就活と恋愛は同じ?就職活動の流れと本命企業と”出会う”方法まとめ

就活と聞くと、「様々な説明会に行き、エントリーシートを書いて、通れば、暑い中着たくもないダークスーツを着て、面接の会場に足を運ばなければならない・・・。」というイメージはありませんか?

このようなイメージがあり、「就活やりたくないな・・・。」・「うまくいくかな・・・。」と、非常に不安で一杯でした。

しかし、実際に就活をやってみて、イメージがガラッと変わりました。「企業との出会い方」のイメージがひっくり返ったのです。

主にベンチャーを志望している人向けに、企業との「出会い方」に焦点を絞り、ベンチャー企業にエンジニア職で新卒入社した私の体験した就活の方法をお伝えしたいと思います。

 

大まかな就職活動の流れと企業との出会い方

皆さんは、

就活 = 「合同説明会で沢山のブースを回る」・「企業の説明会で、数時間の話を聴く」・「大学のコネを使って、OB訪問」

 

という流れや方法だとイメージしませんか

確かに、この形式の採用イベントは沢山あります。

「マイナビ」や「リクナビ」など、大手の就活生向けサービスを使えば、この形式のイベントはたくさん見かけるでしょう。

しかし、他の形式も沢山あるのです!

僕が体験した形式は「逆プレゼン」・「真面目な合コン」・「真面目な出会い系」・「真面目なお見合い」の4つです。

逆プレゼン形式の就活イベント

 この形式は、言葉通り、「企業に対して、学生である皆さんがプレゼンを行う」形式です。

「すごくハードル高そう・・・。」・「大変そう・・・。」と、考えてしまっている方もいるかもしれませんが、読み飛ばさないでください。

私もエンジニアによくいる、「シャイで人とのコミュニケーションを好まないタイプ」でしたので、正直かなり気が引けました。しかし、「えいや!」で参加すると、意外と為になるもので、自分の強みや弱みを把握することができました。就活支援をしてくれる方々が、自分の納得いくプレゼンができるまで、アドバイスや練習に付き合ってくれます。

プレゼンでは、自分の生い立ち・趣味など、自己紹介的な内容から、大学時代に取り組んだこと・考えたこと、自己アピールまで、自分の思ったことを話すことができます。

自分のところに話を聞きに来て下さる企業は、元から自分に興味を持った企業ですので、最初から自分に対して積極的な企業に効率的に出会うことができますよ。

 

真面目な”合コン形式”

この形式は、企業が沢山集まる飲み会・軽いパーティです。「ちゃらい・・・。」と思う方もいるかもしれませんが、非常に真面目な合コンです。

企業の方からは、「どんな企業に興味あるの?」などの質問を聞かれたり、自分の質問をぶつけるチャンスも沢山あります。もちろん、他の学生も沢山いますので、他の学生の考え方を聞き、自分のこれまでのやり方・考え方を改めたり、パーティをきっかけに友達になったり、副次的な嬉しいこともあります。

逆プレゼン形式よりは、自分に対して積極的な企業を見つけることは難しいかもしれませんが、相手企業に気に入られると、ナンパ(連絡先の交換)され、選考に進むことがあったりします。

真面目な出会い系形式

この形式は、まさに出会い系。あの有名な出会い系サービス、Tinderを利用したことはありますでしょうか?

同じような感じで、様々な企業とマッチします。自己アピールが沢山盛り込まれたプロフィールを書いておき、放置しておくと、企業側から「今度お話しませんか?」とメッセージが飛んでくるのです。そして、実際にランチなどでお会いします。

企業の担当者と接触する場所

接触する場所は、様々です。各社オフィスに招き入れられたり、普通のカフェでコーヒーを飲みながら話したり、レストランでランチを食べながら出会ったり。相手がかなり積極的な場合、ディナーを食べながら話を聞くことが出来たりもします。

ちなみに僕も何度かオファーを頂いたのですが、感覚では、カフェでコーヒーを飲みながらが6割・ランチが3割・ディナーが1割の割合でした。この割合は、あなたのアピールの仕方次第で、変えることができると思います。

真面目なお見合い形式

 この形式は、見つけるのが非常に難しいかもしれません。探してみると、企業と学生をつなげる仕事を行っている、どスタートアップの方と出会うことができます。

ちなみに、僕は自力で見つけることはできなかったものの、Twitterで、就活をやっていることや、意識高い系のツイートを行っていることをつぶやいていたら、DMを頂きました。

その方はとても優しい方で、大体4社程度の会社を紹介に加え、就活に関する相談・自己分析の手助けをして下さいました。

SNSなどを使って自己アピールを行えば、良い出会いに恵まれるかもしれません。

就活でおすすめするサービスとは?

では具体的に、それぞれの形式でどのようなサービスを利用すれば良いのかを紹介します。

逆プレゼン形式

逆求人フェスティバル

– ジースタイラス(http://www.gstylus.co.jp/)

逆求人フェスティバルという沢山の企業が集まるイベントがあります。毎回、沢山の企業が参加しています。

大まかな流れを説明しますと、

応募→選抜→参加決定→プレゼン提出→プレゼンフィードバック→修正→逆求人フェスティバル参加→フェスティバルでの順位発表と企業からのフィードバック

という流れです。

逆求人フェスティバルを利用するメリット

逆求人フェスティバルに参加すると嬉しいポイントが2つあります。

ポイント1 企業の人事担当者にフィードバックを頂けること

自分のプレゼンに対して、優しい・的確なアドバイスをくれます。

私も最初は緊張しっぱなし・不安でいっぱいだったのですが、人事担当者に支えられ、無事当日のプレゼンを成功させることができました。

ポイント2、順位発表・フィードバックが頂けること

逆求人フェスティバルというのは順位づけされます。順位が良くても悪くても、自分のアピールの良かった点・悪かった点について、客観的な視点から知ることができます。

自分の問題点を見つけ、修正する大チャンスです。

Goodfind 

goodfind

Goodfind(https://www.goodfind.jp/)

企業の数こそジースタイルに劣るものの、イケてるベンチャーが集まります。

Goodfindを使うメリット

嬉しいポイントは2つ。

ポイント1 優秀なエンジニアからフィードバックを頂けること

経験もスキルもある優秀なエンジニアが、自分のプレゼン・作ったアプリに対して、フィードバック・改善点を教えてくれます。

プレゼンだけでなく、自分の実装してきたサービスを磨くことのできるチャンスです。 

ポイント2 イケてる会社のエンジニアがイベントに来てくれる可能性が高い

各企業のトップエンジニアが沢山集まります。

自分の作品に関して、技術の深い話から、サービスの価値の話まで、技術よりの良い話ができるでしょう。

真面目な合コン形式のおすすめ就活イベント

– Goodfind (https://www.goodfind.jp/)

こちらに関しても、Goodfindのイベントの1つとして機会が用意されています。

この形式の良いポイントは、自分の話したい企業にアプローチし、選考への有利な切符を掴める可能性があることです。

何も、素晴らしい話をする必要はありません。自分の技術に対する考えや、プログラミングを始めるまでの経緯、あるいは入りたい企業への愛を伝えることで十分です。自分の思ったことを、思ったままに伝えていれば、企業から声をかけて貰えるでしょう。

 

真面目な出会い系形式の就活イベント

OfferBox

offerbox

– OfferBox(http://offerbox.jp/)

自分のプロフィールだけで、企業に選んでもらうため、書くことは沢山あります。

趣味や、生い立ち。考え方・好きな技術などです。

OfferBoxを利用するメリット

嬉しいポイントは2つ。

ポイント1 1度プロフィールを書いておけば、自動的に就活ができる

他の形式に比べて良いのは、このポイントです。

最初のプロフィール入力が大変ではあるものの、後は企業が勝手にプロフィールを見て、声をかけてくれます。

出会う段階で足を動かす必要がないため、楽に企業を探すことができます。

ポイント2 企業から声がかかることが多い

かなり初期段階〜有名な企業まで、沢山の企業がアンテナを張っているようです。多種多様な企業を知り、出会うことができますよ。

 

肉リーチ

1時期、SNSやニュースで話題になったサービスです。

肉リーチを利用するメリット

美味しい「お肉」が食べられることです。

肉リーチは「お肉」ではないこともありますが、大抵はお金がない就活生では考えられないような美味しい料理を食べながら、ざっくばらんに話すことができます。

合同説明会以外の就活にもチャンスがある!

転職エージェント

いかがでしたでしょうか。

合説に足を運んだり、長い時間をかけて1つの企業の話を聞くだけが就活の方法ではありません。

様々な形式で、就活を楽しみましょう。

 

ベンチャー企業のエンジニアを目指す人が主な対象であると書きましたが、大企業を志望する人にもオススメです。ベンチャーの面接やプレゼンテーションで得たスキルは、自己分析や、自己アピールの術として生かすこともできます。

ベンチャーの選考での経験を活かし、大企業の面接をサクッとパスしましょう!