・運営会社

国内の少子高齢化と人口減少が進行する中で、働き方をめぐる環境は人工知能やIoTに関する急速な技術革新やそれに伴う産業構造の変化によって大きな転換期を迎えています。そして、各企業には個々人の働き方の多様化に伴い、HR(Human Resources)領域を重視した柔軟な労働環境の整備、従業員のエンゲージメント対策、人材育成の制度設計と運用が求められています。

wevoxとは

wevoxは、企業の働き方改革を促進するツールとして株式会社アトラエがサービスを提供する組織改善プラットフォームです。サービス名の「wevox」は、英語の「we(私達)」と「vox(声)」に由来しており、従業員の声に基づくエンゲージメント性が高い企業を作って欲しいという思いが込められています。

もとより、従業員のエンゲージメント性を高める必要性には、従業員の働きがいや会社への愛着心が増すことで業務の生産性が向上する点にあります。また、企業への高いエンゲージメントは、従業員の離職を防ぐことができるだけでなく、採用・離職に係る各人事業務のコスト削減が図られ、結果的に業績改善に結びつきます。

従業員のエンゲージメントの重要性

今や従業員の人事・給与・勤怠状況をはじめとする各人事業務には、データを一元管理化する新たなプラットフォームも出てきていますが、従業員のエンゲージメントの重要性まで気付いている企業は必ずしも多くはありません。

社内でよくある話としては、あるプロジェクトチームは活気があるから良い業績を出している、別のある部署では従業員のモチベーションが低いから、いつも会社を辞める者が出てくるといったことを耳にしたことがあるかもしれません。
経営者やマネジメント層にとっては、感覚的には内容を理解できますが、課題解決のためには客観性に乏しく具体策が見えてきません。

パルスサーベイと呼ばれる高頻度かつ低コストの仕組みを活用

wevoxでは、この課題解決のためにパルスサーベイと呼ばれる高頻度かつ低コストの仕組みを活用します。数分間で回答可能なアンケートを作成し、webを通じて定期的に従業員へ配信することで、「なんとなく」の感覚でしか分からなかった従業員のエンゲージメントを可視化して測定します。

従業員のエンゲージメントの測定によって、従業員や組織全体の状態をリアルタイムで定量かつ定性的に把握できるようになります。迅速な現状把握により早い段階で組織全体の課題の特定化ができれば、事態が深刻化する前に改善解決に向けた対応を取ることができ、持続可能な企業経営に役立ちます。

wevoxの料金

wevoxは初期費用や最低利用年数等がなく、安価で使い始めることができます。

初期費用

wevox導入に係る初期費用はかかりません。

月額料金

wevoxの料金プランには、ベースとなるBasic Planと手厚いサポートがあるProfessional Planがあります。

Basic Planの料金・金額

Basic Planは、一人当たり月額300円で従業員の登録人数に応じて課金される仕組みになっています。wevoxの機能のうち集計・分析、配信、そしてカスタマイズ機能が利用できます。

Professional Planの料金・金額

Professional Planは数値の分析、解決策の決定、施策の実施などをサポートするプランで利用に係る金額は要相談です。利用できる主な機能としてBasic Planの全機能に加えて、Professional Plan用に付帯している従業員データ登録代行、運用ミーティング、集計結果の分析、定例ミーティング等のサポート機能があります。

その他の費用

ソフトのアップデートなどの費用は不要です。なお、1ヶ月無料トライアルとして、有料プラン全ての機能を利用することができます。

wevoxを利用しているユーザー・会社の社数

大手証券会社、金融機関、IT企業、アパレルメーカー、製造業など他業種に渡って、非常に多くの企業がwevoxを利用しています。

ユーザーの人数

具体的なユーザー数は公表されていませんが、10名未満のスタートアップ企業から数千名を超える東証一部上場企業まで利用しているため、相当数のwevoxユーザーがいると考えられます。

利用している社数

2019年3月時点において、サービスを導入している社数は600社を超えます。主な企業は次の通りです。

大和証券連結従業員数16,516名 ※2018年9月末時点
SGホールディングス連結従業員数90,708名 ※アニュアルレポート2018
株式会社SMS連結従業員数1,953名 ※2018年3月末時点
LINE株式会社従業員数1,938名 ※LINE株式会社単体、2018年10月末時点
株式会社ZOZO従業員数 1,077名 ※グループ全体、2018年12月末時点

その他、多くの企業にて活用されています。

wevoxの特徴

wevoxには組織の改善サイクルを促すために、次のような特徴があります。

迅速性に優れたwevox

wevoxは、従業員が回答しやすい複数の質問項目を設定することができ、健康、人間関係、自己成長などの様々なカテゴリーに分類することができます。また、従業員の回答結果は、僅か3分程度で反映されるため、迅速性に優れています。

多角的に分析できるwevox

wevoxの結果の表示にも特徴があります。サーベイ結果は、カテゴリー毎に定量化され一画面で集計表示されるため、結果が見やすい特徴があります。
また、分析する観点を変えることで他部門比較や経年変化を見ることもできます。個々のエンゲージメント測定から組織全体を大局的に見ることができます。

管理職のマネジメント力向上に寄与するwevox

管理職にとっては、自部署あるいは他部署のサーベイ結果を自分自身のマネジメント業務に活用することができます。例えば、部下との期首面談等のシーンにおいて、人事評価システムとしてwevoxを活用することで面談の基礎資料にもなります。
また、管理職と従業員双方の齟齬を回避することができ、大きなマネジメント力を発揮することができます。管理職のマネジメント力強化によって、組織全体のエンゲージメント向上に繋がります。

wevoxの口コミ・評判

実際に導入した企業の声

株式会社コロプラの活用事例

会社として、これまでも従業員が働きやすい環境づくりのために、様々な取り組みを行ってきました。しかし、「これって合っているのかなあ」という悶々とした思いがあり、企業経営をする上でもしっかりと数値化して現状把握することが課題としてありました。

wevoxを導入してサーベイを行った結果、自分たちの感覚として一致していたところと乖離していたところがありました。結果については、全員で課題として共有認識を行い業務改善に役立てることができました。

企業戦略でwevoxで数値化したスコアを活用

また、中長期的な企業戦略を考える際、wevoxで数値化したスコアを活用しました。組織の課題が客観的な数字として出てくるため、戦略の目標設定にも大変有効だと思います。

株式会社フルスピードの活用事例

これまで会社では、ビジョンや人事制度の見直し、組織のコミュニケーション活性化のために様々な取り組みをやってきました。しかし、それらの取り組みの結果はどのように変化(成果)に繋がったのかを可視化できるツールがありませんでした。

実際、経営陣のミーティングでも「変化の見える化」はいつも議題に上がっていました。wevoxでは、アンケートを通じて状態把握やエンゲージメントをスコア化できるので、新しい気付きが多くありました。特に、分析結果を通じて、部署や入社年次ごとにバラつきが明らかとなったことは興味深かったと思います。

各プロジェクトチームの業績結果とwevoxのエンゲージメントが連動

また、各プロジェクトチームの業績結果とwevoxのエンゲージメント間に、かなりの連動性が感じられたことは印象的でした。

必ずしもエンゲージメントスコアが低いチームが成績も悪いという訳ではありませんが、全社的にスコアを上げていくことで、会社として成長に繋がっていくと考えています。wevoxはその指標を図るためのツールになると思います。

wevoxの運営会社

●会社名株式会社アトラエ(英文社名Atrae,Inc.)
●所在地〒108-0073東京都港区三田1-10-4 麻布十番日新ビル2F
●設立年月日2003年10月24日
●資本金1,074,642,400円
●役員代表取締役新居 佳英
取締役岡 利幸
取締役鈴木 秀和
社外取締役戸塚 隆将
常勤監査役小笹 留美子
監査役森 一生
監査役雪丸 真吾
●事業内容 ・成功報酬型求人メディア「Green」の企画・開発・運営
・完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」の企画・開発・運営
・組織改善プラットフォーム「wevox」の企画・開発・運営
・新規事業の企画・開発