非エンジニアがプログラミング学習のDive into Codeに1ヶ月間通ってみた – インタビュー

短期間で “使える” 技術力を身につけていくRuby on Railsのプログラミング学習スクールである「Dive into Code」。Dive into Codeのプロトタイプ作成コースに、”プログラミング経験はあるが、サービスは作れないレベル” のRplay編集部の人間が通い、どのように学び・プロダクトを作っていったのか、初心者が悩みがちなポイントからスクールの雰囲気、先生の教え方などまでご紹介します。

Dive into Codeとは

有給での実務経験を経てから卒業する、対面型のプログラミング教育スクール。Ruby on RailsやAWSなどモダンなWebアプリケーション開発には欠かせない知識を習得でき、プロトタイプを作成できるスキルをつけることを目指すスクールです。今までに1,000名以上の方にプログラミング学習の機会を対面講義形式で提供しており、初心者の方にも優しい形式となっています。

学習効率を向上させる仕組みを取り入れているために、プログラミング初心者でも「現場で活躍できるWebエンジニア」に急成長させます。起業のために本気でプログラミングを学びたい方や、就職や転職のためにプログラミングを身につけたい方にはオススメのスクールです。

インタビューは、今回のスクールに通い初めて1ヶ月までの前編と、スクール卒業のプロダクト・企画の掲載を含める後編に分かれていますので、ぜひ後半もチェックしてみてください。

Dive into Codeではプログラミング学習から就職・転職、その後働いていくためにはどうすればいいのかというキャリアの部分まで支援しています。プログラミングを学んで、その後のキャリアについても相談したいという方はこちらもどうぞ。

ここからはインタビュー形式でご紹介していきます。

1.Dive into codeのカリキュラムについてどう思いましたか?

ビジネス

WEBサービス、サイトを作った経験がある人ならば想像を良い意味で裏切ってくれると思います。
私自身、日本でWEBが広がり始めた1995年からWEBサイト運営をしていたこと。さらに、大学時代はC言語、Perl、PHPと入門を学習していて元々ネット黎明期よりWEB上に各所のBBSを始めとしたスクリプトを共有してもらえるサイトのソースを見て、それをちょっとカスタマイズして使っていた経験がありました。

なので、良くも悪くも自身のイメージの中でよくある規程のステップで学習ステップが構成されているんだろうなという思いがありました。

Dive into codeの学習は最終的に効率だと言えるものだった

それが、実際にDIVE INTO CODEでの学習ステップを体験する中でかなり覆されたなという印象でした。

というのも、他の学習テキスト・カリキュラムを進めながら感じたのは、最終的なサービスを形にすることを中心に考えてステップを作っているんだろうなという感覚を覚えたからです。

Q. どのようなプログラミング学習ポイントでそう思いましたか?

プログラミング言語を学ぶ際には、オライリーのリャマ本や、C言語の独習本など各種入門書によくあるような概念の成り立ちや用語概念から入るところ、本カリキュラムではサービスを作るというステップをぶつかりやすい壁をあえて提示しながら、その過程をトレースさせるところを中心に構成しており、あえて学習者自身に疑問が出てくるように設計しているなと感じています。

私自身、その想定通りカリキュラムの課題にもれなく壁を感じ、想定以上に時間を費やすことで自分自身の血肉になる形で問題解決方法を吸収することが出来ています。

無駄に評価が高い教材・カリキュラムのスクールでの学習は、学習者にとっては気持ちの良いものにはなると思います。

ただその経験値は本当に何かを形にしたり、周りの人がつくったことのないモノを作ろうとする際の地盤として役に立つのかという側面に対していかがなものでしょう。

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適度に課題感を感じるカリキュラムが良い理由を教えてください

私自身大学院卒業後社会人としてトータル7年の月日が立ちますが、平均的なサラリーマンとしては様々なポジションを経験しています。詳細な説明は割愛しますが、ポジションの種類としては大きく4種類のポジションの経験をしています。

私の所属する組織がベンチャー組織であることも起因していると思いますが、その各ポジションのスタートを切ったあと毎回体験することとして自分が想定していなかった課題にぶつかるということです。

私の所属する組織は、それなりに大きなものではありますが偶然にもある程度新設組織である場合や、新規事業であることが多かったこともあり殆ど皆無と言ってよいほど詳細なノウハウやレールが引いてあると言うようなことはなかったのです。

そのため、隔週に一度は何かしらの課題に直面していたような感じでした。ただこれが今となってはどのようなシチュエーションにおいても役にやっているなと感じています。

それは自分自身で新しい選択肢、挑戦方法、問題解決の切り口を見つけ出したり、作り出したりすることが出来る、基本的なスキルセットを作ってくれる礎となっているのです。

少し遠回りな例になってしまいましたが、この自身のビジネス経験同様本カリキュラムを進めるに従い、私自身が感じるのは”自分で何かを形にするために必要に応じ学習をさせようとする構成でカリキュラムにしている

そして、その背景には本質的なスキルセットを身につけて欲しいというスクール側のポリシーがあるのではないか”ということです。

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無骨で目的意識が弱い人には向いてないかもしれない

この構成は、ある意味で無骨で目的意識が弱い人には向いてないようにも感じます。ただちゃんと目的意識として、何か自分で形にしたものがある人にとっては「Dive into code」は、非常に良い環境です。

現状の自分自身に対する変化を作ろうとしている人には、適切な成長ステップを提供するカリキュラムとしてはとてもよい構成になっていると思います。

私の個人的な感想としては、”少ない時間を投資し、他力本願的に学習をしようとするような方、自己啓発本や平積み系のノウハウ本を買って積読して満足しているような人”には本スクールは向いていないと思います。

Dive into codeが向いていない人

  • ● 少ない時間を投資し、他力本願的に学習をしようとするような方
  • ● 自己啓発本や平積み系のノウハウ本を買って積読して満足しているような人

裏を返せば、先に挙げたような目的意識を持っている方には、各々がぶつかる課題をスクールとして二人三脚的に支援をし、実力をつけようとする姿勢を感じることができると思います。

それが本スクールの本質的な価値であり、学習者に対し厚く支援をしようというのを感じことができる人こそがコストに対して最大のパフォーマンスを享受できる方になると思っています。

Dive into codeのカリキュラムのポイント

  • ● 人に適度に課題・壁を感じさせ、自分で何かを形にするために必要に応じて学習させる構成のカリキュラムになっているため学習効率が良い
  • ● 各々がぶつかる課題をスクールとして二人三脚的に支援をし、実力をつけようとする姿勢を感じることができる
  • ● 学習者に対し厚く支援をしようというのを感じことができる人こそがコストに対して最大のパフォーマンスを享受できる方になる

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2. どういう先生が教えてくれるのか、その人のこれまでの職種や経歴など

ビジネス

— 実際どのような先生が教えてくれるのか不安はありましたか?

正直、私自身先生の経歴についてはさほど興味がありません。というのも、経歴というのは文字にかける情報なだけで学習者として見た時の成果には殆ど関係ないと思っているからです。
ただ実際にカリキュラムを推し進める中で感じたことを振り返って思うのは、上手く考えるポイントを作っているなということにつきます。
これは結果的に、スクールの創設者 ”先生” の経験から来る考え方に帰着するのかなという風に思います。

元Dive into codeの先生で最短距離での学習方法を学べる

私が対峙する先生は、元々プログラマーでもなくビジネススクールの卒業生でありながら自らRubyを短期間学習し、他の方にそのノウハウ・経験を展開するためにスクールを作っている方です。
このような経歴を持っている方だからこそ、勉強のためのスクールではなく一風変わった結果に対して最短距離・生きたスキルセットを身に着けさせるためのカリキュラム設定でスクール運営をされているので面白いとおもいますね。

または、この方が世の中を変えられる人材を生み出せると思っているからこそこのようなアプローチを取っている先生になったのかなと思っております。

3.実際に受けたDive into codeの雰囲気について

Dive into codeに限らず、プログラミングをこれから学習する上で、どういう場所でどのような人がいるのかなど不安に思っていることはありませんでしたか?

最終的に何が得られるのか?ただその視点でスクールを選んでいました。そのため、どのようなスクール環境であるべきなのか。ということに対しての先入観はなかったという前提での感想です。

所謂テキスト自体については、丁寧さについて期待する方は物足りなさを感じると思います。

また、所謂学費の高いビジネススクールや専門学校のイメージで来た方には施設に対しても同じく物足りなさを感じることが多いでしょう。

代表を含めてフォローアップの体制が優れている

ただ代表を含め、自身で学ぶ学習者にとってはフォローアップの手厚さ(学習速度が遅れている生徒に対して、深夜に遅れて課題提出をしても採点・回答がもらえたりと、やる気がある人に対して誠実に対応してもらえる)などまっすぐに対応していただけることが良いところだと思います。

なので、受け身な生徒として受講する方は多少不満を抱くことがあったり、フェードアウトすることがあるかもしれないなと思います。

どこのスクールも同じなのかもしれませんが、受験予備校同様に、上手く活用する方にとってはとてもコストパフォーマンスがよい環境だと思いますのでガンガン使ってやろう!という方にとって良い環境だと思います。

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4. 他の受講者のレベルやどういう経歴の人がいたのか

入学のタイミングによってバラバラかと思います。それは現職の経歴、また年齢についてはかなりのレンジの方が同級生として在籍する形になるかと思います。

私の入学タイミング方たちについては、とてもユニークな方が多く一般的な企業・大学などに入ったタイミングでは出会いにくい方たちが多くいるためコミュニケーションを取ることにより、新しい気付きやアイデアの種になることもあるのではないかと感じます。

同じような環境の人との交流などもある

また、スクーリング・自習に行けるタイミングによってその機会はより多くなると思いますので、時間に融通がきく人は是非他の人との交流を持つ機会を意識的に作りに行くこともよいのかなと思います。

私自身なかなか自習に行けないので、そのような使い方ができる方はとてもうらやましく、学生時代にこのスクールに通っていたらそういうタイミングを確実にサービスを作りに行ったなと思います。

5.1~2回目の受講でブレストなどのカリキュラムを経験して感じたこと考えたこと

— 初回,2回目とブレストをしてから実際作りたいものを明確にしてそれに対して実装を進めていくという学習スタイルがDive into Codeの特徴ですが、それに関して感じたことを教えてください。

2回目のスクールは体調を崩していけなかったのですが、
先の質問でも挙げていたように、1回目のスクールにて思ったことと同様にはなりますが、経歴・年齢も広いレンジの方がいるので面白い視点・ドメインの発想が脳の体操、アイデアの種につながると思いました。

その環境をどのように感じるか、活かせるかは生徒本人自身の価値観によると思いますが、それらを上手く活かせると面白いものを生み出せるのではないかと思います。

6. 受講前後で考えていたことの違いはありますか?

ほか質問でも答えていたとおりではありますが、あまり前提のイメージは持っておりませんでした。ただ唯一持っていた常識感としては、ほかの一般的なテキスト・カリキュラムの構成になっているのではないかな?ということです。

そこに対しては、見事に打ち砕かれたのが面白かったです。と同時に、自分の学習進捗が遅れるほどに焦りとワクワクを覚える仕組みになっているなと思いました。

最近苦情を想定し、無難な仕組みの学習システムが多いように思うのですがこの流れとは違うようにできているなと思います。

※私自身がなかなか学習時間を、想定以上に割けていないこと。また、他プログライミング言語とRubyの仕組みを先入観的に同義で捉えておりそのせいで学習効率が落ちてしまっていることが前提にあるかもしれませんが。。苦笑

ただ折角得たこのタイミングにちゃんとスキルセットとして身につけたいと思っているため、ゆとりの少ない日常の中で少しでも時間を投資してリターンを得ようと思っています。結果的に、日常の仕事はもちろん・自身が小さい頃から作りたかったサービスを形にするためのチカラをつけて卒業しようと思っております。

7.実際どういうプロダクトになっているのか URLや企画などの内容

スクールとして提供していただけるプロダクト・サービスとしては、自らの学習進捗・意欲に応じてペースを調整できる仕組みになっています。時間ないし、意欲があればどんどん学習並びに自身の希望するプロダクトの開発を進められる環境になっているのが特徴です。

公立学校のような義務教育のボトムアップ・足並み一律型の仕組みとは異なるため、変な制約を感じることもなくスキルアップ・経験値を積むことが出来るのがよいところだと思います。
そのため、他のスクール卒業生の方・他言語を習得済みの方も次のステップアップのための環境・機会として有益なものだと感じております。

実際、私自身日々WEBサービスのプロデューサーとして仕事をこなしておりますが、このスクールで学んだ知識が日常の現場で生かされており、想定していなかった部分で役立っているのでこれは副次的な部分で嬉しい限りだなと思っています。

インタビューは、今回のスクールに通い初めて1ヶ月までの前編と、スクール卒業のプロダクト・企画の掲載を含める後編に分かれていますので、ぜひ後半もチェックしてみてください。

Dive into Codeを実際に受けてみたいという方は、無料体験レッスン・説明会を実際に受けてみることをオススメします。
いくつかのスクールを受けてみて、自分で比較してみるとあうスクールが見つかりますよ。

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詳細がきになるという方は、こちらもどうぞ。

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