新卒社員や中途社員の早期離職に悩んでいる人事採用担当者や経営者が多いのではないでしょうか。今回はそんな悩みを解決に導くことができるHR OnBoardについて、料金や利用しているユーザー・会社の社数、特徴について紹介します。さらにHR OnBoardの口コミ・評判や運営会社についても紹介しますので、導入を検討する際の参考にしてみて下さい。
このページの目次
HR OnBoardとは
HR OnBoardとは、入社者の離職リスクが見え対策がわかる離職リスク可視化ツールの人事評価システムです。
HR OnBoardでは入社者へ毎月アンケートを行う
HR OnBoardでは入社者へ毎月アンケートを行うことによって、離職しそうな社員を見つけることができます。
このアンケートによって離職のリスクが高い社員を見つけたとしても、エン・ジャパンの人材定着ナレッジ＆HRテクノロジーによって、適切な対策を知ることが可能です。HR OnBoardを導入したことによって利用企業の平均離職率は、13.6％から5.3％に改善されています。
入社者が定着するか早期離職するかどうかの決め手になるのは、入社後1年のフォロー体制と言われていますが、日々の業務が忙しい人事採用担当者は、社員フォローができていないケースが多いのではないでしょうか。
3000回以上の退職予兆を分析
3000回以上の退職予兆を分析し、それに基づいて考案されたアンケートを採用しているHR OnBoardでは、これらの悩みを解決することができます。
HR OnBoardでは入社者に月1回アンケート設問を配信して、離職リスクを可視化し、独自のアルゴリズムによって推奨アクションが提案されます。
HR OnBoardの料金
HR OnBoardの料金について、初期費用や月額料金、その他の費用に分けて紹介します。
初期費用
HR OnBoardには3名まで利用できるフリープランと追加プランがありますが、どちらのプランも初期費用はかかりません。
月額料金
HR OnBoardには、3名まで利用できるフリープランと追加プランの2種類があります。フリープランは無料のプランなので月額料金はかかりません。
追加プランは月額料金での支払いではなく、1年分を一括で支払うシステムになっています。追加プランの年額料金は、1名あたり10,000円です。
料金の支払い方法は、申込書の取り交わしによる決済のみとなっているので、クレジットカードを利用することはできません。
その他の費用
HR OnBoardでは、見積もりを依頼することが可能なので、自社で導入した場合にどのくらいの費用がかかるかを知ることができます。またHR OnBoardは利便性向上のために、新機能が追加されることがありますが、その新機能を利用しても新たに追加料金が発生することはありません。
ただし、有料オプションでの新機能追加を行う場合がありますが、その時も自動的に請求されることはないので、安心して利用することができます。詳しくは資料を取り寄せて確認してみて下さい。
HR OnBoardを利用しているユーザー・会社の社数
HR OnBoardを利用しているユーザーの人数や会社の社数について紹介します。
ユーザーの人数
HR OnBoardを利用しているユーザーの人数は、残念ながら確認することができませんでした。
利用している社数
利用している社数についてもHR OnBoardのサイト内で確認することができませんでした。ただし、HR OnBoardを利用した企業の口コミを多く確認することができたので、導入している企業は多いようです。
HR OnBoardの特徴
HR OnBoardの特徴やメリットを3つに分けて紹介します。
離職リスクの正確な予兆を迅速に見つけることができる
すぐに離職してしまう入社者たちの多くは、入社前に抱いていたイメージとのギャップがあったり、配属先の人間関係に悩んでいたりしています。他にも仕事での業務量に不満がある場合があります。
HR OnBoardでは入社者のこれらの不満や悩みを月1回のアンケートによって迅速に見つけることができます。答えてもらうアンケートは、中途社員や新入社員の退職予兆を3,000社以上分析したビッグデータを利用して作成されているので、正確な予兆を正しくキャッチすることが可能です。
アンケート内容は、選択式回答が3問、フリーコメントを入力する回答が1問だけなので、入社者に負担をかけることなくアンケートを集められます。具体的なアンケート内容は、入社初月の場合だと「社員や職場の雰囲気は入社前のイメージと比べてどうなのか」や「職場のルールや仕事の進め方には慣れたか」などの質問が配信されます。
入社2ヶ月目以降のアンケート内容は、入社前後のイメージギャップや仕事環境への適応、業務の習得や仕事の成果に関することなどです。
最小工数なのに確実に成果が出る
日々の業務が忙しくて、入社者のフォローまでなかなか手が回らないという悩みを持っている人事採用担当者の方が多いのではないでしょうか。HR OnBoardではそのような日々の業務が忙しい人事担当者に向けて、最小工数で確実に成果が出るシステムを提供しています。
HR OnBoardを実施するにあたり必要な作業は、入社者の情報を登録するだけです。この作業を行えば、毎月のアンケートが自動で送信されるので、管理画面から中途社員や新入社員の離職リスクを確認することができます。
入社者登録において必要な情報は、氏名・雇用形態・在職状況・年齢・性別・メールアドレス・採用時評価・入社日のみです。その他に任意で登録できる項目として、所属部署や前職情報、採用時情報や経歴情報などがあります。
適切な対策をアドバイスしてもらえる
HR OnBoardでは、ただ離職リスクの正確な予兆を素早く見つけるだけでなく、適切なアドバイスをしてもらえるという特徴があります。独自のアルゴリズムによって、回答結果から導かれた推奨アクションを提案してもらえるので、フォローに向けた対策方法を得ることができます。
入社者が回答したアンケート結果は、お天気マークによって離職リスクを確認することが可能です。離職リスクが高い入社者のサポート方法は、推奨アクションの項目欄にアドバイスが書かれているので、それを見て適切なフォローを行います。
HR OnBoardでは離職リスクの分析や対策をエン・ジャパンが開発した独自の教育支援プログラムであるGRC分析によって行っているので、定着率向上の効果が期待できます。
HR OnBoardの口コミ・評判
離職リスクが高い社員に対しての対処方法をアドバイスしてもらえるので、離職率を大幅に改善
HR OnBoardの口コミには「離職リスクが高い社員に対しての対処方法をアドバイスしてもらえるので、離職率を大幅に改善させることができた」「社員一人一人の状況を把握することができるので、悩みを相談してきた社員とランチするなど、効果的に活用できている」などの声が挙げられています。
他にも「アンケートの回答結果をふまえて、入社者と面談することができるので、一人一人の状況が鮮明にわかり、適切にフォローすることができる」などの口コミもあります。
このようにHR OnBoardを導入した企業の口コミによって、入社者の離職率の削減や効果的なフォローができ、評判も上々であることがわかります。
HR OnBoardの運営会社
HR OnBoardの運営会社であるエン・ジャパン株式会社は、2000年1月に設立した資本金11億9,499万円の会社です。主な事業内容は、インターネットを活用した求人求職情報サービスや人材紹介、社員研修や人事コンサルティング、適性テストなどの人材採用・入社後活躍サービスの提供を行っています。
本社は東京にありますが、本社以外に名古屋や大阪、福岡などの地域にもオフィスがあります。また日本だけでなく、アジア太平洋地域における事業展開を推進し、グローバルに活躍しています。
グローバル企業向け人材紹介や人材派遣を行っているエンワールド・ジャパン株式会社やマーケティング調査や人工知能を利用したデータ解析受託を行っている株式会社インサイトテックは、エン・ジャパン株式会社のグループ企業です。
エン・ジャパン株式会社では『より多くの人が、働くことを自らの成長のステージと捉え、心技一体のプロとして、心物両面で豊かになる』という企業理念を掲げ、『人間成長』の実現を目指しています。
