年収が低い・・定期的に企業や業界水準の給与を知っておくべき3つの理由

生活する上で、働く上で給料というのは大切です。給料を構成するのには基本給、インセンティブ(実績に応じての成果報酬)、残業代、会社のボーナスなどが影響しています。

その上で、年収が上がらなくて困っている、自分は会社でかなり働いていると思うけど、実際自分の給料が適正な金額なのかわからない、自分の実力が業界でどのように評価されているのか気になるという方もいるのではないでしょうか。

今回は「自分の実力に対してどれくらいの給料が適切なのか」、と考えている方に年収をあげるためにまずは企業や業界水準を知っておくべき理由をご紹介します。

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企業や業界水準の給与を把握する方法

nayamu

企業や業界水準の給与を把握する方法はいくつかあります。

● 企業の採用ページの職種ごとにアクセスする
● 転職サイト、転職エージェントに登録して業界や企業ごとに見る

企業の採用ページを一ページずつアクセスして給料や業務内容を見るのは大変ですよね。採用ページにアクセスして探すのが面倒だという方には転職サイトや転職エージェントを経由することをおすすめします。

転職エージェントに登録するメリット

● 転職エージェント側が企業と給料、雰囲気などを調べて送ってくれる
● 企業を探す手間が省ける
● 転職エージェントによると転職祝い金がもらえる

転職エージェントに登録すると連絡がうるさいという方は、「この時間は連絡しないでください」、「連絡方法はメールアドレスのみにしてください」と明確に伝えておくと連絡手段を守ってくれます。

転職エージェントはどういうところがオススメなのかわからないという方は、こちらをどうぞ。

→ 転職エージェントのおすすめ・評判比較 

転職エージェント経由で現職企業からの提示金額が倍以上だった例

Twitterであった、現職企業に転職エージェント経由でもう一度応募をしようとしているエンジニアの男性。

その後、転職エージェント経由で現職の企業からのオファーがあり、その最低金額が今の年収の倍近くあったという例。

こういう例は一例ではありますが、このような事例が何故生まれてしまうのかというと、企業の評価制度がしっかりしていないと自分が考えている以上に年収や給料が上がりにくいものです。多くの企業で評価制度がしっかりしておらず、どこかしらに問題を抱えているケースがあります。

特に自分の働き方やスタンスに合わない評価制度の場合、お人好し的に仕事を抱えてしまうが、評価されないという事態に陥ることがあります。

そして、このような事例は多く、年収や給料がもっともらえてもいいのにその場にとどまってしまうことが多いのではないでしょうか。勿論居心地の良さなどもあるかともいますが、そのままでは将来的にどうなるかわかりません。だからこそ早めに行動を行うということが大切です。

 

ここからは、年収をあげるときに企業や業界水準の給与を知っておくべき理由についてご紹介します。

企業で酷使されているのがわかる

ビジネス

給料にもよりますが、1人の社員につき諸々のコストを含めて100万円程度がかかっていると言われています。

ですから、そもそも自分がそれ以上の価値を企業に提供する必要もありますが、それ以上に売り上げを上げているか、それ相応の仕事をしている場合、ある程度自分がどれくらい企業に酷使されているかが判断できます。

ブラック企業の判断も可能

違法な労働時間、労働時間に対して給料が低すぎるなどブラック企業の判断にも利用できます。自分が働いている企業が、明らかに労働時間が長かったり、基本給+「みなし残業代 」として給料を支払っている企業は少し危ないなどの判断ができるようになります。

早く実力をつけて、そういう企業から転職するためにも業界の水準や給料の水準を把握しておくことは大切です。

→ ブラック企業内の会話・シーン8つのあるある。ブラック企業診断シート付き 

自分の業界水準の実力が把握できる

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転職する際には自分のスキルを棚卸ししておく必要がありますが、定期的に自分のスキルチェックをして自分がどうなりたいのか目的や目標を書いておくと良いでしょう。そして、自分の棚卸しした実力・スキルがどのように業界や企業から判断されているのか気になりますよね。

転職する際に希望年収を伝えるときに利用できる

スキルの棚卸しをした後に、企業や業界の水準の給料の平均値などを調べます。そうすることによって、転職するときに希望の年収を出すことができます。

企業が提示する金額よりかけ離れた金額を提示すると採用されにくい可能性もありますし、ある程度水準に沿った金額を提示できます。

自分で一からスキルを調べたり、スキルチェックするのが面倒だという方は、自分のスキルを簡単に2,3分で入力して適切な年収を提示してくれる、またそれ相応の企業をご紹介してくれる無料サービス「 miidas 」を利用することをおすすめします。

→ インテリジェンスの転職・年収計算サービスMiidas(ミーダス)

自社の人がどれくらい給料を持っているのかわかる

ビジネス

転職サイトを見ているとその企業のモデルとなる人材の一例が掲載されています。

男性 28歳 / 中途2年目 / 年収720万

のように書かれています。こういう事例を見ていると自社の人がどれくらい給料をもらっているのか、ある程度把握できるようになります。

自社の評価制度の問題か、自分のスキルが足りないのかの把握

「 自分の給料が他の人と比べて安いのではないか」と考えたときにスキルがあるものの評価されていないパターンと、自己評価が高すぎるパターンにわかれます。ここを正確に判断しなければ転職するとしても給料が上がるのかわかりませんよね。

また、将来的にそのような自己評価が高い人は苦労することになるでしょう。

自己評価が高い人が将来苦労するポイント

● 年齢の割にスキルが伴わないので雇用しにくい
● 前職の年収を下げることができないので転職しにくい
● 将来必要とされる知識・スキルかわからないが固執している

自分の年齢でこのスキルで将来どうなっていくのか、将来このスキルは廃れることがないのか、冷静に判断することが大切です。自己評価が高い人はなかなか雇用しにくいのです。勿論自信を持つことは大切ですが、しっかりそれに伴ったスキルをつけておかなければいけません。

長期的に必要とされるスキルはプログラミング・英語

長期的に必要とされるスキルがわからない…。という方は、現在だとプログラミング学習と英語学習が人気で、この二つは将来的に使えるスキルとして伸びてきています。2020年国がプログラミングを必修化するため、若年層でもプログラミングは普及していきます。

例えば、今20歳前後で普通に一般職で就職してしまった人の給料を中学生、もしくは小学生でもクラウドソーシングなどを活用して、日本全国からプログラミングの案件を受注することによって越えていくという事例も想像できます。長期的に必要とされる知識やスキルを考慮して行動していくことの大切さはこういうところにあります。

エンジニアの給料の事例だと、プログラミング学習でエンジニアになると年収2倍などは良くあります。

→ 人気のプログラミングスクール徹底比較

→ 上場企業のエンジニアの給料

リアルタイムで市場価値を把握

自分と比較してこの人がこれくらいもらっているのに、何が足りないのかと自分で問題を把握できるようになることも合わせて知っておくと良いでしょう。

このような転職サイトのモデル掲載事例だけでは厳密にわからないという方も「 miidas 」はオススメです。

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