「派遣社員・契約社員から正社員になるためにはどうすればいいですか?」そんな相談をよく受けます。派遣、契約社員から正社員になる時の働き方、考え方にはコツがあります。
派遣でよくあるのは事務、経理などの職種ですが、ここからどうやって他の職種に行けばいいのか。派遣社員、契約から正社員になるための派遣会社の選び方、考え方、コツについてご紹介します。
契約・派遣社員から正社員になれないことはありません。どうやったら正社員になれるのか考えて、行動すれば良いだけです。その方法についてを詳しく!
契約社員は正社員になれるのか?
契約社員から正社員になれないの?という質問が多いですが、結論としては「正社員になるためには働き方、成果で認められるしかない」ということです。
契約社員から正社員は転職で
周りの人に認められるくらいの努力をする必要があります。
言われたことばかり行うのではなく、自分で考えて仕事の提案をしたり、「こういうことをやっておきました」という相手の気づかない仕事を多く積み重ねることによって信頼をえていきます。
そういうエピソードはその会社でダメだった時でも転職の時のエピソードとして前職の話をすることができますので、転職時の面接官は納得してくれるでしょう。
契約社員から正社員になるまでの期間
もしその会社で正社員として登用されなくても、2、3年くらい努力して成果を残せば、他の会社への転職などで正社員になることもできます。
経理や事務だとしても少しでも他の周りの人の仕事をとって正確に仕事をこなして行けば、必ず他の人より成果を残していることになります。
契約社員でも仕事で信頼を得ることが大事
成果を残して他の人にも認められれば信頼・信用されますので、その信頼されるまでの期間だと捉えた方が良いでしょう。2、3ヶ月だけの努力ではその先本当にやってくれるかはわかりませんので、1年くらいは絶対に続けるようにしましょう。
まずはしっかり成果を残せるように努力しましょう。
契約社員でも仕事の幅を広げるためには
これまで述べてきているように、仕事で信頼をされるとより多くの仕事任されるようになります。最初からできないかもしれない人に仕事を多く任せるのは、よほど忙しい会社か、ブラック企業しかありません。
仕事でミスをしてしまっては普通は次の仕事に続かない可能性あるので、ある程度余裕のある会社でなければ難しくなります。
大企業であればある程度仕事が仕組み化されているので、分業制になります。そうすると仕事の幅が狭くなるように思いますが、自分の力で信頼を勝ち取って行けば仕事の幅は自ずと広がります。
仕事のできる人はどこの部署も放っておきませんからね。なので、仕事の幅を広げたい人は、まずは目の前の仕事で誰よりも成果を出すことを心がけてください。
派遣・契約社員で正社員登用で嘘はバレる
過去の経歴を盛ってどうにか正社員で登用されようとする人もいますが、「仕事のやって来たこと、成果、その成果をどのように生み出したのか、どのように再現性のある形にしたのか?」ということを聞くとバレてしまいます。
面接官も何人もの人に会っていますから、その辺の嘘は簡単に見抜かれてしまいますよ。
契約社員からの正社員登用
正社員と同じくらいの働き方、成果、その会社の文化があっているのであれば、会社や周りで働いている人から「正社員にしてみてはどうか」という話が必ずあります。
「派遣社員だから、契約社員だからこれくらいの仕事しかやらない、早く帰る」というスタンスの人で正社員になるというのは難しいでしょう。
契約社員のデメリットとは
契約社員でいるデメリットは、「いつ契約が終わってしまうかわからないから、給料が安定しない、生活が安定しない」からです。
給料が安定していないというのは精神的に辛いものです。家族ができたら給料が安定していないと食べていけるのか不安ですよね。
配偶者や子供も育てられませんし、何より自分としても不安の中働いていくことになります。契約社員でいるよりは正社員でいる方が安定は必ずえられます。
契約社員は転職に不利なのか?
契約社員が転職に不利ということはありません。
契約社員といえど色々な生活スタイルがあります。もともと「大手企業でバリバリ営業をしていた、仕事をしていたという人」でも意図的に契約社員になっている人もいます。
なので、過去の経歴や実績があるのであれば転職に不利になるということはありません。
契約社員でもしっかり仕事に向き合って、基本的な仕事であっても「自分にしかできないレベル」「その人にしかできないこと」を意識して仕事に取り組むと他の人よりも目立つことができるでしょう。
契約社員の5年ルールとはどういうこと?
法改正によって、近年で大手企業が契約社員から無期契約にしていくという流れが増えてきています。しかし
「契約社員として5年以上勤めているから、すぐにでも無期契約に転換してもらえる」と考えるのはちょっと早いのです。
通算契約期間のカウントは、2013年4月1日以後に開始する有期労働契約からが対象です。それ以前に開始した有期労働契約は、通算契約期間に含めません。
したがって、1年ごとの契約更新の会社であれば、通算で5年を超える有期契約が発生するのは、早くても2018年4月1日以降ということになるのです。
また、「無期契約=正社員」という誤解している人もいますが、この法律では、あくまでも有期契約が無期契約になるだけです。すなわち、「無期契約社員(または、無期パート社員)」という新しい身分の人たちが、生まれるということになります。
出典:http://president.jp/articles/-/20079
まとめ
契約・派遣から正社員になるための考え方やコツについてご紹介してきました。
契約・派遣社員から正社員になれないことはありません。どうやったら正社員になれるのか考えて、行動すれば良いだけです。
シンプルに仕事で成果を残せばいいので、その成果の残し方を考えてください。
契約社員・派遣社員の方には、正社員になれる可能性があるスカウトの多い転職サイトがオススメです。しっかり調整してくれる転職エージェントもいるので、スカウトをみて自分に興味ある職を探して見ることをオススメします!
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