人事労務freeeの資料・特徴・料金・評判・運営会社

企業会計や確定申告に関するクラウドサービスで支持を集めているfreeeが提供している労務管理システムが、人事労務freeeです。一定の規模の会社経営において、各種保険や就業規則に関する処理業務は欠かせないものですが、作業内容が煩雑である上に、既存のソフトでは使いにくいといった不満があるかも知れません。人事労務freeeには、労務管理を効率化するための仕組みが盛り込まれているので、導入を検討してみて損はないでしょう。

人事労務freeeとは

会社経営において欠かせない、給与計算や労務管理を幅広く、ワンストップでこなせる労務管理システムが『人事労務freee』です。企業会計や確定申告システムで培ってきたノウハウに基づき、freee株式会社が提供しています。

給与計算ソフトとしてのユーザー数はNo.1を誇り、シェアも40%になるとされるほどの人気です。元Googleの創業者が設立したサービスで、わずか数年でここまでの規模に成長しました。

搭載されている機能は多彩で、普段の給与計算の他に、年末調整や保険の更新、勤怠管理システムなども活用可能です。複合的ソフトウェアとして、様々なニーズにフィットするよう設計されていますから、これ一つを導入しておけば多くの問題を解決できるでしょう。

人事労務freeeの料金

労務管理システムの導入においては、利用料金はチェックしておきたいポイントです。パフォーマンスに優れていても、それを持て余すようでしたら、出費の形としては適切とは言えません。人事労務freeeは二つのプランが有るため、手軽に始めることも可能ですし、中堅企業での導入も考えられます。

初期費用

人事労務freeeではいずれのプランにおいても、初期費用は必要ありません。したがって、システム導入においては初期コストを考えずに、検討することができます。

月額料金

ライトプランの場合は、年額プランを選択した場合には、一月あたり1,980円(税抜)が利用料金となっています。年一括ではなく、月々の支払いでは2,380円(税抜)となるので注意が必要です。

機能面が強化されているビジネスプランは、会社の規模によって料金が決まります。具体的には、freeeの方に問い合わせることが必要です。

その他の費用

ライトプランにおいては、従業員が3名を超える場合には、一人あたり月額300円(税抜)が上乗せされます。これは、従業員のアカウントを作るための費用です。
ビジネスプランでも、追加料金の設定があるようですが、こちらはお問い合わせが必要となっています。

人事労務freeeを利用している利用しているユーザー・会社の社数

人事労務freeeは人気の高いクラウドタイプのソフトウェアですから、利用者数は膨大な数にのぼります。

ユーザーの人数

シェアNo.1のクラウドサービスとして、すでに10万を超える事業所が利用しています。実質ユーザー数は公表されていませんが、仮に一社あたりの雇用者数を10人とすると、100万人規模と言う計算です。

利用している社数

契約している事業所の数は、公式サイトによると10万を超えているとされます。かなりの人気を誇っていると言えるでしょう。
具体的には、株式会社シーオーメディカルや株式会社ユビレジなどの企業で導入が行わています。

人事労務freeeの特徴

利用者数が極めて多数にのぼる人事労務freeeですが、多くの方に選ばれる理由は、そのシステムの完成度の高さにあるでしょう。労務管理システムを検討中の場合には、どのような特徴があるのかは要チェックです。

圧倒的な多機能

従来でしたら、勤怠管理や給与計算、各種保険関係と色々な業務に合わせて、専用のソフトを導入する必要がありました。

しかし、人事労務freeeでは、これ一つを用意すれば企業経営に必要な業務を、幅広くカバーすることが可能です。
実際にどの程度の機能が含まれているのかについてですが、これは全てを数えると約20に及びます。税務やマイナンバー関係など、いずれも役立つものが多いです。

自動化で簡単かつコスト削減

多機能なだけでは利用者はここまでは伸びなかったでしょう。人事労務freeeでは、多彩な処理を行えるだけではなく、自動処理機能を搭載したことで、使い勝手と利便性が大きく向上しています。

自動処理機能は、多彩な部分で導入されている、人間の労働を低減するために役立ってくれる存在です。例えば、給与でしたら勤怠管理からの情報収集と計算、振り込みまでを自動で行ってくれます。

年末調整や税務処理も自動化

自動化の機能は他にも、年末調整や税務処理などで導入済み。各種データを集めて書式にしてくれるので、労務関係の作業に慣れていない方でも、簡単に使うことができるような工夫があります。

このようなアシスト機能によって、人事労務freeeでコストカットや作業の効率化を実現した企業が、多数が見当たりました。中には年末調整に関しての業務を5分の1に圧縮できた事例もあります。

安心のセキュリティとサポート

労務管理システムを導入する上では、セキュリティ面に、気を配りたいものです。特に人事労務freeeはクラウドタイプと言うこともあり、情報漏洩や不正アクセスのリスクは気になる点でしょう。

この点、人事労務freeeは多方面からシステムの安全性を確保するための取り組みを行っています。まず、全てのデータは高度な技術で暗号化されているので、不正に入手したとしても解読されるリスクは低いです。

また、その安全性から世界でも最も選ばれているAWSを採用しています。AWSは物流大手アマゾンが提供しており、クラウドコンピューティング業界において支持を得ているソリューションです。

個人情報保護に関する取り組みも充実していますが、その結果、国際的な認証であるTRUSTeを取得しています。TRUSTeは取ったら終わりではなく、認証機関が定期的なチェックを継続するのが特徴的です。

次に、サポートについて見ていきます。人事労務freeeでは、多機能性や使いやすさは魅力ですが、例えば源泉徴収などは慣れていないと難しいと感じるケースはあるでしょう。

そのような時には、ヒューマンサポートを受けられるのは大きなメリットです。ライトプランでもチャットサポートを無制限で使えるので、気軽に相談できますし、ビジネスプランでは更に内容が充実しています。

人事労務freeeの口コミ・評判

まず労務関係の業務を、幅広くカバーできる点は好評を得ています。頻繁に使う給与計算はもちろん役立ちますし、源泉徴収や保険関係の機能も別のソフトを用意しなくて済むために人気です。

使い勝手については、簡単だったと言う声が多数になっています。多機能ですが、しっかりとインターフェイスや操作性には配慮が行き届いており、わかりやすかったとの意見が多いです。

ペーパーレスにも役立つ

自動化の恩恵もあり、全体的に作業が簡素化・効率化される点も支持を得ています。

加えて、ペーパーレス化にも役立つとの意見も見られました。

具体的には、一日仕事だった給与振込業務が30分で片付くようになったなどの口コミが見当たります。忙しい年末でも、人事労務freeeのおかげで余裕が生まれたと言う企業もありました。

デメリットについての口コミもなくはないものの、システムの欠陥や致命的なエラーが生じたような意見は、今の所は見当たりません。

人事労務freeeの運営会社

人事労務freeeは、主に個人経営から中小企業のバックオフィスをサポートしている、freee株式会社が提供しています。freeeは近年話題のフィンテック関係の会社で、クラウドシステムの開発、運用が得意です。

設立は2012年と言う比較的新しい会社ですが、そのサービスについては、トータルですでに100万事業所が利用するに至っています。2013年にクラウド会計ソフトfreeeをリリースして以来、労務管理システムや確定申告ソフトなどを次々と世に送り出し、破竹の勢いで成長を遂げてきました。

人事労務freeeに関しては専用のWEBサイトを用意しており、こちらから詳しく内容を確認できます。サイトからは資料をダウンロードできる他、実際の動作をデモ動画で確認することも可能です。

無料での体験バージョンも用意されているので、検討中の方は試してみるのも良いでしょう。