就活で自殺者が1000人を超えたという記事を見て、上場企業でサラリーマンをして、起業。人事から開発まで全て行なっている筆者が、自分のこれまでのキャリアと照らし合わせて就活についてのキャリア論的な記事です。大手企業への就職に失敗、内定をもらったものの納得できず、違う道へそれて行きました。しかし、現在は普通のサラリーマンよりも高い給料を得て、さらに自由になりました。そんな私の体験から、誰か1人でも楽になってくれるかたがいれば幸いです。
そもそもこの記事を書くことになったきっかけ・動機
就活自殺の大学生1000人超えって、、
家入さんの、これは大人達による他殺である、っていうのは凄く響きました。
若者からのフォローが多い大人は、
終身雇用の時代は終わってること、新卒一括採用なんてまやかしであること、他の生き方がたくさんあることを、発信しましょうhttps://t.co/DbAiu6DLFm— Ulara @ Wekids / Rush Gaming (@ularatter) 2018年4月16日
ツイッターでこのような投稿を見つけました。私はこれを見て、「嫌だったら逃げればいいし、自分の好きなことを突き詰めたらどうにでもなる」と思っています。
このように考えているのも、自分がそのように行動してきたからです。自分は好きなことを諦められませんでしたし、好きなことで稼いで行きたいと、そういう欲張りな人間だったのかもしれません。
しかし、好きを突き詰めて行動した結果によって今幸せに仕事ができています。「自分がこうだったから、同じことをやって見たら?」というような話ではありません。
就職活動で自分を追い詰めすぎないでほしい
ただ、「苦しい、他の人もやっているから合わせてやって見たら合わないかもしれない」という状況で自分を追い詰めすぎないでほしいということです。
他にも考えれば、たくさん道があるよということです。
すでに働いている企業の先輩や内定をもらっている同い年の人がいると焦るかもしれません。しかし、人生は思っている以上に長いです。仕事の時間も人生の7、8割です。
現在では大体の人が同じ企業に終身雇用というわけではなく、転職していきます。短期的に頑張って、無理をして答えを出そうとして、答えを出したとします。無理をしていたらどこかで行き詰まります。
だから、自分を追い詰めすぎずに自分の好きにまっすぐであってほしいと思います。
最後は直感で判断し、違うと思ったらやめる
私は「何か違う」と思ったら、それは変えることができないと思ってます。変な違和感があるならそれはやめる覚悟も持つことも大切かもしれません。過去の経験から直感的に判断されたことは概ね正しいですから。
大手を中心とした就職活動に失敗し、違う道へ
2011年の私も就職活動であまり成功したとは言えず、テレビ局を中心とした大手企業に書類、エントリーシートを出しましたが、ことごとく落ちました。学歴フィルターがあったことによってFランだった私はそもそもの足切りの対象になってしまいました。
自分の意思とは反した営業職での内定
周りが内定を取り始めていたことで焦りを感じていた私は、営業職で4年の5月に内定をもらいました。内定をもらった企業からは6月からインターンシップに来てくれという話をされました。しかし、その帰り道「やっぱり自分はこれじゃない」と思って、その帰り道で人事の人に連絡をして内定を辞退。
ここまで選考をしていただいて、「本当にできるの?」と何回も聞かれて、自分に嘘をつきまくってました。
でも、土壇場でやはり自分に嘘をつけなかったので、内定を辞退することになりました。そこから逆に自分の好きなことで絶対内定をとってやろう、と思えるようになって専門学校でダブルスクールに通うことになります。
内定辞退は悪いことじゃない
厳密にいうと、人事や現場の方々に時間を割いていただいてそれで内定をもらって、辞退しているわけですから、多少なりとも迷惑はかかっています。
しかし、中途半端な気持ちで就職されても困ります。私も今は一企業の経営者ですが、中途半端な気持ちでは最終的にお互い幸せにはなれません。
だから、内定辞退をすることは悪いことではありません。自分で考えて本当に自分がやりたいことなのか確認するようにしましょう。自分に嘘をついて生きていくことは難しいことですから。
内定がもらえないとしても、道はある
内定がもらえない人の特徴という記事をこちらに書きましたが、内定がもらえなくてもたくさん道はあります。就職活動は新卒一括採用という日本の就職活動の仕組みが問題で、正直いつ内定をもらっても構わないわけです。
能力やスキルがあれば、企業の人も放ってはおきません。能力やスキルというのは一体どういうものなのでしょうか。
▶︎【2018年・19年卒業学生必見】内定がない・もらえない学生の特徴
能力やスキルを身につけるー自分の好きを極める
人にはある程度自分の好きなことがありますよね。ドラマ、映画、音楽、ファッション、インターネット、建築、グルメ、スポーツその他。これらの中の何かが好きで、それを数年間続けていると、何かが見えてきます。
その好きを大切にして、誰もやったことがないレベルまでやってみるのです。
例えばですが、映画を1日5本見続けて、どういう映画が人気で、キャストが誰で、監督は誰、音楽はこういうのを使っていて、どれくらいの尺なのか、など細かく分析するようにするのです。そうするとマーケティング・分析の力が身につきます。
他の人はここまで映画を見ていませんし、分析したことがないからわからないのです。それだけ映画が好きだったら、その知識や分析力を映画会社、製作会社、テレビ局など多くのところで活かせるのではないでしょうか。好きを極めて誰もわからないレベルまで行けばいいのです。
無理をして、変な方向性で就職活動をする必要はありません。無理をしていると誰かには見抜かれますし、無理やり内定をもらっても意味がありませんよ。
好きやスキルがない場合
好きなことやスキルがないという人には、将来的に使えるスキルを身につけておくことをオススメします。
将来的に使えるスキルというのは、単に資格を習得するということではありません。もちろん自分がなりたい職業で必要であれば、絶対に取得しなければなりませんが、そうでない人は将来的に残るであろう職種などから逆算して考えることをオススメします。
エンジニアは将来必要な職種
例えば、その一つがエンジニアです。これからロボットが普及して来ますが、そのロボットを作るのもエンジニアですし、ロボットをカスタマイズしたり、新しいロボットを作り続ける必要があります。
また、街もだんだんとデジタル化して行きどんどん便利になっていくtこごあ予想されます。スマートホームと呼ばれる家もどんどんデジタルになって行きます。つまりエンジニアは長期的に必要とされるスキルなのです。
日本ではエンジニアが足りていない
2020年までに国が力を入れて取り組んでいることの一つが、エンジニアを増やすということです。エンジニアのニーズは非常に高く、求められています。そういう職種に就くことが、売り手市場で自分の価値を高めやすい市場です。
筆者も内定を辞退してから、4年の夏から半年プログラミングスクールに通って、ベンチャー企業に就職、その後1年半で上場企業に内定をもらい、4年半勤めて起業しました。
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