「大学を辞めたい」と思ったことはありませんか?または自分の友人や子供が「辞めたい」と嘆く状況も少なくないようです。今回は学校を辞めたい人への説得法をご紹介します。「大学に行かなくて悩んでいる」という親や、周囲に辞めたい人がいる場合は必見です。自分が辞める理由を話す時の、効果的な説得方法についても見ていきましょう。
このページの目次
どうすればいい?大学を辞めたい友人への説得方法
仲の良い友達が急に「大学を辞めたい」と言い出したら、ビックリしてしまいますよね。その時はまず「なぜ辞めたいと思ったか」を聞くことが大切です。
理由を聞いた上で、返答してあげましょう。大学を辞める理由は「新しいことが見つかった」という人や体調不良など様々。「大学へ行くことが面倒」といった気まぐれの可能性もあります。
大学1年生が大学をやめたいと思う理由
- 友達ができない
- 学校の勉強についていけない
- やりたいことがない
- 学校の勉強が面白くない
などが理由であるケースがほとんどです。大学で友達ができなくて辛いという方はかなり多いです。友達の作り方はサークルや何かの趣味で繋がったり、様々な方法があります。
またインカレサークルに入るなどして、他大学の知り合いを作るということも良いでしょう。大学をやめるというのは大きな変化になりますので、しっかり考えて行うようにしましょう。
大学を中退して後悔するケース
大学を中退して何もやりたいことがない場合非常に困ります。家の事情など様々なことがあると思いますので、一概には言えませんが、決めてからやめるようにしましょう。
日本は、何かをやめてしまった人、レールを一度外れてしまった人が戻りにくい社会構造になっています。できれば大学に席をおいた状態で何か自分のやりたいことなどを見つけてからにしたほうが安全です。
大学をやめる理由は何がある?
自分が納得できない理由であれば、包み隠さずハッキリと伝えると良いです。友人関係は親子同士ではないため「将来のこと、きちんと考えている?」などの説教は避けましょう。
あくまでも友人関係であることから、自分の負担にならない程度にアドバイスすることがコツです。話を聞いてあげることが1番の説得方法かもしれません。
友人が女性だった場合はどう説得する?
同じ友達でも、女性と男性の場合は異なると言われています。女性は共感能力が高く、ネガティヴな感情をすぐに忘れないという特徴があるからです。そのため相手の気持ちを尊重しつつ、傷付かないような言動を対応を心がけましょう。
例えば「そうだよね。私も辞めたくなったことがあるよ」という発言であれば、相手の気持ちを尊重することができます。その後「私は〇〇をやってみたら、辞めたい気持ちが少なくなった」というように、実体験をもとに語る説得法がおすすめです。
自分が大学を辞めたいときは、どう親に説得する?
自分が大学を辞めたい時の説得法は、将来のビジョンをきちんと相手に伝えることです。多くの親は「大学に行き、普通に就職してほしい」という願望を持っています。
多くの人が歩む道から子供が外れてしまうことは、親にとっても不安なのです。そのようなことから「辞めることで、自分にどんなメリットが生まれるか」を親にプレゼンしましょう。
言葉だけでは伝わりにくいならば、絵や図を用いて話しても構いません。「辞めたい」という熱意と行動力があるならば、親にも理解して貰いやすいでしょう。
大学を辞める理由が、専門学校への転学?親はどう説得するか
転学の場合は目的がちゃんとあるので、強く批判は出来ないのではないでしょうか。やりたいことが見つかった子供の気持ちを応援してあげたいですよね。専門学校ではなく、大学に行って欲しい親であれば「大学のメリット」について子供に伝える説得がおすすめです。
「4年生の大学を卒業することで、就職の幅が広がる」「専門学校へは卒業してからでも行ける」という現実的な意見も、納得しやすいでしょう。子供の気持ちを頭ごなしに否定するのではなく、冷静かつ現実的な話し合いが問題を解決するためのポイントです。
「うつで学校を辞めたい」と言われたら?親の説得方法
「うつで学校を辞めたい」と言われた時、親も迷ってしまうのではないでしょうか。うつになれば薬を飲まなくてはいけませんし、以前のやる気や自信を失ってしまうため、正常な判断が出来ない場合があります。
うつの状態で、将来に関わる重大な決断をすることは避けた方が無難です。しかし、うつの状態での通学は困難を伴います。そのようなことから、親は子供に対して「休学を進める」という説得がベストかもしれません。休学中は子供を焦らせないように、対応することが大切です。
説得には、建設的なコミュニケーションが大事
親説得や友達にアドバイスする上で、建設的なコミュニケーションは不可欠です。「大学を辞めたい」という言葉1つに一喜一憂しないようにし、相手の真意を読み取ってみましょう。最初は理解できなかった相手のことが、次第に分かるようになるかもしれません。
親は子供の気持ちに気付くチャンスです。自分が説得しなけれなならない時は、相手の気持ちもしっかりと考える必要があります。相手の気持ちを考えることで、意見を受け入れて貰えずカッとなったり、感情的に泣いたりする状況が抑えられます。