「人事評価システムを導入したいけど、システム管理者がいない自社では運用が難しそう」という悩みを持っているのであれば、ESI miniを活用するのが最適です。今回はESI miniについて、料金や利用しているユーザー・会社の社数、特徴について紹介します。さらにESI miniの口コミや評判、運営会社についても紹介しますので参考にしてみて下さい。
このページの目次
ESI miniとは
ESI miniとは、手間がかからずしっかりとタレントマネジメントを行うことができる人事評価システムです。システム担当者がいない会社であっても人事評価や育成を導入できるシステムとなっています。
ESI miniを活用すれば、業績評価とスキル評価を1か所で履歴管理することができます。ESI miniは大企業向けのタレントマネジメントの解決策であるESIを元にして、小規模向けに構成した人事評価システムです。
ESI miniがカバーできる領域は、人事評価にかかわるようなシステム管理や目標管理、評価です。能力評価は経済産業省が定義付けしている社会人基礎力を基本としています。
社員が設定した業績目標は、簡単に評価集計をすることが可能なので、効率的に業務を運用することができます。またESI miniは、Amazon EC2やRDSなどのクラウドインフラを採用し、SSLによる暗号化を行っているので、セキュリティ対策が万全です。
本人認証も不可逆的な暗号化がされているので、安心して利用することができます。ESI miniと他の製品を比べてみると、リーズナブルな料金で利用できるということがわかります。
月額基本料金が5,000円で1ユーザーあたり200円で利用できる製品を他に見つけることはなかなか難しいです。しかし安いからといって機能が劣るわけではなく、3段階のレベル評価によって人材情報を可視化し、目標やスキルを戦略に合わせて設定することができるなど充実した機能が備わっています。
管理者側も使いやすい操作性になっている点も魅力の一つです。これらの社員の能力データは蓄積される仕組みになっているので、過去のデータを活かしつつ戦略的な人材育成を実施することが可能となっています。
ESI miniの料金
ESI miniの料金について、初期費用や月額料金、その他の費用に分けて紹介します。
初期費用
インフラ環境不要のクラウド型人事評価システムなので、初期費用は特にかかりません。
月額料金
ESI miniの月額基本料金は5,000円です。ESI miniは年間での契約となり、その年間契約での費用を分割で支払うこととなります。
最小契約ユーザー数は2名で、利用料金は1ユーザーにつき月額200円です。年間契約期間中にライセンスを追加することもできます。
その他の費用
ESI miniでは最新版のデモサイトを無料トライアルで体験利用をすることができます。ブラウザがあればすぐに試すことができるので、導入を検討しているのであれば、無料トライアルを利用してみましょう。
無料トライアルは最長2ヶ月間利用することが可能です。詳しくは資料を取り寄せて確認してみて下さい。
ESI miniを利用しているユーザー・会社の社数
ESI miniを利用しているユーザー・会社の社数を紹介します。
ユーザーの人数
残念ながらESI miniを利用しているユーザーの人数を確認することができませんでした。
利用している社数
利用しているユーザーと同様に、利用している社数は公表されていませんが、KDDI株式会社やエルテックス株式会社、株式会社インフォセンスなどの企業で導入されています。
ESI miniの特徴
ESI miniの特徴を3つに分けて紹介します。
主観に頼らない人事評価を行うことができる
人事評価において多くの企業が抱えている課題の一つに、公平な人事評価が難しいという問題があります。多くの企業では人事評価に関する基準が曖昧な為、結局は評価する人物の主観によって判断されてしまいます。
また業績評価をきちんと数値化していない点も評価基準が定まらない原因の一つです。ESI miniでは人事評価を3段階のレベルに分けてわかりやすく表記しています。
このレベル判定は汎用的な尺度となっているので、どの業界や業種でも使用することができます。さらに能力評価と業績評価を組み合わせて他者と比較することによって相対的に判断することができ、客観的に人事評価を行えます。
ESI miniが評価のベースとしているのは、経済産業省の「社会人基礎力」です。この社会人基礎力を元にして、ITスキルや組込みスキル、情報システムユーザースキルの3つのスキルを標準としています。
この標準となる3つのスキルを利用して、成果がつながる行動特性を取り入れたコンピテンシー評価を行うことができます。
人材戦略をするのに効果的である
育成したい人材がいるけど、不足しているスキルや伸ばしたいところがわからなくて悩んでいる方が多いのではないでしょうか。また人事評価の記録がない為に、育成に活用できるデータがないことも人材育成における課題の一つといえるでしょう。
ESI miniを活用すれば、社員一人一人の能力データを蓄積できるので、これらの悩みや課題を解決することができます。蓄積された能力データを活用することによって個々の人材像が明確になり、戦略的に人材育成を行うことも可能になります。
人材育成を戦略的に行うのに有効な機能は、個々の目標を管理してスキルと連携できる機能です。他にも人事評価に欠かすことができない社員の基本情報管理とそれを検索する機能が搭載されています。
このようにESI miniは3段階のレベル判定によって、社員ごとの目標やスキルを戦略的に管理することができます。
手間のかかるExcelによる運用から脱却できる
Excelでのファイル管理は、手間や時間がかかるので負担になっている場合が多いのではないでしょうか。またExcelだとファイルごとの集計作業に手間がかかるので、なかなかすべての評価を集計することは難しいといえるでしょう。
それによって進捗管理や履歴管理ができていないということが多くなります。ESI miniはクラウド上で一括管理するシステムになっているので、一覧で進捗管理や評価の閲覧を行うことができます。
また過去のデータを参照したり、メールを一斉送信することも可能です。ファイルの集計は自動で行ってくれるので、管理する手間を大幅に削減することができます。
さらにESI miniはパソコン以外にもタブレットやスマートフォンでも利用できるので、いつでもどんな所でも活用することが可能です。
ESI miniの口コミ・評判
ESI miniの口コミには「コンピテンシー評価をすることができるので汎用性が高い」「目標管理をエクセルで行わなくなったので、効率的に業績評価を行えるようになった」などの声が挙げられており、評判も上々です。
ESI miniの運営会社
ESI miniの運営会社である株式会社ワン・オー・ワンは、2002年12月に設立した資本金1,000万円の会社です。主な事業内容は、クラウドサービスとパッケージ製品の開発や販売事業です。
その他にコンサルティングサービス事業やシステム開発受託事業などを手がけています。コンサルティングサービス事業では、自社製品を用いたデータベースやオープンソースでのシステム構築やデータ移行サービスを行っています。
ESI miniシステム開発の受託事業
システム開発の受託事業では、コンサルティングサービスで対象となっているサブシステムを単位ごとに一括受託しています。株式会社ワン・オー・ワンの経営理念は「コンピュータシステムを通した豊かな社会作り」です。
株式会社ワン・オー・ワンが持っている高度な情報を、スピーディーでリーズナブルに提供したいと考えています。さらにどんな人でも利用できるように、使い勝手の良いサービスを提供することを目指しているようです。
株式会社ワン・オー・ワンの会社名は、創業者メンバーが日本オラクル出身であることに由来しています。日本オラクルの親会社であるOracleの本社の近くにはRoute101という高速道路があります。
株式会社ワン・オー・ワンは米国のOracleにつながるような技術があるという気持ちを込めて、株式会社ワン・オー・ワン(101)と名付けました。さらに創業時メンバーの3人の年齢を合計すると101となったこと、米国では1年1組を101と表記することなども株式会社ワン・オー・ワンという名前を付けた理由となっています。