jinjer経費管理の資料・特徴・料金・評判・運営会社

jinjer経費管理は株式会社ネオキャリアが提供している人事向けクラウド型サービスであるjinjerシリーズの1つで、経費精算業務を効率化するためのシステムです。jinjerは経費精算システムの他に人事管理、勤怠管理など、同じデータベースで管理できる7つの人事向けサービスを提供しており、必要なサービスを必要なときに追加できる仕組みになっています。この記事ではjinjer経費管理の特徴や料金、資料請求について説明します。

jinjer経費管理とは

jinjer経費管理は交通費や経費の申請・承認をPCやスマホで行なうことができる経費精算システムです。交通費、経費、交際費の申請・承認に対応しています。

「駅すぱあと」乗換案内機能と連携

交通費に関しては「駅すぱあと」乗換案内機能と連携しており、出発地と目的地を入力すると経路や運賃を自動的に検索してくれるので、申請時に運賃や乗り換えを調べる手間が省けます。

申請・承認のワークフローはルートの柔軟な設定が可能で、スマートフォンのアプリにも対応しているので、どこでも申請・承認が行なえます。またデータベース上で勘定科目を設定しておくことで、各種経費の申請時に自動的に仕訳データを作成し、経理データの作成工数を削減できます。

jinjer経費管理の料金

jinjer経費管理は株式会社ネオキャリアが提供するjinjer人事・労務管理サービスシリーズの1つです。jinjer人事・労務管理サービスはどのサービスもデータベース込みで1ユーザーあたりいくらという料金体系になっています。

料金プランは3つあり、jinjer経費管理だけを使うなら、最低料金のHR Lightプランを選べばよいでしょう。また、試用期間を設けて無料トライアルを実施しています。

jinjer経費管理の使い勝手を知りたければ、まず公式ホームページより無料トライアルの申し込みをするのもよい方法です。

初期費用

初期費用については、特に必要ありません。

月額料金

HR Lightプラン

1サービス利用可能+jinjerデータベース300円/1ユーザー

HR Standardプラン

3サービス利用可能+jinjerデータベース600円/1ユーザー

HR Premiumプラン

5サービス利用可能+jinjerデータベース1,000円/1ユーザー

※jinjerは経費管理以外にも様々なサービスを提供しており、連携機能も持っているので、まず経費管理を使ってみて、他のサービスを追加したくなったときにプランの見直しをするとよいでしょう。

その他の費用

特に必要ありません。

jinjer経費管理を利用している利用しているユーザー・会社の社数

jinjerは複数のサービスの内、どれから使い始めてもよいし、使わないサービスがあってもかまわないので、jinjer経費管理のみの導入会社数は発表されていません。じかし、jinjerシリーズの導入実績は2018年11月の公表値で7,000社以上あります。

経費管理は企業にとって効率化したい業務ですので、jinjer導入企業の中で、jinjer経費管理を導入している企業は少なくないと考えられます。

ユーザーの人数

jinjerを導入している企業の内訳は従業員数50名以下の企業が20%、51~300名の企業が70%、301名以上の企業が10%です。少なめに平均して1社あたり100名と考えて、jinjerシリーズ導入企業の1割がjinjer経費管理を導入していると想定すると、700社×100人で70,000人のユーザーがいる計算になります。

小さめの数字を取っているので、実際はもっと多いでしょう。

利用している社数

上述したように、jinjer経費管理のみの導入会社数は公表されていません。しかし、導入企業の1割がjinjer経費管理を導入していたとしても700社が導入している計算になります。

経費管理の効率化に対するニーズが大きいことから、少なくとも数百~1,000社は導入していると考えられます。

jinjer経費管理の特徴

jinjer経費管理は、経費の申請・承認を使いやすくするために様々な機能を持っています。

交通費申請の効率化

交通費申請で経路をその都度書くのは非効率的です。jinjer経費管理では「駅すぱあと」乗換案内システムと連携することで、乗車駅と降車駅を指定すれば、経路と運賃が自動的に入力できます。

スマートフォンにも対応しており利便性が高い

PCでもスマートフォンでも対応しているので、出張などで出先に向かうときにスマートフォンで簡単に申請入力できるので便利です。また、定期区間を挟んで乗るときに、通常は申請者は定期分を省いて計算する必要がありますし、承認者は定期区間が省かれていることをチェックしなければいけません。

しかしjinjer経費管理は定期区間を自動で控除してくれるので、申請者も承認者も定期区間かどうかを気にする必要がありません。さらに交通用のICカードの読み取りにも対応しているので、ICカードを読み込ませて交通費の区間を選択するだけで申請できます

このように様々な方法で交通費の申請を効率化できます。

ワークフローの柔軟性

申請・承認システムを作成するときに問題になるのがワークフローです。申請から承認まで、誰がどのタイミングで行なうのかを定義するのは大変な作業です。

なぜなら、権限や承認者の数が企業によって異なるからです。特に経費は一定の金額までは課長が承認、一定以上は部長の承認も必要など。承認者の数が増えたり、フローの階層が増えたりします。

この設定が柔軟にできないと、例外処理が発生したときに、例外用フローは別に選択しなければならないなど、利用者から見て分かりづらいシステムになります。

jinjer経費管理はワークフローの設定が柔軟にできるように作られているので、よほど特殊な処理でない限り、1つの申請・承認処理は1つのフローで行なうことができます。

自動仕訳ができる

経理担当にとって、各種経費の帳簿入力は大変労力のいる仕事です。jinjer経費管理ではjinjerデータベース上で勘定科目や補助科目を設定しておくことにより、申請時に自動仕訳することができます。

また、精算データのFB(ファームバンキング)データを自動で作成できます。経理部門と連携すれば、精算業務の自動化も可能です。帳簿データにしてもjinjer経費管理は経費の部分しかデータベースに持ちませんが、CSVなどの出力は可能なので、企業の経理システムと連携させることもできます。

jinjer経費管理の口コミ・評判

企業の経営者からは「経費の申請は手間がかかるのでため込む人もいて、経費管理が大変だったが、申請をスマートフォンで短時間にできるようになり、申請までのタイムラグが少なくなった」と評価されています。

導入企業の精算担当者からは「定期区間のチェックがいらなくなったので仕事が楽になった」「精算データが自動作成されるので経理に回すだけでよくなった」などと効率化された点を評価されています。

従業員からは「アプリが使いやすいので、移動の合間の暇な時間に申請できるようになって便利」「今までは会社で承認していたが、スマートフォンでどこでも承認できるのがよい」とアプリで申請・承認できる点が評価されています。

管理者も「スマートフォンに特化したUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)が使いやすく、スマートフォンで管理できる」とアプリの使い勝手が評価されています。

悪いという訳ではありませんが、経営者からは「申請・承認の仕組みを変えることに対する不満の声があった」「当社の今までのやり方に合わせられるか不安だった」などの新しい方式の導入には抵抗があることも指摘されています。

これには事前に無料トライアルをワークグループみたいな形で試してみて、評価を会社全体にフィードバックするようなことも考えるべきでしょう。

最後に導入企業の多くから「導入から運用までサポートが大変よかった」との声が挙がっています。jinjerの利用企業の8割は中小企業なため、運用できるようになるまでのサポートが手薄だと、導入できないことがあります。

jinjerでは導入から運用まで手厚いサポートをしているため、7,000社という多くの導入実績を得られたと考えられます。

jinjer経費管理の運営会社

会社名:株式会社ネオキャリア(NEO CAREER CO., LTD.)
資本金:362,384,890円
代表:代表取締役西澤亮一
住所:〒160-0023東京都新宿区西新宿1-22-2 新宿サンエービル 2階
連絡先:TEL:03-5908-8005(代表)/FAX:03-5908-8046
従業員数:3,103名
資料請求先:公式ホームページの資料請求ページにて請求可能