前回のvo.1では私大から専門学校へのダブルスクールに通う経緯について書きましたが、
美大等、既に専門学校などで学んだという方以外を対象に、今回は専門学校で何を学んだかをお伝え出来ればと思います。
専門学校はどういう所だったのか
私が通っていたデジタルハリウッドという専門学校は授業料が他と比べて少し高いという
印象はありますが、個人的にはここに通っていて良かったなと思います。そのメリットを下記に紹介します。
デジタルハリウッドに通うメリット
その理由は下記の3点です。
- 外部から来る講師・イベントが多い
- 卒業制作で内定が貰える
- 施設の設備が良い
下記少しその詳細を説明します。
外部から来る講師・イベントが多い
IT業界に飛び込んで何をしたら良いのか分からなかったのとWEB業界と一言で言っても、
ソーシャルゲーム、SNS、受託サイト制作、LP系、EC系、システム系等、企業・職種どういう工程に携わるのかなど不安なポイントが沢山あります。
その中で自分はどの分野でやりたいのかという事を明確にするために外部講師が来るセミナー等に参加し、それが大体無料で行われていました。
これで自分の考えを纏める事が出来ました。
また、自分の知らないセミナーなどに参加することによって、
自分が本当に目指しているところはどこなのかというところを明確化することができます。
自分の知らないスキル・領域・企業を知ることの意味
これが想像以上に大切で、スキルを上げて、いざどこかに就職、転職しようと考えていても自分がどこに活かせるのか、どこが得意でどういう企業なら合うのかというところがわからないと困ります。
企業側としてもなかなか評価すべきポイントがどこなのかわからなくなってしまいますので、長期的に考えてセミナーなどが開かれているというのは大きなメリットになります。
卒業制作で大手企業などから内定が貰える
デジタルハリウッドでは、電通・博報堂さんの子会社や著名なIT企業の採用担当や現場の方が多くくるので、そこでコネクションを作る事が可能です。IT企業の方々と直接お会いする機会というのは少ないので経験としてかなり大きいですね。
名刺交換会など企業との接点が充実している
名刺交換から面接、内定というケースが結構多いようです。
専門学校に通っていきなりそういった方々の前でプレゼンテーション出来るのは貴重ですよね。普通の専門学校に通ってもそういう機会はありませんので、エンジニアやデザイナーで内定をもらってその職業につきたいという方にはお勧めですね。
また、こういうプレゼンテーションを行う機会というのは、会社に入ってからもあるので非常に勉強になりますね。
デジタルハリウッドは施設の設備が良い
通っているときは、渋谷と他にも秋葉原などにある施設を使用する事ができ、アプリ開発等の勉強会も無料で開かれているのでそこで学んでいました。
通っている学生だけが無料なので、非常に勉強になりました。ハンズオンで、プログラミングをしつつアプリ開発を学べるという機会もなかなかないですよね。
専門学校で何を学んだか
WEB制作は本当に初心者で少しHTML/CSSが出来る位からはじめたので最初はわからない事の連続でした。以下学んだ事ですが、基本的な所から。カリキュラムも大体下記のような形で進んでいきました。
カリキュラムは講師が新しいものを随時取り入れる
その時の流行の技術をカリキュラムに取り入れているみたいなのでその辺も信頼出来ましたね。
- イラストレーター・Photoshopの基礎
- 名刺等のグラフィック制作
- HTML/CSSの基礎
- Flashの基礎 (アニメーション)
- jQueryの基礎
- 顧客対応・チーム制作
最後にやったチームでの制作はかなり勉強になりました。実際にクライアントがいて、ヒアリングや素材の受け渡し、ディテールの調整やチーム内での役割分担という点で実践のような動きが出来たかと思います。
次は、専門学校で学んだ事をどういうふうにアピールして、大学4年の7月に内定辞退してから大学4年の3月(卒業)ギリギリで内定を
2社貰ったのかを書いていきます。
また、初心者からエンジニアを目指しているという方には、
どのように勉強したら良いのか、こちらも合わせてどうぞ。
エンジニアの給料は高いと言われますが、実際エンジニアの給料がどのくらいのレベルなのか気になる方も多いかと思いますが、こちらに多くのIT企業のエンジニアの年収を調べてまとめてありますので、こちらも合わせてどうぞ。