大学生でも簡単に稼ぐことができる時代がきた。大学生といえば普通にバイトをして、たまに高単価なライブの派遣、あとはちょっと危険だけど薬の試験など “稼げるバイト” に関しては噂がかなりあった。女性であれば、ラウンジなどで働き、芸能人や有名人を相手にお酒を飲んだり、様々なバイトがある。
そんな中インターネットの普及によってクラウドソーシングサービスや、リスティング代行、広告運用、ライティングなどで簡単に稼げる時代がきた。今回は大学3年製にしてフリーランスで月額50万円を稼ぐ青山学院大学の学生にインタビューさせていただいた。
50万円というと社会人の初任給よりも高い。それだけのお金を稼いでいる学生はどのようなことを意識して、取り組んでいるのか。
副業やフリーランスで稼ごうとしている、稼いでいるという方の参考になれば幸いです。
このページの目次
青山学院大学に通いながらベンチャー企業に通う日々
元々大学1,2年の頃からベンチャーのリスティング会社で働いていました。そこではメディアのマネタイズのための一つの手法としてリスティング広告の運用代行を行ったり、直接クライアントの商材を広告したり、様々なことを行っていました。
リスティングというのはワードを入稿して、Google AdwordsやYahoo!ディスプレイネットワークを運用していたのですが、普通の人だったらかなり地味であまりやりたくないですよね。そこの会社はまだベンチャーだったのに、リスティング・ビジネスへの理解がかなり強かったので儲かっていました。
Google AdWords(アドワーズ)とは、Googleが提供しているインターネット広告サービスです。
Google AdWords(アドワーズ)を利用することで、誰でもGoogleの検索結果ページに広告を出すことができます。
なので、給料自体は他の会社のように外注してめちゃくちゃ安い金額で使って、規模を回すという感じじゃないんです。
そういうしっかりと寄り添って運用していく、大きなクライアントを話さないというところに強みがあったと思います。
ただ、リスティング広告は例えばアフィリエイトの案件をメディアに掲載して運用するとします。
成果報酬で4000円もらえる案件だとしたら、リスティング広告で、1件2000円までの予算で1案件売れたとすると利益が2,000円になるわけです。
かなりシンプルですが、面白くないですか?
どういうキーワードで、広告文言にすれば売り上げが上がりやすいのか、人が惹かれるのかっていう「商売の基礎」的なところがわかるんですよね。
そういうところの積み重ねなのですが、それが今の仕事にもかなり繋がっています。
このリスティング運用をして、顧客の商品をどのようにどういう人に売ったら売れるのかという思考力を鍛えるのはかなり良い経験になりましたね。
副業を推進していたり自分でビジネスをすることで学ぶことがあるからどんどんやれという会社で、非常に個人が働きやすい会社でした。そして取締役には非常にお世話になりました。いまの自分があるのも以前の会社のおかげですね
—
副業を認めている会社は多くなってきているが、副業を認めている会社は一体どういう会社なのだろうか。
副業をしたいけど、どうしたらよいのかわからない、副業を認めている会社が気になる方はこちらもどうぞ。
ベンチャーを逃げて、新しく自分で始めようと思った
とはいえリスティングの代行をずっとやっているのってきついんですよね。
ワードの入稿や、商材ごとの成果が取れるワードってわかってくるわけですよ、ずっとやっていると。
そうなってくるとある時から単純作業になってきて、それ以降の自分のストレッチが効かないけど、効果が出るリスティングの会社ということで会社自体は伸びていたために、仕事量が増えていきました。
リスティングの頭も使いつつ仕事量が増えていくのって結構つらいんですよ。
そして、結果として会社を逃げてしまったんですが、自分で稼がないといけなくなったので、
リスティングやメディアのマネタイズというところで企業のお手伝いをすることにしました。
知り合いのツテなどを使って難しい案件でも挑戦するようにして、
案件を受注しています。みんな明らかに難易度の高い案件を任せてこようとするんです。
だけどそこで尻込みしてたら生きていけないですし、チャレンジするしかないんですよ。
あとは成果によっても報酬をもらえるようにすれば、単純に作業しているだけでなく
「どうしたら良いのか考えるようになる」ので非常に刺激的です。
だからクライアントから頂いた仕事を存分に活かして自分の経験ともしていく。
欲張りだと思いますが、このくらいのほうが楽しくないですか?
フリーランスで仕事を取る上で大事なことってなんですか?
「断らないこと」、これに尽きるかと思います。
断らないで炎上しそうな案件でも果敢につっこんでいきました。笑
もちろん炎上してメンタルがいかれて、胃が痛くなったことも少なくありません。
しかし、信じてくれる人やお世話してくれる方がいるので今はどんどん挑戦して
稼いでいきたいと思っています。
最初は単価が安くても、積み重ねていくことによって自信もつきますし、
実績もできるので言えることが増えていきます。
大事なのは、実績を積んで自信をつける。
そうすることによって人から求められる存在になるということです。
— どういう仕事でもそれは変わらないんですね
そうなんですよ。学生だということで足元を見られることも少なくありませんでした。
でも学生じゃなくても、仕事を始めたばかりの人なんてみんなそうじゃないですか?
学生だからXXXといって何かをやらなかったり、諦めてしまうのではなくて理想に生きる。
もっともっと稼いでおいしいもの食べたり、可愛い子と付き合ったりそういうことがしたいんです。
もちろん会社化も考えていますが、今は知り合いの方にお世話になっているので会社化の必要がなく、やっていない状態です。
何人かでフリーランス・副業をやっているメンバーで集まって新しい事業やビジネスを作ッタほうが楽しいですし、刺激的で、なおかつビジネスのスケールが早いんです。
そして、税理士や他の人がわかるノウハウを提供してもらえる。効率的じゃないですか?
フリーランスになったばかりの時は不安で仕方なかったですが、自分でもっとやってやろうという気持ちが大事かなと思っていますね。
副業・フリーランスをやっている方に何かアドバイスをください
最初は何でもいいから断らないでやってみる。
— 自分の好きなものを選択したくならないですか?
自分の価値を高く見積もりすぎない。事故ってもいいからやっている中で、僕は一度逃げてしまいましたが、逃げないでやっていくことに意味があると思います。そうすると信頼してくれて、今回はあれだったけど次回はちゃんとやってね、といってさらに任せてくれる会社もあります。
そうやって実績を積み重ねていくと、やっぱり自分が得意なことが見えてくるんです。
自分の好きなことで稼ぎたいという理想はもちろんありますが、好きなことって意外とわからないものですよね?
違う経験したら、「あ、やっぱりこっちのほうが面白いんじゃね?」みたいな。
だから最初から、自分はこれが好きだ、これだけしかやらないって思わないで何でもやってみると
良いかもしれません。
もちろんお金とかの問題もあると思うので、安売りしすぎるのは良くないですが、僕みたいに事故案件に突っ込んでいかなくても
いいわけですよ笑
でもそういう修羅場のくぐり抜け方を知ったのは非常に良かったです。
もう何でもできるんじゃないかっていうメンタルが身につきますからね。
— 月収50万って大学生にしては非常に大きな金額かと思いますがどんなことに使ってるんですか?
投資に回したり、新しいサイトを運営したり、おいしいものを食べたり、様々なことに利用していますね。
やっぱりリスティングやメディアのマネタイズをしていると不労所得が欲しくなるんですよね。自分が働いて稼げる金額なんて限られてますから、その先どうやっていくのか考えるわけです。
メディアでもある程度の金額は儲けられることもできますし、サイトを作るところでもお金を割と投資して運営しています。クライアントの金額で500万程度運用してリスティングをしていたこともあるので、自分一人でもそれくらいは運用できると思いますね。
フリーランス・副業で学生でも月収50万稼ぐようになるという流れが良くお分かりいただけたでしょうか?フリーランスになると基本的にお金の不安があると思いますが、こういう意識で乗り越えていくのは本当に大切ですよね。
フリーランスで稼ぐためにどうしたら良いのか、どのような人が稼いでいるのかについて特徴をこちらにまとめてありますので、こちらも合わせてどうぞ。
フリーランスでライティングをされている方も多いですよね。
ウェブメディアから雑誌を創刊した女性キュレーションメディアのMERYの雑誌版を作った
戸川氏とバズるコンテンツを仕掛ける朽木氏が話すライターや編集の未来については
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