クラウドワークスは、クラウドソーシングを代表するサービスの1つです。本格的にクライアントから仕事を受諾して稼いでいる人達から、隙間時間を利用して副業をする主婦まで、幅広い人達に利用されています。仕事を発注する側からしても、登録者が多いということは大きなメリットになります。ではクラウドワークスを利用する場合の料金や、会社としての評判はどうなっているのでしょうか?
このページの目次
クラウドワークスとは
クラウドワークスとは、クライアントと仕事を請け負う人々を仲介するサービスの1つです。クラウドソーシングの草分けとして有名で、多数のクライアントや登録者を集めています。
もし法人としてクラウドソーシングの受注者となるなら、まず会員登録をしなければなりません。その後、表示される案件の中から会社に合ったものを選び、応募することでクライアントとの接触が開始されます。
もちろん、仕事を発注することも可能です。3種類の依頼形式があるので、仕事に合わせて選択をするとよいでしょう。
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クラウドワークスの料金
法人としてクラウドソーシングサービスを利用する場合、発生する初期費用や月額料金について知っておくことは大事です。初期費用や月額料金、さらにはその他の費用などが嵩むようでは、会社の利益が少なくなってしまいます。
会社の利益が上がらないならば、クラウドソーシングを行う意味はありません。ではクラウドワークスを利用する場合に必要になる費用とは、どれくらいかかるものなのでしょうか?
実はクラウドワークスを利用するにあたっては、それほど費用がかからないのです。
初期費用
クラウドワークスの利用時にかかる初期費用ですが、入会金や登録料などといったものは必要ありません。無料でクラウドワークスに登録できますし、仕事を発注することも可能です。
クラウドワークスの専用チームが仕事を募集してくれることも
仕事を発注する場合は、まず資料を提出し、クラウドワークスからヒアリングを受けます。その後プランを提案され、納得がいった場合にクラウドワークスの専用チームに対応を任せることになりますが、費用は一切かかりません。
また、法人として仕事を受注する場合も、入会金や登録料はかかりません。
月額料金
クラウドワークスを利用するためには入会金や登録料だけではなく、月額料金もかかりません。仕事を発注するにしても、受注するにしても同じです。
ワーカー側は手数料など費用は特にかからない
クラウドワークスとしては、クライアントからの仕事の発注が無ければ利益を出すことができません。そのため、仕事を発注する側に対しては費用が一切かからないようになっています。
法人として仕事を受注する場合は、個人が受注する場合と同じ条件になり、両方とも、月額料金は無しで仕事を受注できます。
その他の費用
クラウドワークスで法人として仕事を受注、完成し報酬を得る時にはシステム手数料が発生します。クライアントから支払われる報酬額が20万円以上なら報酬額の5%、10万円から20万円までは報酬額の10%、10万円以下なら報酬額の20%がかかります。
振込手数料、報酬に対してのパーセンテージがかかる
また、銀行への振り込み手数料も必要になります。クライアントとして仕事を発注する場合は基本無料ですが、各種の有料オプションを利用することができます。
仕事募集する際のオプションプランで従量課金になる
たとえばダイヤモンドオプションなら、12,000円で通常掲載とは別に最上位のPR枠にランダム表示されるようになります。
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クラウドワークスを利用しているユーザー・会社の社数
クラウドワークスはクラウドソーシングサービスの中でも、特に利用者が多いことで有名です。また、登録をしているクライアントの中には大企業も多く含まれていて、クラウドソーシングに対する需要の高さが分かります。
クラウドソーシングの普及が進んでいるので、これからも登録者とクライアントの数は増加するだろうと言われています。仕事を発注するにしても受注するにしても、クラウドワークスを利用するメリットは大きいと言えるでしょう。
ユーザーの人数
クラウドワークスは、2018年8月13日のプレリリースで会員数が200万人を突破したことを報告しています。また、クライアントと登録者の間で贈りあう「ありがとうボタン」は、累計で1000万回以上使用されています。
クラウドソーシングサービスでの先駆者
2012年にサービスを開始したクラウドワークスは、毎年のように登録者が増え続けており、今後の増加も見込まれています。クラウドソーシングの代表的存在としての位置付けは、揺るぎないものとなっているのです。
利用している社数
クラウドワークスを利用しているクライアントは、個人から大企業まで様々です。上場企業も多く、利用実績は300社を超えています。
また、40以上の地方自治体や9府省からも仕事を依頼されています。代表的な例としては、文部科学省、外務省、国土交通省といった省庁や、神奈川県横須賀市や岐阜県、青森県などといった地方自治体が挙げられます。
環境省からはロゴデザインの発注を、内閣府からはイラストの発注を受けています。
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クラウドワークスの特徴
クラウドワークスはとても人気があり、仕事の発注者と受注者の両者とも増え続けているクラウドソーシングのサービスです。クラウドワークスがなぜこれほどまでの支持を得ているかというと、クラウドワークスには両者にとってメリットとなる大きな特徴が数多くあるからです。
仕事を依頼するクライアント側にとって特にメリットとなる特徴としては、次の3つが挙げられます。
仕事を発注する側には料金が一切かからない
クライアントとして仕事を依頼する場合は、費用が一切かかりません。クラウドワークスは、仕事の受注者から受け取るシステム手数料という形で利益を得ています。
ただ1つ発生する費用として、クライアントは発注する仕事に応じて仮払い料金を支払うことになります。この仮払い料金は受注者に対する報酬なので絶対必要になる料金ですが、それ以外には手数料等がかかりません。
また、納品されたものが期待を下回った場合や、途中で契約終了になった場合には仮払い金は返却されます。
有料オプションを選べば仕事の受注者の注目を集められる
仕事を発注する場合は費用が一切かかりませんが、必要に応じて有料オプションを追加することができます。この有料オプションは16種類ほどあり、受注者に対するアプローチを強化する目的で利用されています。
クラウドワークスは利用するクライアントも非常に多いので、無料のままだと目立つことができません。有料オプションを追加することで、目立つ方法で募集案件が掲載されるようになります。
また、信頼性の高い受注者に対して、アプローチをすることもできます。
仕事を依頼する場合は3つの依頼形態から選ぶことができる
クラウドワークスで仕事を発注する場合には、仕事の内容に応じて3つの依頼形式の中から1つを選ぶことになります。3つの依頼形式とは、「プロジェクト形式」、「タスク形式」、さらに「コンペ形式」となっています。
募集案件によってこれらを使い分けることで、効果的なクラウドソーシングが実現できるというわけです。「プロジェクト形式」は優秀な受注者個人と契約をする場合に有効で、「タスク形式」はローコストな仕事に向いています。
また、「コンペ形式」はロゴデザインの募集などに適しています。
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クラウドワークスの口コミ・評判
クラウドワークスの口コミ・評判ですが、サービス開始当初は単価が安いとか、悪質なクライアントが多いという口コミがありました。これらの点は次第に改善されてきており、評判も概ね良好になっています。
クラウドワークスに関する口コミを調べると、2極化が進んでいることがわかります。高い報酬を得ているエキスパートと、安い案件を空いた時間にこなす主婦層がそれにあたります。
クライアントとして仕事を発注するなら、どちらの層に対してどのようなアプローチをするのか、口コミを参考にするとよいでしょう。
クラウドワークスの運営会社
株式会社クラウドワークスが運営
クラウドワークスを運営しているのは、「株式会社クラウドワークス」です。設立は2011年11月11日で、上場企業であり、資本金は20億円を超えています(2018年6月末)
代表取締役社長である吉田浩一郎氏を中心に、クラウドソーシングを中心としたインターネットサービスを展開しています。グループ企業としては、「株式会社ビズアシ」や「株式会社ブレーンパートナー」、「株式会社電縁」や「アイ・オーシステムインテグレーション株式会社」などがあります。
株式会社クラウドワークスの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社クラウドワークス |
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事業内容 | クラウドソーシング「クラウドワークス」を中心としたインターネットサービスの運営 |
代表取締役 | 代表取締役社長 CEO 吉田浩一郎 |
資本金 | 20億9,039万円 |
従業員数 | 133人 |
会社URL |
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