転職時の年収・キャリアアップは転職エージェント次第。用途ごとに選択しよう

皆さんは転職する際に、転職エージェントや転職サイトをどのように使っているでしょうか。また、どのように使い分けや住み分けを考えていますでしょうか。

転職エージェントによっては、「転職時の年収の8%を採用祝い金」として渡しているエージェントもありますし、エージェントのエンドクライアントとの付き合いや交渉によってポジションや年収が変わってくる事もあります。

転職エージェントの使い方によってキャリアやその後の人生が変わってくると言っても過言ではありません。

転職エージェントの選び方

「転職経験者がどのようなサービスを使っているのか」、「そのサービスでどれくらい年収が上がっているのか」、「どういう特徴があるのか」などのお悩みを解決するためにRplayでは転職エージェント比較機能をリリースしました。

転職エージェントをどのような視点で見れば良いのか、どういうところが大事なのか、を転職経験者の目線でご紹介します。

そもそも転職サイトと転職エージェントの違いとは?

転職エージェント

転職サイト

転職サイトは、膨大な転職サイトの中でさらにその中に掲載されている数万件の求人案件の中から自分で登録して、登録されている企業の求人に自らで応募して、その後の人事採用担当者との連絡から年収の交渉などまで全て自分で行います。

転職エージェントの役割

転職エージェント(人材紹介会社)は、自分で企業情報や案件を探さなければいけない転職サイトとは異なります。

転職支援の実績があるプロのキャリアエージェントやコンサルタントがマンツーマンでキャリアカウンセリングを行い、将来的にやりたい・なりたい像の明確化を行い、現状持っている「強み」や「特性」を引き出し、最適な求人企業を無料でご紹介するサービスです。
転職成功のために、専任の担当者がさまざまなサポートや、エージェントごとに独自のサポートサービスを展開しています。

転職サイトとの違いは、転職エージェントが年収の交渉、ポジションの調整、将来的の指向性を考慮して直接企業との交渉や調整を行ってくれるところです。

特に初めての転職の場合は、転職先の企業とのやりとりなどで戸惑ってしまいがち。年収の交渉やポジションに関しても不安に感じる方も多いかと思います。そういう方は、企業の内部情報や企業情報自体を教えてくれる転職エージェントを利用すると効率的かつ、心理的な不安も取り除いた状態で臨めますので、転職が初めての方には勿論、複数回転職を重ねている方にもオススメです。

転職エージェントを利用するメリット

ポイント

転職サイトと転職エージェントの違いについてご紹介しましたが、転職エージェントを使うメリットは多いです。ここでは転職エージェントのメリットについてご紹介します。

自分の客観的な価値・市場価値を見極める

転職エージェントのを利用することによって、「自分の客観的な価値・市場価値」がわかるようになります。転職エージェントは多くの転職者と企業を結んでいる役割ですから、「企業が今どういう人材を求めているのか、その人にどれくらいの給与を支払うのか」という部分を知っています。

転職エージェントからは現在の自分の強みや特性から市場ではどのような見方をされているのか、客観的な視点で見極めてもらうことができます。転職サイトでは自分の価値がわからないので、後悔しないように転職したいという方にもオススメですね。

非公開求人の紹介が受けられる

転職エージェントの2点目のメリットは、転職サイトでは公開されていない求人を持っていることです。これがよく転職エージェントのサイトに記載されている「非公開求人」です。

なぜ「非公開求人」が存在するのか。それは、広く人を集めて可能性を探るのではなく、企業は、「求める人材」だけをピンポイントで入社させたいという思惑があるからです。転職希望者が多いとその応対だけでもリソースが割かれてしまいます。なので、転職エージェントに高い金額
を支払うことによって優秀な人材を集めるようにしています。

ポイント:なぜ採用祝い金がもらえるのか

転職エージェントが採用祝い金を支払っている場合は、この高い金額を一部転職者に還元しているからです。なので、企業が高い金額を支払っても来て欲しいというような優秀な人材だけにアポイントしているケースが多いのです。

転職エージェントを使うということは、転職希望者にとっても自分の理想のキャリアを実現できるような、最適な業種・企業を選ぶことができるため、無駄のない転職活動を行うことができます。

 

転職エージェントの利益の仕組み

600万の年収の転職者 × 20%~30% (企業がエージェントに支払う) = 120~180万
仮に年収の8%を採用祝い金にした場合 600万 × 8 % = 48万
120~180万 – 48万= 転職エージェントの利益

転職エージェントによっては採用祝い金などがないですが、このような仕組みがあるからこそ、転職エージェントはきめ細やかなサービスをしてくれます。

面倒な手続きや連絡系統を全て代行

転職活動時に、転職サイトから応募する場合は、面接の日時調整はもちろん、条件交渉まですべて自分で行います。日程が合わなかったり、電話での日程調整になると企業によっては就業時間中に電話連絡をしてくることがあって困ります。

しかし、転職エージェントの場合はすべてエージェントが代行してくれます。勤務を続けながら転職活動をする人にとっては、時間の調整・交渉の時間を確保することや、交渉が苦手だという方にとっては手間がかかります。

コミュニケーションや面倒な手続きを代わりに行ってくれる転職エージェントは、非常に便利ですよね。

また、エージェントは採用の企業側の内情にも詳しいため、どのような点を重視するかなど人事担当者の情報を得られるのも大きなメリットです。企業によっては転職時にストックオプション(株)をくれる場合もありますし、その比率がどれくらいか、というのも最近のベンチャー・スタートアップ企業では注目されています。

そのほか、職務経歴書の書き方や面接対策など、不安に思うポイントがあればそれぞれ教えてくれるのも転職サイトにはない、大きな魅力ですね。

転職エージェントはどうやって選ぶのか・おすすめは?

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転職エージェントのメリットや、転職サイトとの違いについてご紹介してきて、転職の際には転職エージェントを活用した方が得られるもの、効率的にできるなど、多くのメリットがあることが分かっていただいたかと思います。しかし、転職エージェントはどのように選んだら良いのか。幾つかののジャンルに分けてご紹介します。

IT・Web業界などの業界に特化して転職したい方

IT・Web業界に特化して動いている転職エージェントがいます。「 リクルートエージェント 」や「 マイナビ転職 」といった大手でも多くの求人があるためにIT・Web業界の求人もあります。しかし、特化していると応対してくれるキャリアコンサルタントのレベルが高く、よりIT・Web業界がどうなって行くのか、どういう企業が求められているのか、どういう企業が伸びているのか、具体的に知っています。

ですから、転職の際にある程度業界を絞っている方は、「 「ワークポート」 」などの業界特化型の転職エージェントを利用した方が自分の魅力・強みをうまくアピールできるかもしれません。

ワークポート(Workport)の口コミ・評判・会社概要

外資系企業・海外へ転職したい方

JACリクルートメント 」など海外に拠点があり、海外の求人案件を豊富に持っているエージェントがあります。業界特化型のエージェントと同じく、特化していることによって海外での働き方や住み方、過去にどういう人がいたのかというデータを元にして話を進めてくれます。

なので、外資系企業や海外への転職を考えているという方は、外資系・海外転職に強みがあるエージェントを利用することをおすすめします。

ハイクラス・エグゼクティブな層で転職したい方

type転職エージェント 」、「 JACリクルートメント 」などがハイクラス、エグゼクティブ層の転職には向いています。募集案件が年収1000万円以上の案件であったり、中堅・ミドルクラス〜エグゼクティブ求人というジャンル分けがされていて募集されています。

第二新卒として転職したい方

第二新卒でも転職をしたいというニーズは年々増加しています。「新卒は三年働く」という考え方も新しくなり、企業によっては三年未満は第二新卒として受け入れている企業も増えてきました。まだ若いうちから育てられるような体力のある企業が、優秀だけれども成長実感ができていない、少し後悔しているという人を受け入れています。

実際新卒で入社した企業から一年数ヶ月で、第二新卒採用という形で外資系大手企業であるAmazon社に転職を成功させた人もいます。

「 マイナビ転職では第二新卒の転職活動についてもサポートしているので、転職活動が初めてという方にはオススメです。

 

人気の転職エージェントや口コミ・評判をみるなら

Rplayでは上記のように様々な転職エージェントがある中で、どういう企業を選択すればいいのかわからない、ほかの人の転職の実績やデータが気になるという方のために、転職エージェント比較ページを公開しています。

これから転職しようと考えている方、初めて転職活動をしようとしていて転職サイトと転職エージェントで悩んでいる方、どこの転職エージェントにしたら良いのか迷っている方は是非参考にしてみてください。

そして、使ってみたら是非口コミをお寄せください。他の人の参考にして、さらに他の人からエージェントの口コミをもらいましょう。転職をする方が転職活動に成功できるように祈っております。