ふるさと納税という言葉をCMやテレビでもよく耳にするようになりました。ふるさと納税をすると、返礼品で各都道府県の特産品や美味しい食材がもらえたり、旅行券がもらえるなど個人でも家族でもお得に過ごせる、また、所得税から還付される、翌年度の住民税が控除される(税金が減額される)というのが、ふるさと納税のポイントです。今回は個人事業主・会社員がふるさと納税をやるメリットとおすすめの特典、返礼品についてご紹介します。
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ふるさと納税のメリット
ふるさと納税と一言で言ってもメリットがわかりにくいので中々チャレンジしにくいという方もいるのではないでしょうか。ふるさと納税は会社員、フリーランス、個人事業主など誰でも行っておく方がメリットが大きいです。
むしろ、ふるさと納税をやらないとより多くのお金を税金として支払わなければいけないという可能性もあります。
① 所得税の還付、翌年度の住民税の減額で節税できる
寄付した金額はその年の所得税より還付、翌年度の個人住民税より控除されます!さらに、サラリーマンの方は必見!めんどうな確定申告が不要な制度があります。
② 自分の好きな自治体に寄付が可能
自分の生まれた県以外にも寄付が簡単にできます。その自治体の特産品やお礼の品をもらえるのは嬉しいですよね。
※1 控除上限額の範囲内で寄付すると、2,000円を超える部分の金額が控除または還付されます。控除の上限額の計算方法についてもあとでご紹介します。
③ 複数の自治体に寄付が可能
ふるさと納税はインターネットから気軽に複数の自治体に寄付が可能です。
※確定申告をしたくないという場合は自治体の上限に限りがありますので、注意が必要です。
ふるさと納税の特産品をえらべるサイト
ふるさと納税をしよう! と思っても、「 おすすめの特産品をどこで検索したら良いのかわからない」 という方もいらっしゃるのではないでしょうか。また自分の所得からいくらまで寄付できるのか、そして、” 寄付の金額から自分がいくら、その年の所得税から還付、翌年度の住民税から減額されてお得” になるのか、気になりますよね。その寄付金額の計算、特産品の検索をどちらも行えるサイトが、「さとふる」です。
ふるさと納税特産品検索・寄付金計算ができるサイト さとふる
「さとふる」は、人気ランキングやお礼にもらいたい品のジャンル、地域から検索できたり、サイト自体が非常に見やすいです。どこの県のとこの地域に寄付するのか、寄付金はどのようなものに使って欲しいのかなどまで選択できるようになっています。
さとふるを利用するメリット
・自分の所得から寄付金の計算が簡単にできる
・特産品の検索が非常にわかりやすく便利
・スマートフォンでも簡単にアクセスできる
「さとふる」
・ふるさと納税の人気ランキング人気ランキング
さとふるでの納税手続きと利用方法
① まずは会員登録
さとふるの会員登録は非常に簡単です。
② マイページでクレジットカード登録
会員登録が完了すると、マイページからクレジットカードの情報を登録できるので、まずクレジットカードの登録を先にしておくことをおすすめします。
③ 寄付できる金額の上限をシミュレーション
その後に返礼品の選択にいくと、クレジットカード情報を何度も入力する手間が省けます。お礼の品の選択は、寄付金額の計算を行って、寄付できる上限金額を算出してから行いますが、金額によっては何度も入力することになります。
寄付上限額の計算は所得から行われます。会社員の方であれば源泉徴収票があれば簡単に計算できますので、用意してみてください。
さとふるに記載されている、ふるさと納税の寄付額と収入・家族構成の例
※あくまでも目安となっているので、細かい控除の金額や上限金額に関しては、各自治体の税務署のお問い合わせいただけると間違いはありません。
- 家族構成:妻(会社員)、子ども3歳
- 年収:650万円
- ふるさと納税の控除上限額:約9万6,000円
- ※寄付金額によって実際の控除額は変動します
- 実際の寄付金総額:8万円
- 寄付先:2か所
(群馬県榛東村、長崎県松浦市)- 実質自己負担金額:2,000円
- 受け取ったお礼品:
- 美味しくて上州牛焼肉・すき焼きセット
JAより榛東村応援1.1kg×3セット- 八州高原自慢のコシヒカリ100%の
金芽米10kg×3セット- 養殖本まぐろ400g×2セット
④ 返礼品を検索する
商品のレビューもあるので、レビューをみて寄付するというのも一つの方法です。ランキングなどもありますので、ぜひ活用してみてください。
⑤ 返礼品に申し込み、マイページで配送予定や進捗を管理
さとふるのマイページで寄付情報管理
さとふるを利用するとマイページに寄付情報、配送のステータスなどが表示されます。寄付の詳細や、特例の申請についても書類をかけるようにPDFがダウンロードできるので、非常に便利です。
→ さとふるを利用する
ふるさと納税をしたときの確定申告
会社員でも副業をしていたり、個人事業主で確定申告を行う必要がある場合、ふるさと納税をおこなった方は、寄付の申告も合わせて必要になります。
ワンストップ特例制度で確定申告が不要
ワンストップ特例制度によって、5自治体までの寄付であれば、確定申告が不要になりました。その年の申請方法については下記になります。
寄付に対するワンストップ特例制度の申請方法
・寄付をおこなった年に確定申告の必要がない方
・1年間の納税先が5自治体以下の方
5自治体以下であれば、同じ自治体に6回以上ふるさと納税しても大丈夫です。
また確定申告をしない場合は、ふるさと納税のワンストップ特例申請書という書類の提出が必要になります。
全員が全員確定申告が不要になるわけではありませんので、確定申告が必要なくなったというわけではなく、注意が必要です。
申告特例申請書を出すと、所得税の還付が受けられなくなるので、節税を多くしたいという方は確定申告を普通に行うことをおすすめします。
ふるさと納税のおすすめの特典とランキング
Rplay編集部の独自の調査と編集部でふるさと納税をおこない、返礼品をいただいた結果、おすすめの返礼品をご紹介します。ふるさと納税の返礼品で悩んでいるという方は参考にしてみてください。
・下田の干物
・噴火湾のホタテ
・稚内のボタンエビ
・清水のエビスビール
・長野の信州サーモン
・静岡の鰻
・天草の活車海老
お肉や新鮮なお魚も良いですが、それだけに集中するとほぼ確実に食べきれない問題が発生します。友人と大人数の鍋などで消費するのも良いですし、実家の親に送るなど幾つか消費する方法がありますが、基本的にはビール、日本酒、干物などの日持ちするものを入れておくことをおすすめします。
また、商品によっては人気やシーズンなどにもよって配送予定日が大きく異なります。すぐ当月中に届くものもあれば数ヶ月待つというものもありますので、バランスを考えて注文することをおすすめします。
ふるさと納税するときのポイントまとめ
・ふるさと納税するときは、確定申告しない場合は特例申請書の提出が必要
・ふるさと納税は所得税の還付、翌年度の住民税の控除されるので節税になる
・お礼の品は乾き物、日持ちするものを混ぜるか、配送予定日で調整する
・ふるさと納税が便利なサイトは、さとふる
ふるさと納税がいまいち理解できないからやらないという方にはすぐに初めていただきたいと思います。ふるさと納税を始めるメリットが非常に大きいのです。
ぜひ、節税のため、返礼品をお得にもらうために、ふるさと納税をしてみてください。