転職活動で採用される「受かる」自己PR・志望動機の書き方

本気度を伝える!自己PRが面接の決め手になる理由

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転職活動を行うにあたり、受ける企業に対して自分の本気度をどれほど伝えることができるのかは非常に重要です。まずは面接を受けるための志望動機の書き方がポイントになります。

自己PRとして必ず押さえておきたいのは、《何故転職をするのか》ということです。

もちろん直接的な理由としては、何かしらの事情があってのことではあるものです。けれども、そこに能動的な理由を添えることによって、転職に向けての本気度が伝わることになります。

履歴書の中でのポイント

・向上心を表すような内容を記すこと
・「どのようなスキルを活かすことができるのか」「そしてこれからどのような技能を身につけたいと思うのか」を記すこと
・面接を受ける会社ではこれまでの経験を活かしてどのような取り組みをしたいのかを語ること

もちろん、履歴書などでその全てを記す必要は無く、むしろ面接で詳しい話を聞きたいと思ってもらえるような内容にするのがベストです。具体的には、自分のスキルアップやキャリア形成に関する内容を記すことになります。つまり、向上心を表すような内容を記すことが必要というわけです。

さらに、これまでに培った「どのようなスキルを活かすことができるのか」、「そしてこれからどのような技能を身につけたいと思うのかを記すこと」が大事です。その上で無事に面接を受けることになれば、詳しい話をすることになります。自己PRは決して自慢話になってはいけないものです。

これまでの経歴をある程度は語る必要がありますが、それはあくまでも就職したらどう活かすことになるのかを伝えるためのものと理解することが大事です。むしろこれから、どんなスキルを磨きたいと思っているのか、あるいは自分には足りないと自覚しているのかを伝えることが必要です。

そして自己PRとしては、面接を受ける会社ではこれまでの経験を活かしてどのような取り組みをしたいのかを語ることが有効です。そしてその会社に入社することによって、どんな学びを得ることができそうなのかを語ることも必要です。そのためには、面接を受ける会社の取り組みに関しても良く調べることが大事です。

そのどんな点に共感を覚えたのか、自分のスキルアップにどのように結びつくのかを語ることになります。そして転職ということに関しての自分なりの見解を示すことも必要です。

会社を変わることにより様々なメリットやデメリットがあります。それらを総括した上で、自分が目指すことにどう役立つのかを示すことになります。

転職はあくまでも自分を向上させるために役立つものであることを語ることが大事というわけです。そして転職を希望しているその会社でどんな働きをしたいのか、どのように役立てるのかを納得してもらえるように伝えることが必要となります。

自己PRに盛り込むべき3つのこと

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転職活動で大切なことは、いかに自己PRを行うかということになります。

面接でそれを伝えるためには、まず履歴書などでの書き方が課題となります。まず最初に、「なぜ面接する会社を選んだのか」という自己PRです。

面接の際に抑えておくべきポイント

・会社の魅力
・自分の武器となる能力、転職先で役に立つスキル
・自分の課題と、その問題や課題をどのように克服して会社に役立てていくか

会社の持つ魅力

そこで押さえておくべきポイントとしては、まず会社の持つ魅力です。それも福利厚生や給与などではなく、働き甲斐や学べる環境、会社の理念といった共感できることになります。自分が何故その会社で働きたいと思うのか、その説得力に結びつくような書き方をすることが大切です。これは転職する理由にもつながるものとなります。

わざわざ会社を変わるメリットは何か、その理由にも捉えることが可能となります。次に転職における自己PRの書き方で必要な要素としては、これまでの経験から何を学んだかということになります。転職活動を行う中途採用を希望する人の強みは、それまでの仕事を通して積んだ経験となります。

即戦力として会社の役に立つことが期待されることになります。ただし、直接的に仕事に経験を役立てるとすると、同じ業務に就く必要があります。そこで、これまで培ってきた経験がどのような業務にも役立つようにスキルを見直す必要があります。これまでの経験から、基本的なビジネススキルとしてどのようなことに磨きをかけてきたのかを書くこととなります。

例えばスムーズな意志の疎通ができたり、あるいは連絡事項を漏れなく伝えるためのコミュニケーション能力があります。あるいは業務を効率化するために課題を見つけ出したり、その解決を図るための能力もアピールポイントとなります。そのような技能を転職によってどう活かすことができるかを自己PRで伝えるような書き方をすると有効です。

自分の課題とする点

そして3つ目は、これからの自分の課題とする点です。さらにスキルを高めるために、どのような問題意識を持っているのかを把握していることを伝えることになります。つまり、転職により面接を希望する会社で何を学ぶかという向上心をアピールすることになります。

この3つは、まさに企業が人材に求める要素となります。何故この会社で働きたいのかという志望動機、即戦力として活かせるスキルは何を持っているのか、そしてこれからどんな成長をしていくのかということです。この3点を押さえておくことによって、面接でさらに詳しい話を聞きたいと思ってもらえるわけです。そこでまずは、自分がこれまで培ってきた技能やスキルを棚卸しすることが必要となります。

倍率の高い書類選考を突破する履歴書とは?

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転職時に倍率の高い求人に応募する際、どのような履歴書を作成すれば良いのかというと、ポイントは2つです。そのポイントを押さえておけば絶対に書類選考に受かると言う訳では無いものの、少なくとも何十社と履歴書を送っても書類選考を通過できないというリスクを回避することは出来ます。

基礎:見た目の印象を考えること

まず1つ目のポイントは「印象」です。これは誰しも意識するポイントではあるのですが、書類選考を突破する為に重要なことは「出来るだけ清潔感を出しつつ、インパクトのある内容にする」という事が大切です。

転職時に限らず、求人側が履歴書を見る時に最初に目が行くのは「写真」です。そこで身なりが整っていなかったり、社風に合っていない印象を感じてしまった場合には、内容が如何に素晴らしいものであっても評価は低くなってしまいやすくなります。正装は当たり前ですが、出来る限り清潔感のある写真を意識することで、最初の段階でネガティブな印象を持たれることを防ぐことが出来ます。

丁寧な字で分かりやすい内容

最近はPCなどで履歴書を書く場合が多いですが、自分で書く場合は、「丁寧な字で分かりやすい内容」を意識することも大切です。字のキレイさは人によって違いますし、達筆な人も居ればミミズが這った様な字の人も居ます。しかし、大切なことは字の上手い下手では無く、「字から伝わってくる印象」です。上手い人は上手いなりに印象を良くすることは出来るものの、字から誠意ややる気などが感じられなければ全く意味を成しません。

「字からそんなことわかる訳が無い」と思っている人も居るかもしれませんが、意外や意外、多くの履歴書を見てきている人事の人はそれだけの根拠でその人のやる気や人となりを十分に見抜くことが出来ます。それだけですべてが分かる訳では無い為、結局はその後の面接などで最終的な判断をすることにはなりますが、少なくとも字から相手に興味を抱かせることが出来なければ書類選考を突破することは難しくなってしまいます。

2つ目のポイントは「アピール」です。転職の場合、新卒とは違って一定のキャリアを持っている為、その内容を明確に表現しアピールすることが重要です。転職時の書類選考では、「社会人としての資質」を非常に重くとらえられることになる為、礼節・ビジネスマナーなどを意識しながら内容を作成する書き方が大切です。

自分がこれまでどんなことを経験してきて、それを転職先でどのように活用することが出来るのかを分かりやすく明確にアピールする書き方を意識することで受かる可能性はアップします。また、その際に「求人先企業が求めている人材」を的確に捉え、そこにアピールできる内容で作成するのが重要な書き方のポイントになります。

好印象を与える!問い合わせトーク&メール術

転職のために求人情報を探したときに、その求人情報を見ただけでは、企業のすべての事がわかるわけではありません。
わからない情報があれば、転職をする前に確認をしておいた方がいいでしょう。
問い合わせをする方法としては、電話での問い合わせや、メールでの問い合わせ方法があります。
問い合わせを失敗すれば、応募をする前に断られてしまう事もありますので、失礼がなく好印象を与えられるようにしなくてはなりません。

この人物に会ってみたいと思わせることまでできれば、好印象を与えることが出来たという事になりますので、注意して問い合わせるようにしましょう。

電話をかけて聞いてみる場合には、騒音がない場所を選んで電話をかけるようにしましょう。
あまりにも騒音がある場所出掛けた場合には、相手が言っていることを聞き取れない事もあります。
こちらが聞き取れないという事は、相手にとっても聞こえづらい状況のはずですので、失礼になります。
相手に不快な印象を与えないためにも、静かな場所を選ぶ様にし、邪魔をされないような場所を選ぶことです。
聞きたいことを簡潔にまとめた紙を用意するようにし、メモを取ることも必要です。

聞いたことを忘れてしまえば、また同じことを聞くようになりますので、話しを聞いていないのかと思われてしまいかねません。
メモを取りながら話をすることによって、忘れてしまう事もないでしょう。
メールで企業に問い合わせをする場合には、一目で求人への問い合わせである事をわかってもらわなくてはなりません。
誰あてに届いたメールかもわからずに、何のタイトルもない場合には、文章を読み進めていかなければ何の用件なのかがわからなくなります。

件名はシンプルでわかりやすくしておきましょう。
例えば、営業求人への問い合わせ、といった風に一目で何かがわかるようにしておけば、相手も読み進めやすくなります。
メールの内容に関しては、だらだらと長い文章を書くのではなく、箇条書きのような形でシンプルに記載することです。
だらだらと長い文章を打っていると、読み手側をイライラさせてしまうかもしれません。

忙しい中読んでもらうようになりますので、何が伝えたいのかわかりやすい文章にしておく方がいいのです。
転職をする為には、企業に自分を気に入ってもらう必要があります。
転職の面接をする前から嫌われてしまってはいけません。
自分がいかに転職先にふさわしい人間なのかをわかってもらわなければなりませんので、電話やメールも気をつけましょう。

各企業の情報を整理して複数企業にアプローチを

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転職時の履歴書、および職務経歴書などを作成する際に重要なことは、「企業がどのような人材を求めているのか」を的確に見抜いてアピールすることです。例えば、肉体労働系の求人に「知的労働が得意です」と言ったアピールをしても意味が無い為、その場合は「この業務で使える資格を持っていて、これまで複数の実践を経験して成果を上げてきた」と言った内容でアピールする必要があるという事です。

自分の経験を「求人に合わせて」的確にアピール

転職で求人側がチェックするのは、応募者の「経験」です。新卒とは違い、転職(中途採用)の場合にはどうしても「即戦力」の期待が大きくなります。企業側もいきなり戦力として通用することを最低基準として見ている訳では無いものの、一定の経験があることで人材育成に掛かる時間や費用を節約出来れば歓迎されるので、自分の経験を「求人に合わせて」的確にアピールすることは非常に大切です。

求人情報から真意を的確に見抜く

その為に必要なことは、自分自身のキャリア形成ももちろんですが、それよりも「転職先企業の求人情報から真意を的確に見抜く」という事です。求人情報には様々な内容が記載されています。ハローワークなどで転職活動をする場合、給与や待遇面などの記載の他にも「こんな人材が欲しい」と明確に記載されているものも多く見受けられます。まずは求人情報をしっかりと読み込み、そこから企業側の意図・希望を知ることが出来れば、採用のチャンスが格段にアップします。

しかし、残念ながらすべての求人が明確に募集する人材を表現している訳では無く、中には非常に抽象的な内容のものもあります。極端な例では、「誰でも出来る仕事なのでやる気があれば十分」と言ったものもあります。これだけの内容では明確に意図をくみ上げることは難しくなってしまいますが、少なくとも「やる気がある人材を欲している」という事だけは知ることが出来ますし、応募資格以外にも職務内容などから募集している人材に関する情報をある程度推測することは可能です。

どれだけ推測しても結局は面接などで判断することにはなるものの、より自分の希望を叶えられる可能性をアップさせるためには「複数企業に応募する」という事も必要です。同じような求人内容であっても、企業ごとに小さな違いというものは必ずありますし、待遇面なども変わってきます。より納得出来る形で転職を果たそうと考えるのであれば、出来る限り可能性のある候補を募ってふるいにかけていく必要があります。

転職成功のカギは企業側だけでなく、自分自身の行動・アプローチにも大きな影響を受けるという事を自覚することが大切です。