モチベーションクラウドは、株式会社リンクアンドモチベーションが組織問題解決のために提供しているサービスです。ここでは、モチベーションクラウドの資料や特徴、料金について紹介します。また口コミや評判、運営会社のリンクアンドモチベーションのことについても詳しく紹介していきます。導入を検討する際の参考にしてみてください。
このページの目次
モチベーションクラウドとは
組織の健康診断ができる
モチベーションクラウドは組織診断をし、組織の問題を解決するための目標を定め実行促進していくサービスです。Seeで現状把握をしてPlanで目標を設定、Doで実行促進をしたあとCheck&Actionで進捗を確認する形を基礎としています。
コンサルタントが改善プランを提案
独自開発された組織診断サービスでは、組織の現状を可視化したり数値化したりすることができます。可視化・数値化された組織の問題の解決に向け、コンサルタントが改善プランを提案し具体的な問題解決を目指します。
プランの実行をしたあとは、いつでも進捗確認で問題が改善されているかを把握することが可能です。PlanやDo、Check&ActionのPDCAサイクルを回すことで、問題解決へ導くのがモチベーションクラウドの特徴です。
モチベーションクラウドの料金
モチベーションクラウドの導入を考えたとき、多くの人が気にするのは料金がいくらかかるかです。モチベーションクラウドの初期費用や月額料金、その他かかる費用は利用する人数やプラン内容によって異なります。
初期費用
公式ホームページを見ると、費用については要問い合わせと書かれています。利用する会社の人数やプランによって費用が変動するため、まずは見積もりをしてから料金やプランの提案をされる可能性があります。
月額料金
モチベーションクラウドは具体的な費用を公式ホームページに記載していないため、月額料金も利用人数やプランによって異なる可能性が高いです。利用を考えているなら、まずは問い合わせをしてから料金の見積りをしてもらう必要があります。
その他の費用
初期費用や月額料金のほかにかかる費用も記載されていないため、その他の費用も問い合わせをする必要があります。具体的なプランや料金は記載されていないものの、ある程度のサービスを無料体験できる可能性は高いです。
また、公式ホームページでは3分でわかるモチベーションクラウドという資料が無料でダウンロードできます。実際に使用できる機能や期待できる効果、実績などが記載されているので導入前に参考にしてみるのも1つの方法です。
モチベーションクラウドを利用している従業員・社員の利用者数と利用している会社の社数
モチベーションクラウドは従業員数10人以下の企業から、10,000人を超える企業まで大小さまざまな企業が利用しています。利用している会社の社数も年々増えつつあるといわれています。
従業員の人数
公式ホームページの導入事例にある会社の従業員数について紹介します。
NECの活用事例
まずNECの略称で知られる日本電気株式会社は、一部の部署にモチベーションクラウドを導入しています。
NECがモチベーションクラウドを導入したときの部署の人数は101人から300人ほどです。日本ユニシス株式会社の従業員数は約4,100人、株式会社富士通マーケティングの従業員数は約3,000人と、規模の大きい会社でも多く利用されています。
300人以下101人以上の企業の活用事例
またほかにも従業員数約600人のイオンタウン株式会社、導入時の従業員数が101人から300人ほどの株式会社メルカリ(2019年2月現在は上場して、約1600人)などが利用しています。従業員数約600人のTOTO株式会社も導入した会社の一例です。
100人以下の企業の活用事例
導入した部署の人数が51人から100人の株式会社イトーキや、導入時の規模が21人から50人のラクスル株式会社も導入事例があります。モチベーションクラウドは中規模や大規模な会社だけではなく、従業員数100人以下の会社にも幅広く対応しています。
利用している社数
モチベーションクラウドは公式ホームページで、2018年に導入数が500件を突破したことを公表しています。働き方改革によって労働生産性の向上を考える企業が増えたことが、導入社数増加の一因になったといわれています。
モチベーションクラウドの特徴
モチベーションクラウドは手軽に組織の現状を可視化・数値化することができます。問題点を把握するだけではなく、問題を解決するための目標を設定し、アクションプランを策定します。
また、会社規模だけではなく部署規模で導入できるのもモチベーションクラウドの特徴です。部署に導入することによって、メンバーのコミュニケーション強化や仕事の効率化を図ることが期待できます。
簡単に組織の現状把握ができる
モチベーションクラウドでは独自に開発されたエンゲージメントサーベイに回答するだけで、従業員のモチベーションを可視化することができます。設問に対して5つの選択肢が用意され、すべての回答にかかる時間は約20分です。
回答画面はワンタッチで操作することができるため、操作に戸惑ったり操作方法を細かく指示したりする手間が省けます。アンケートから従業員の期待度や満足度を調査し、組織の課題を探ります。
回答結果に表示されるエンゲージメントスコアは、多くの企業から得たデータによる組織の統一指標です。他社との比較や項目比較、経年比較などさまざまな角度から比較し、組織課題を分析することができます。
日本最大の組織データベースを保有している
偏差値表示であるエンゲージメントスコアは約3,940社、91万人以上もの組織から得た日本最大級の組織データベースといわれています。モチベーションクラウドでは回答結果と組織データベースを参考にして、さまざまな視点から改善項目を設定します。
改善項目や数値目標は明確に設定され、部署ごとのエンゲージメントスコアも比較できます。会社全体で導入する際は、どの部署に力を入れればいいのかなど具体的な改善策を設定することも可能です。
部署単位で導入することも可能
モチベーションクラウドは経営や人事だけではなく、部署単位での導入も可能です。特定の部署の問題を解決したい場合や従業員のモチベーションを高めたいときなどに、部署単位での導入が活用できます。
部署単位で導入した会社の事例として、日本電気株式会社のほかサツドラホールディングス株式会社、株式会社オカムラなどがあります。導入の理由としてあげられているは、コミュニケーションの量と質の強化やモチベーションと生産性の向上の関連性の明確化などです。
部署に導入することによって、部署全体で改善策を考えていくことができます。改善策を考えるなかで、従業員同士のコミュニケーション強化が図れることもメリットの1つです。
モチベーションクラウドの口コミ・評判
モチベーションクラウドを導入したことによって、残業時間が大幅に減ったという口コミがあります。アンケートの結果によって階層間の意思疎通が上手くできていないという課題を発見し、それを改善したことが仕事のスピードアップに繋がったようです。
また、若手社員のモチベーションの把握や育成に役立てることができたという会社もあります。モチベーション低下の要因を把握し、トレーニングやサポートの仕方に問題点を発見して改善できたのが成果の1つとしてあげられています。
モチベーションクラウドの運営会社
株式会社リンクアンドモチベーションが運営
モチベーションクラウドは株式会社リンクアンドモチベーションが運営しています。株式会社リンクアンドモチベーションは2000年3月に設立された会社で、2016年時点の資本金は約13億円です。
リンクアンドモチベーションはモチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング、モチベーションマネジメント事業などを行っています。ほかの事業内容としては、採用支援であるエントリーマネジメント事業、投資や組織人事支援をするインキュベーション事業などがあります。
またリンクアンドモチベーションは東京に本社を構えるほか、関西には大阪・梅田に支社を構えています。東海支社として名古屋・名駅にも拠点を構えるなど、各地でサービスを展開している会社です。
株式会社リンクアンドモチベーションの会社情報・概要
運営会社 | 株式会社リンクアンドモチベーション |
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事業内容 | モチベーションエンジニアリングによる企業変革コンサルティング |
代表取締役 | 代表取締役社長 坂下 英樹 |
資本金 | 13億8,061万円 |
従業員数 | 1,397人 |
会社URL | https://www.lmi.ne.jp/ |