人手不足の世において、良い人材の確保は人事の最重要課題です。採用に力を入れる一方定着に力を入れる会社は少なく、未来のリーダー候補が突如去っていく事例は枚挙にいとまがありません。従業員の変化を素早く発見し、企業と従業員との信頼関係を密に構築できれば、良い人材を長く確保し続けることは可能です。従業員と組織のコストパフォーマンス向上のため、今いる人を大切にする経営への貢献、それがGeppoが担う大きな役目です。
このページの目次
Geppo(ゲッポー)とは
Geppoとは、従業員が1分程度でできるたった3問の簡単な設問「仕事満足度」・「人間関係」・「健康」に回答するだけで、従業員と組織のコンディションを可視化できるHR(Human Resources)テクノロジーサービスです。
毎月の人材の調子の見える化
年に1・2度の上司面談ではフォローしきれず人材流出に甘んじていたことが、毎月の見える化により、問題解決の着手が早まり人事担当者は休職や離職を水際で防ぐことができます。
またこれらの設問により、従業員の適材適所や個人の生産意欲だけでなく、組織としてやりがいを提供できているか、会社の未来に希望が見出せているかなど、企業としての問題点を浮き彫りにすることも可能になります。
Geppoは、シンプルでありながら人材確保と経営、両面に役立つ情報を毎月収集することができる社員のコンディション把握ツールです。
Geppo(ゲッポー)の料金
Geppoは、利用する従業員数に応じた価格設定になっています。一般的にシステム導入にあたっては、専用サーバーが必要な場合もあります。
導入に当たり、他の人事システムの相見積等で本格検討を始めているのであれば、ぜひ資料請求により詳しい料金を確認しましょう。
初期費用
初期費用については、Geppoにて資料請求のうえご確認ください。
月額料金
人事スタッフの手を煩わせることなく運用可能
Geppoの月額料金の中には、レポートの送付・回答、アラーム通知といった”システム”と、情報の分類やフリーコメント読み込みといったオペレーションも含んでおり、人事スタッフの手を煩わせることなく運用できます。
社員数によって低料金で始められることもあり、予算の限られる中小企業やベンチャーでも、比較的導入しやすい価格帯です。
社員数に応じて金額が変わる
社員数300名以上または25名以下については、資料請求のうえGeppoにご相談ください。
- 社員数25名まで:20,000円/月
- 社員数50名まで:39,800円/月
- 社員数100名まで:68,000円/月
- 社員数200名まで:108,000円/月
- 社員数300名まで:148,000円/月
※最低利用期間は6ヶ月
その他の費用
その他の費用については、Geppoにて資料請求のうえご確認ください。
Geppo(ゲッポー)を利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
Geppoを利用している組織では、システム系企業や人材派遣といった労働力やサービスを提供する”人”が主体の企業や、1000人規模従業員を抱える大手企業が多く見受けられます。
従業員の人数
Geppoが推奨する利用社員数は、推奨社員数25人~10000人です。サイバーエージェント単体での社員数は1551人、三菱商事グループ企業であるMCデータプラスの従業員数は約40人。規模の大きな会社から、中小企業まで運用実績が豊富にあります。
利用している社数
公式に発表されている導入企業数は47社(※2019年2月現在の情報)。
大手企業、業種を問わず幅広い企業で導入
多くの営業所を抱えるRICOHや、パソナ・リクルートといった労働者派遣事業、テクノロジー企業のNTTデータ・デンソー、食品製造の日清食品ホールディングス等々、業種問わず幅広い企業で導入されています。
Geppo(ゲッポー)の特徴
人事管理業務には、時間と労力がかかります。しかし、Geppoは回答促進やレポートまで代行してくれるため、人事業務の負担も少なくて済みます。
さらに、Geppoは従業員の退職や休職を予防したい企業にとって大変おすすめです。人事や人材関連の問題をテクノロジーで解決するHRテックサービスが多く出回っている中で、Geppoは一体どの点で優秀なのか、3つに分けて詳しく説明します。
社員一人ひとりのコンディションを数値化できる
Geppoの顕著な特徴は、社員一人ひとりのコンディションを数値化できることです。今までは何となく調子が悪そうだといった感覚でしか判断できなかった定性的な部分が、Geppoの導入により社員のコンディションが明確に分析できるかたちで定量化できるのです。
最小限の工数でスピーディーに社員のケアに
多くの従業員を抱える組織では、これまで全社員を均等にケアすることに専念していましたが、顕在化された数値により社員の抱える課題によって対応の優先順位をつけることができ、最小限の工数でスピーディーに社員のケアに当たることが可能になります。
社員が抱える負担感やストレスといった隠れた部分に、いち早く反応してくれるというきめ細かなケアは、社員にとって組織の信頼につながります。自分を大切してくれる会社を安易に辞めるというのは、誰にとっても心情的に難しいものです。
組織のコミュニケーションを生み出す
Geppoは、今までなかった”組織のコミュニケーション”を生み出すツールです。商談で外出が多い営業系部署や、お客様先に駐在するエンジニアを多く抱える企業や店舗ビジネスなど、細やかな対話が物理的に難しい業種は多いです。
また規模の大きい組織では、直属の上司以外とコミュニケーションを取る機会は極めて少なくなります。そのような状況下で、社員が感じるコミュニケーション不足の全てを解消することは困難です。
フリーコメント機能
Geppoでは3つの設問から解析したデータのほかに、フリーコメント機能があります。直属の上司には言いづらい事や、職場で抱える課題や負担といったストレス要因に対し、迅速に声掛けすることで、モチベーションが高まります。
組織内コミュニケーションのハードルを低くすることで、従業員のコンディションを把握するだけではなく、風通しのよい組織作りに欠かせないコミュニケーションツールとしても利用する価値があります。
隠れた人材の発掘にフォーカス
Geppoを使えば、いち早く”隠れた人材の発掘”に活かすことができます。「仕事満足度」「人間関係」「健康」の3つの決まった設問のほか、4つ目の質問を設定する機能があります。
その4つ目の質問に「組織マネジメントに興味があるか?」「リーダーに適切な人は誰だと思うか?」「チャレンジしたいことは?」といった志向性質問を入れることで、社員のキャリア志向を可視化したり、顕在化された適性により人材を最適配置したり、組織の適材適所を実現するためのツールとして役立ちます。
人材の適材適所による事業成長
Geppoの「人材の適材適所による事業成長」できる点においては、第6回日本HRチャレンジ大賞で革新的であると評価され、イノベーション賞を受賞したほどです。
人材を確保する一方で、個と組織が共に進歩し続けられ、輝かしい未来に繋げることができることが大きな強みです。
Geppo(ゲッポー)の口コミ・評判
シンプルで利用しやすいツールであるという評価が多く見られます。Geppoは、報告する従業員にもシンプルで応えやすい一方で、管理者側にとってもオペレーターが回答を見やすく分類したものを確認するというシンプルな業務で事足りるため、人事スタッフの手を煩わすことがありません。
また、社員の本音を把握しやすくなり、Geppoで検知できた社員の不満に迅速な対策を打てたおかげで、従業員の離職を少なくとも3人は防ぐことができたという企業もあり、離職率の歯止めにも確実に効果を発揮していることが分かります。
Geppo(ゲッポー)の運営会社
株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーが運営
Geppoを運営するのは「株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー」。ヒューマンキャピタルテクノロジーは、労働者派遣のリーディングカンパニーであるリクルートと、IT最大手のサイバーエージェントがタックを組み、2017年7月に両者が共同で出資する新会社として誕生しました。
サイバーエージェントが社内で運用してたアンケートシステムをベースに開発
サイバーエージェントが2013年7月から実際に社内で運営している独自アンケートシステムの考え方をベースにGeppoを開発し、人材の適材適所を高度に実現してきました。
リクルートが持つ人材の知識と、サイバーエージェントが育ててきた豊富な運用ノウハウにより、人材・労働面の課題発見と解決を担い、HRテクノロジーを通じて日本の産業発展に貢献している企業です。
株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジーの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー |
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事業内容 | 「Geppo」および他の関連サービスの開発・販売・ ソリューション提供など |
代表取締役 | 代表取締役社長 満田修治 |
資本金 | 2億5千万円 |
従業員数 | |
会社URL | https://hc-tech.jp |