「人事データが各部署に点在していて、人事情報をまとめるのが難しい」「従業員の離職を予防したい」このような悩みを抱えているのであれば、Better Engageを利用するのが最適です。今回はBetter Engageについて、特徴や料金、評判や運営会社などを紹介します。Better Engageとは一体どんな人事評価システムなのか、この記事を読んで確認してみて下さい。
このページの目次
Better Engageとは
Better Engageとは、データドリブンな戦略人事で企業の成長を加速させることができる戦略的な人事評価システムです。Better Engageを利用すれば、社内でバラバラに散らばっている様々な人事データを簡単にまとめることができ、データ解析からインサイトを思い通りに引き出すことが可能です。
人事データを一元管理できるPeople Management Suit
このシステムによって戦略的人事を実現することができます。Better Engageには、全ての人事データを一元管理できるPeople Management Suite、人事データを簡単解析することができるPeople Analytics Suite、人事ツールを簡単にインストールできるMarket Placeの3つの機能があります。
People Management SuiteはTalent ManagementやMTG Logs、Team ManagementやTalent Sarchなどの機能によって、人材にまつわる情報を簡単に一元管理でき、いつでもどこでも参照し、タレントインサイトを引き出すことができます。Talent Managementは社員のスキルや経歴、評価や勤怠などの情報を見える化しているシステムです。
MTG Logsは面談結果を社員に紐づけした保管するシステム
社員のデータをすべて一元管理することによって、社員一人一人をしっかり把握でき、人材マネジメントを進めることができます。MTG Logsは面談結果を社員に紐づけした保管するシステムです。
面談結果を社員ごとに保管することができるので、仕事上の悩みやキャリアプランなどを一人一人に合わせてフォローすることができます。Team Managementは、勤怠状況や評価状況、運営コストなどをチームごとに可視化できるシステムです。
Talent Sarchとは
Talent Sarchは社内の多様な人材の中から適切に抜擢人事を行うことをサポートしているシステムです。このシステムを利用することによって社員に紐づいた情報の中からふさわしい人材を見つけることができます。
People Analytics Suiteは、レポートやダッシュボード、ワークフォースプランニングやサクセッションプランニングなどの機能によって、様々な角度から人事データを自由自在に解析し、組織の潜在的な欲求を引き出します。レポート機能では、部署ごとの残業時間や通勤時間とハイパフォーマーの関連性、入社年次ごとの満足度調査などさまざまな解析を行ってレポートを作成します。
作成したレポートを保存するのに有効なのがダッシュボードです。ダッシュボードに登録しておけば、気になる情報に1クリックでアクセスすることができます。
ワークフォースプランニングでは人員配置などのシミュレーションができ、サクセッションプランニングでは人員計画を行うことが可能です。Market Placeは戦略人事に必要なツールをインストールできる機能です。
Better Engageの料金
Better Engageの料金について、初期費用や月額料金、その他の費用に分けて紹介します。
初期費用
Better Engageの初期費用は、残念ながら確認することができませんでした。
月額料金
初期費用と同様にBetter Engageの月額費用を確認することができませんでした。
その他の費用
Better Engageの料金は都度問い合わせとなります。詳しくはBetter Engageまで問い合わせをして資料を請求してみて下さい。
Better Engageを利用しているユーザー・会社の社数
Better Engageを利用しているユーザー・会社の数について紹介します。
ユーザーの人数
Better Engageを利用しているユーザーの人数は残念ながら確認することができませんでした。
利用している社数
Better Engageはサービス開始直後に15社程度が利用意向を示したようです。現在Better Engageを利用している正確な社数はわかりませんが、数多くの企業が利用している模様です。
Better Engageの特徴
Better Engageの特徴を3つに分けて紹介します。
人事データを一つにまとめることができる
人事データは社内の様々な場所に点在していることが多いので、必要な時にすぐに人事データを集めることができず、困ってしまうシーンが多いのではないでしょうか。Better Engageには、人事データを一つにまとめることができるという特徴があります。
人事データを簡単に統合することができるBetter Engageは、これらの人事採用者の悩みを解決させることができます。人事データを統合することによって、人事データベースを構築させることも可能です。
さらに現在使用している勤怠管理システムや給与管理システム、採用管理システムなどとAPI連携することで、自動でリアルタイムにデータの一元統合ができるので、入力作業の手間を省くこともできます。
データ解析とレポートが可能
Better Engageで人事データを一元化することによって、データ解析が容易になります。Better Engageなら様々な角度から解析することができるので、組織に関する意識構造を引き出すことができます。
またデータの解析結果をダッシュボードに保存しておくことによって、リアルタイムに組織の状況を知ることが可能です。多くの人事情報をリアルタイムに解析すれば、従業員のコンディションを随時把握することができ、異変に素早く気づけます。
また解析結果を部署ごとの上司と共有することによって、ケアが必要な従業員を可視化することができ、離職の防止につなげることが可能です。このようにBetter Engageを導入することは、人事部と部署ごとの上司との間でアクション共有が可能になり、問題への対処を一緒に考えることができます。
問題への対処を共有することは、効率的かつ効果的に離職を防止させるのに有効です。
戦略立案が可能
Better Engageではデータ解析から得た核心によって戦略立案を策定することができます。Better Engageには、最適配置のためのワークフォースプランニング機能や、育成のためのサクセッションプランニング機能など戦略立案の作成に役立つ機能が多く備わっています。
従業員の本音の把握に役立つのが、サーベイ分析やコミュニケーション分析、勤怠分析、パフォーマンス分析などです。これらの機能を活用すれば従業員のモチベーションの低下や仕事への満足感を確認することができます。
これによって問題解決のためのアクションを起こすことが可能です。
Better Engageの口コミ・評判
Better Engageの口コミや評判について、業務を効率的に行えるようになったという声があります。社員のデータを一元管理することによって問題点の共有が容易になり、社員の離職率低下にもつながっています。
Better Engageの運営会社 株式会社BtoA
Better Engageの運営会社である株式会社BtoAは2015年10月に設立した東京を拠点とするスタートアップです。タレントマネジメントソリューションの企画・開発やモチベーション管理プラットフォームの企画・運営を行っています。
株式会社BtoAが展開しているサービスは、社員の日々の行動や心の声をデータ化して、独自のアルゴリズムとデータ解析をもとにして最適なマネジメントソリューションを提供しているBetter Engageや社員同士が褒め合うことによって感謝を引き出し、組織のエンパワーをサポートするPrizyがあります。株式会社BtoAでは日本が循環型社会になるように「無謀」に挑むことを使命とし、企業の社員マネジメントと「働く」ということを変革することを目指しています。
2015年に設立した株式会社BtoAは、当初は宇宙産業特化型メディア「宇宙女子」を運営していました。その後、サムライキュベイトからシードラウンドで資金調達を実施し、宇宙産業特化型Eコマースプラットフォームの構築を目指していましたが、宇宙関連事業は入札での参加が必要であるなど様々な制約があったので、事業路線の変更を余儀なくされます。
情報管理のコンプライアンスの都合からデータベースを残せなかった点も宇宙関連事業を撤退した理由の一つとなっているようです。宇宙開発事業を撤退してからは、CEOの石原氏の前職の会社が人の出入りが激しかったことにヒントを得て、タレントマネジメントソリューションの企画・開発に乗り出すことになりました。
これらの経緯があって、株式会社BtoAはBetter EngageとPrizyのサービスを現在手掛けています。
