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うまく伝わるキャッチコピーとは?そのポイントや書き方
キャッチコピーは、街中やテレビ、インターネットなど様々な場所で目にします。キャッチコピーの内容によって求人への応募者の数も変わってくる場合もあるため、人事担当者の方にとっては気になる話題ですよね。この記事では、ターゲットの心を掴む求人広告を作成するポイントや具体例を紹介していきます。
そもそもキャッチコピーとは、何なのでしょうか。
キャッチコピーとは、何らかの告知や宣伝に用いられ、煽り文句や謳い文句となる文章のことを言います。また、消費者の心を強くとらえる効果をねらった印象的な宣伝文句のことを指します。つまり、キャッチコピーを作る上で大切なのはターゲットの心を掴むということです。
求人広告において心を掴むキャッチコピーとは具体的にどんなものなのでしょうか。ここで一つ、例を挙げてみましょう。
「妄想力が、翼に変わる」フジテレビ
「妄想力が、翼に変わる」。これは、フジテレビの求人広告のキャッチコピーです。マスコミ業界で必要とされるクリエイティビティと個性をターゲットに訴えかけています。自分の妄想力を活かして新しいものを作ってこうというメッセージも伝わり、シンプルながらも印象に残る一文です。
それでは、具体的にキャッチコピーを考え方と考える上でのポイントを挙げていきます。
キャッチコピーを考え方と考える上でのポイント
ターゲット層と訴求内容の決定
まず最初にすべきことは、ターゲット層と訴求内容の決定です。自分たちがどの層に向けてキャッチコピーを作成するのかを明確にしましょう。これが非常に重要なステップとなります。ターゲット層が明確でないと、求めている人材とは違う応募者が集まり、結果的にミスマッチに繋がってしまうからです。
キャッチコピーで伝えたいことは何なのかの洗い出し
ターゲット層が決定したら、キャッチコピーで伝えたいことは何なのかをしっかりと洗い出しましょう。ここでのポイントは、アイディアを深掘りしていき、訴求内容を明確化することです。
ただ、ここで気を付けてほしいのは自社の強みとターゲットへの訴求内容が必ずしも同じでないということです。自社の強みを押し付けるのではなく、あくまでも、ターゲットにとってメリットとなる心を掴むような内容を考えましょう。
さて、ターゲットと訴求内容が決定したら、次は具体的にターゲットの心を掴むキャッチコピーを考えていきます。ここでのポイントとして、伝えたいことをしっかり伝えることができるキャッチコピーかどうかを考える必要があります。
伝えたいことがぼやけてないか
キャッチコピーは印象に残るようなもののほうがターゲットの心を掴みやすいですが、オリジナリティとキャッチーさを出そうとするあまり、伝えたいことがぼやけてしまっては意味がありません。
ターゲットの心を掴みやすいキャッチコピーの作り方として、具体的な数字を用いたり、常識や思い込みを否定したりする方法があります。他にも、はっきりと具体的に書く、得られるメリットを示すなどの方法があります。こういった方法を用いて、自社の求めるターゲットの心に訴えかけていきましょう。
求人広告の面白いキャッチコピー事例
さて、キャッチコピーの考え方やポイントを紹介してきましたが、次は求人広告の面白いキャッチコピーを紹介していきます。
「ようこそ。ブラック企業へ。」
まずは、ネガティブな表現を用いてターゲットの興味を惹くような一見変わったキャッチコピーです。
「ようこそ。ブラック企業へ。」という大阪の広告制作・デザイン会社のトゥモローゲートのキャッチコピーがあります。
ブラック企業はネガティブなワードで驚きますが、とても印象に残るキャッチコピーです。ここで使われているブラック企業とは、悪い意味のブラック企業ではなく、バリバリ働き成長できる環境があるという意味を指しているようです。
「日本の『食のインフラ』をつくる。前例の無いチャレンジはつら楽しい」。これは、無添加食品の通信販売を行うオイシックスドット大地という会社のキャッチコピーです。
こちらも、チャレンジが楽しいという表現ではなく、あえてネガティブなつらいという言葉を組み合わせたつら楽しいという表現を用いることで、つらさもあるがやりがいのある仕事だということが伝わります。
ドリコムのキャッチコピーは「3歩先をつくろう」
次に紹介するのは、具体的な数値を用いることでターゲットに伝わりやすいキャッチコピーです。
そのような表現手法を使っているのは、モバイルPC向けのコンテンツを提供するIT企業であるドリコムです。
ドリコムのキャッチコピーは「3歩先をつくろう」というもので、「人々の期待を超える」という企業理念に共感し、3歩先を目指して努力できる人材に向けて作られています。
3歩という具体的な数値を用いることで、手が届きそうで届かない距離を表し、見た人の心を掴むことのできる一文ですね。
「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」森下仁丹株式会社
続いて、目を惹くワードを効果的に用いたキャッチコピーです。「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」。これは、医薬品製造企業である森下仁丹株式会社のキャッチコピーです。オッサンというワードが目を惹きますよね。
堅いイメージを持たれやすい医薬品業界の常識を覆すようなキャッチコピーでインパクトが強いだけでなく、日本を変えていこうというメッセージも伝わります。
求人広告の面白いキャッチコピーの例をいくつか挙げました。ネガティブなワードをあえて用いることでターゲットの好奇心を惹きつけるようなものや、具体的な数字を用いることでイメージしやすいものなど、先ほどのポイントに当てはまるものもありましたね。
介護系の求人広告のキャッチコピーについて
次に、介護系の求人広告のキャッチコピーの考え方です。介護系の求人広告はどのように考えたらいいのでしょうか。
介護系の仕事というと、社会的なニーズが高い一方で、体力的、精神的に辛い、給料が安いというネガティブなイメージを持つ人もいるでしょう。したがって、キャッチコピーを考えるときは、そういったターゲットのネガティブなイメージを払拭できるような訴求内容を考えましょう。例えば、介護系の仕事のやりがいやリズム感をキャッチコピーに取り入れることによって、ターゲット層の心に訴えかけることができます。
飲食の求人広告のキャッチコピーについて
介護とは打って変わって、飲食の求人広告となるとどのようなキャッチコピーが良いのでしょうか。
飲食の求人広告でよく見られる謳い文句に、シフトの融通が利きやすい、未経験者も歓迎などがあります。
飲食の求人の場合、他の職種に比べて若年層からの応募も多くあります。
若年層をターゲットにするのであれば、飲食の求人では、店長を目指すことができる、お客様の笑顔がうれしいなどといった内容よりも、シフトの相談に応じることができるといった内容にすることによってターゲットの心に訴えかけることができます。ただ、これらを訴求したからといって、必ずしもターゲットの心を掴むことができるとは限りません。
したがって、求めているターゲット層を明確にすることによって訴求内容をしっかり練っていきましょう。
また、自社ならではの強みやターゲットにとってのメリットがある場合は、オリジナリティを打ち出していくことによって差別化を図るのもいいです。
未経験者向けの求人広告のキャッチコピー
最後に未経験者向けの求人広告のキャッチコピーの作り方についてお話します。未経験者をターゲットにする場合、どのようにキャッチコピーを考えたらいいのか悩んでしまいますよね。
未経験者の場合は応募する際に不安を感じやすいため、未経験者でも歓迎という雰囲気をしっかり示せるようにしましょう。また、仕事内容についてもイメージがしにくいので、具体的にイメージしやすいように職場の雰囲気や仕事内容が伝わるキャッチコピーを考えることが大切です。
ここで気を付けたいのは、あいまいな表現を避けるということです。
具体的な想像がしにくいコピーライティングはNG
例えば、「アットホームな職場です」などといったワードは一見雰囲気がよさそうな職場だなという印象を持ちますが、具体的に想像がしづらいです。人によってアットホームの感じ方は違います。したがって、アットホームな職場だからこそ、どんなことができるのか、どんな人たちが働いているか、訴求内容のブラッシュアップをしていきましょう。
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